ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2000年12月30日土曜日

本日の収穫:Ghost in the Shell, Terry Gilliam The Directors

本日の収穫:観物

  1. 押井守 "Ghost in the Shell - 攻殻機動隊", バンダイビジュアル, BCBA-0246, 1995?
  2. The Directors "Terry Gilliam", 東北新社, TBD 8002, 1998

 めちゃ混みの石丸本店にて.『テリー・ギリアム』での登場作品は以下のとおり.

  1. 12 Monkeys,1995, *
  2. The Fischer King, 1991, *
  3. The Adventure of Baron Muenchausen, 1989, *
  4. Brazil, LD, 1985
  5. Monty Python's The Meaning of Life, DVD, 1983
  6. Time Bandits, LD, 1981
  7. Jabberwocky, 1978, *
  8. Monty Python and the Holy Grail, LD, 1975

* は未見作品. LD/DVD は所有作品.ただし,『Time Bandits』の英国盤 (?) LD は行方不明.イギリスの押井守と呼ばれている (をいをい) テリー・ギリアムだが,未聴 (観) 作品が多いなぁ〜.そうそう, Monty Python のコンプリート DVD ボックスが出ていて, LD 完全制覇できなかったワタシ (1, 2, 7, 8, 9, 10, 12, 14 のみ) としては買わねばの娘.

2000年12月27日水曜日

The Seven Dogs’ War

 押井守の 6 枚組を観終わる.やっぱ,何をやっても押井守は押井守だわ,という至極当たり前な事実を確認.収穫は,『パトレイバー』 2 本もなかなかイケてるが,最高に面白いのが『麿子』である.

2000年12月24日日曜日

●シアター松田:グラディエイター

 シアター松田では『グラディエイター』を観る.うーん,マルクス・アウレリアスって,『自省録』を書いたローマ皇帝だったよな,確か.ほんまに息子に暗殺されたの? リドリー・スコット監督ということで期待して観てみたが,うーん…… おっと,きょうはウテナ第三話を観なかったぞ.

本日の収穫:人生狂騒曲, カーディフ作品集, マトリクス

 話 (シアター松田オーナーや近藤大魔王など) には聞いていた「行列」が 1,580 円ということで,これなら一本持っていてもいいかと思っておったところなので,佳い機会でもあるし購入する.まぁ,基本的にこんな「ノ〜テンハイラ」系は買わない観ないんだけど,『ビバリーヒルズ・コップ I』衝動買いみたいなことも,「たまには」あるわけだわさ.

本日の収穫:観物

  1. Monty Python "Monty Python's The Meaning of Life", ソニー・ピクチャーズエンタテイメント, SUD-31196, 1983, 2000
  2. Jack Cardiff "Works", Vivaldi Four Seasons, Delius Orchestral Works 東芝 EMI, TOBW 3519, 2000
  3. "Matrix" ワーナー・ホーム・ビデオ, DL-WB 17737, 1999

 『マトリクス』は DVD-ROM 版とからしいが, Win 版のみとか.こんな屈辱的なアプリケーション,誰が実行するものか,バカモノめが.『人生狂騒曲』,わははははははははははははははは,とうとう出たぞ! わはははははははははははははは. 1983 年カンヌ映画祭審査員特別賞を受賞した名作である! LD を買い逃していたワタシには朗報である! これはシアター松田上映会でも使えるかも知れない.少なくとも近藤大魔王にはウケるだろうな.

 ジャック・カーディフの作品集は November 26, 2000 にシアター松田で雑誌上で見つけていたヤツ.リリースは Aug 9, 2000 である.ふほほほほ.やりおるの〜,東芝 EMI.ただし,お値段は税込み 5,040 円と,ちょい高め.ヴィヴァルディなんて要らないんですけど.んで,肝心要のディーリアスだが,中身は,というか,曲目は LD 版 東芝 EMI, TOLW-3612, 1991 と同じ.だがお値段は後者が税込み 6,000 円だったので,かなりお安くなった,ように見えるが,ヴィヴァルディなんぞおそらく一度しか観ないだろうと思われるので,体感 (脳感?) そんなに安くない.あとさぁ,オペラ映画『村のロミオとジュリエット』も出して欲しいですなぁ.

 ちなみに,ジャック・カーディフは「あらゆる時代を通じて最高の撮影監督」とか「色彩の魔術師」とか呼ばれているそうな.まぁ,基本的に「イメージビデオ」なんですけどね.演奏はバルビローリとビーチャムだから文句のつけようはないです.

2000年12月23日土曜日

本日の収穫:The Seven Dogs’ War

本日の収穫:観物

  1. 押井守 "The Seven Dogs' War", 監督全集【劇場アニメ編】 バンダイビジュアル, BELL-942, 1996

 だいたいが『迷宮物件 File 538』を観たかったのだ.確かに『迷宮物件 File 538』単発も出品されていたが,これがバカ高い.どうせならこっちの方がエエわいな.とりあえず「観たい」ので,別にオリジナル云々にはこだわらないし.まぁ『天たま』は ダブッちゃった けどさ.

 キネマ旬報 ,1996 No. 1204, 臨時増刊 10 月 26 日号,「押井守全仕事」号表四の広告によると, 1996 年 10 月 25 日発売で,一年間の期間限定商品.カラー / 616 min / CLV 6 枚組.

  1. "うる星やつら オンリー・ユー", ノーカット版, 1983
  2. "うる星やつら ビューティフル・ドリーマー", 1984
  3. "機動警察パトレイバー劇場版", 1989
  4. "機動警察パトレイバー 2 the Movie", 1993
  5. "Maroko 麿子", 1990
  6. "天使のたまご", 1985
  7. "迷宮物件 File 538", 1987

 オマケがけっこう付いている.

  1. 樋上晴彦コンセプチュアル Photo-CD "The Dog's Eye"
  2. 川井憲次スペシャル Music-CD "The Dog's Ear" (新曲 + 未収録曲)
  3. ブックレット 24 ページ

 なんてところだが,いちばんのオマケは「すべて,ニュープリント,ニューマスタリング」かつ『Maroko 麿子』以外はビスタサイズっちゅーことだろうか.と言っても,おれが劇場で観たことあるのは『Beautiful Dreamer』だけ (もしかしたら『Only You』も劇場で観てるかも知れんが),レンタル等で観たのは『天使のたまご』と『迷宮物件 File 538』,『Only You』ぐらいで,この 4 本はどこが違うんか判らんかった (笑).ただ,レンタル・ビデオでは『天たま』と『迷宮物件』はモノラルだったような記憶がある.『天たま』 徳間コミュニケーションズ, 88LX-6, も,音は疑似ステだし.

 ブックレットによると, "Beautiful Dreamer" の LD は一度 (1992 年 4 月) に再発されているらしい.おれの持ってるの (東宝, TLL 2001) とは,ジャケットの絵柄が違う.

 ところで,なぜか DVD リリース予定のない "Beautiful Dreamer" だが (1, 3, 4 は出てるのに,なぜ?),米盤が存在する.

  • Urusei Yatsura Movie 2"Beautiful Dreamer", U. S. Manga Corps, USMD 1728, ISBN1-56219-728-2

 リージョン・フリーで英日二カ国語収録なのは佳いが,これ,「欠陥商品以前」である.画面右上にときたま黒い丸が出るのは,まぁ佳しとしよう.問題はだな,こいつ, エンディング・クレジット (と背景) をばっさりカットしてあるのだ.松谷祐子のテーマ曲は鳴っているのだが,ここで映し出されるのは米版のクレジットなのだ.当然背景の友引高校の俯瞰図は出てこない.最後の校舎の遠景が出てきて,ようやく完結する (というか,新たに始まる) というのに,これではブチ壊しである.まったく,ヤンキーのやることっつったら,もうしょうがねぇな.誰かまともなヤツはいなかったのかよ.

2000年12月18日月曜日

本日の収穫:銀河鉄道の夜

本日の収穫:観物

  1. 杉井ギサブロー, ますむらひろし, 別役実, 細野晴臣, "銀河鉄道の夜", パイオニア LDC, PILA-7058, 1996

 1985 年作品.劇場で 6 回 (12 回?) は観た作品である.まぁ,どれだけ探したことか.ちなみに,本 LD はワイド版.リリースされたのは 1996 年 9 月 21 日? やっぱ,これはエエわ.ワタシ的にはベスト・アニメだね (っつーほど観てないけど).そりゃ『Beautiful Dreamer』もこれと並ぶけど (というか,シナリオというかストーリーというか,そっち方面ではこれに勝てるものはない.ただし,音楽と絵は,ワタシ的にはランクはずっと落ちる),脚本,音楽,絵まで含めると,こっちが勝つもんな.でも,やっぱ「かほる」と「た〜ちゃん」のあだち充的な絵は気になるけど.

 当時から気になっていた,カンパネルラとの離別のシーン,記憶では,

  1. カンパネルラが背を向けて歩み去っていく,
  2. カンパネルラがこっちを向いたまま小さくなっていく,

の 2 パターンあったが,この LD では 1) のパターン.

 脚本は別役実で,これを観てから別役戯曲作品をいろいろ勝って読んでみるはめになったという.その絡みで別役童話や別役エッセイにも手を出す.とにかくこの人の本は面白い.言葉に酔えるというか,言葉の変容過程が見える.ほとんど原作通りで,むしろ台詞は削る方向なのだが,唯一「盲目の無線技師」のエピソードだけは追加もの.この老いた無線技師は,死者の声を聴き取る人なんだが,やっぱ『街と飛行船』の無線技師と無関係ではないんだろうな.他に,あちこちにばらまかれている,原作にはない「死の予兆」はけっこう目立つ.割りと赤裸々に語られるので,余計に目立つことになる.

 細野晴臣の音楽だが,サントラ盤 (?) も持っているが,ワタシ的にはほとんど屑しかないアニメ音楽 CD の中で,『Lum the Forever』と並び稀有な例外.今でもときたま聴く.さすがに DX のサウンドは,今聴くと些か古いが.

 オブザーバ (?) のような立場で天沢退二郎が絡んでいるらしく,クレジットに名前が出てくる.信頼度アップ.

 原案のますむらひろしのコミックには,最終稿篇とブルカニロ篇の 2 種類があって,映画は最終稿篇に添っているんだけれども,ブルカニロ博士の方もなかなか捨て難い味がある.

 声では,田中 (藤波竜之介) 真弓と常田富士男が大活躍.イメージソングを歌っていた中原香織も「かほる」役で出てるんだけど,なんか老けた声だな.あと,戦メリーにも出てた金田龍之介という名前が.

 もちろん,宮澤賢治の原作 (最低でも最終稿) も必読だが,

  1. ますむらひろし, "イーハトーブ乱入記" ちくま新書, 1998, ISBN4-480-05756-0
  2. 入沢康雄, 天沢退二郎, "討議『銀河鉄道の夜』とは何か" 青土社, 1976, 1990, ISBN4-7917-5077-2

を読んでおくと,もっと面白い.

 絵というか背景の街並みはスペインかイタリアの田舎街のようなイメージ. オリバー・サックス, "火星の人類学者", 早川書房, 1997, ISBN4-15-208071-X, に出てくる,「夢の風景」画家フランコ・マニャーニ描くところのポンティトみたいな感じ.ひじょうにノスタルジックなイメージを掻き立てる.

2000年12月13日水曜日

森高千里のバック・バンドに河野伸

 何の気なしに 森高千里 "古今東西" 鬼が出るが蛇が出るかツアー, ワーナー・パイオニア, WPLL-8122, 1991, を掛けていて仰天.クレジットに「キーボード,ギター 河野伸」と出てくる.え”,この河野伸って,もしかしてあの河野伸なんかいな? と思って,全編通して観るも,当然のごとく,森高の映像にバックバンド (Janet Jacksons) のメンバーなどほとんど出てこない (笑).うーみゅ,このまま謎で終わるのかと思っておったら,最後にメンバー紹介があって,やっと確認できた.やっぱ, あの河野伸 さんやがな〜〜〜!

Janet Jacksons

  • 松尾弘良 : gtr
  • 吉岡誠 : drms
  • 横山雅文 : bs
  • 河野伸 : kbds, gtr
  • 前嶋康明 : kbds

 Spanks の前は,こんなこともやってたんですね〜 (この LD は 1991 年のやつ.同年か前年の中野サンプラザでのライヴ.ツアーの追加公演だったとか).

 ちなみに, Spank Happy は 「裏ドリカム」とか「暗黒ドリカム」 とか言われていたトリオ (原緑,菊地成孔,河野伸) で,あたしゃ大好きなんでございます.捻りまくりった歌詞 (絶対に裏の意味がある),一聴耳に優しいが,実はとんでもなく癖のある凝りまくったサウンド (変拍子含む),脳天唐竹割りの超高域のヴォーカル,豪華なバックのメンツ (ティポグラフィカからグラウンド・ゼロまで!),しかもそれでいて超ポップ! なんでこれが売れねぇ (売れなかった) のかな〜?

 LD の A 面 1 曲目は『鬼たいじ』という曲だが,これの替え歌『蟲 (バグ) たいじ』を作って会社 (旧広島大千田町キャンパスの裏手に在った) で歌っていたのも遠い昔の話ではある.

 余談:『鬼たいじ』は,なかなかに悲壮な歌である.だって「桃太郎がいないから」,わたしが犬と猿と雉を連れて鬼退治に出かけるというんだぜ.鬼を退治できるのは,桃太郎みたいに状況の外にいるヤツでないとダメなのは明白.それにも関わらず退治しに行かにゃならんわけで,そりゃ「たいへんだ」.負けると判って「タチムカウ」ですな.そう,再び帰ることはないのだ.あと,『夜の煙突』もヘンな歌だ.お仕事が終わったあとの楽しみは「ポッケに隠れている君とデート」っつーんだけど,この「君」ってなに? どうも,あまりエエものには思えないんだけど.執拗に繰り返されるリフレインの「梯子を登る途中で振り返ると君の家の灯が見える」も意味有り気だ.この「梯子」は当然「夜の煙突」に掛かっているんだけれど,この煙突の天辺は何処に続いているのか? そりゃ,天に続いているに決まってるぢゃん.だから,これは天国への階段なのだ.振り返って君の家の灯が見えるとき,「ぼく」は現世からあの世への分岐点または峠を越しつつあるということになる.

2000年12月12日火曜日

本日の収穫:天使のたまご LD

本日の収穫:観物

  1. 押井守 "天使のたまご", 徳間コミュニケーションズ, 88LX-6, ?

 某オークションでの戦利品. August 11, 2000 の CD 菅野由弘 水に棲む, 天使のたまご音楽編, 徳間ジャパン, TKCA-71938, 2000, に引き続き,ようやく本編を入手.はふぅ.

2000年12月9日土曜日

本日の収穫:グラゴル・ミサ, タラス・ブーリバ, カルミナ・ブラーナ, 尼僧ヨ アンナ

本日の収穫:観物

  1. Janáček "Glagolitic Mass, Taras Bulba" Benackova, Drobkova, Kundlak, Kopcak, Noumann, BMG, 09026-61165-6, 1986, 1987
  2. Orff "Carmina Burana" Battle, Ropardo, Allen, 小澤征爾, PH, PHLP-9041, 1990, 1996
  3. "Matka Joanna od Aniolow (尼僧ヨアンナ)" オーマガトキ, OML-2038S, ?

 すべて LD だが,この「先がない」 LD をぽつぽつ買ってるんけど,どーなるんでしょうねぇ,まったく.予備のプレイヤーも手配しておいた方が佳いのかな〜? いずれはデジタル保存する手段を考えねばなりませんね.

 ノイマンの『グラゴル・ミサ』と『タラス・ブーリバ』のカップリングは輸入盤で,えらく安価かった.お国もののライヴである.

 小澤の『カルミナ・ブラーナ』だが,テンポ揺れすぎ (速い部分が速すぎる).ただし,たいそう元気なのは佳い.独唱陣はおおむね健闘してる.アレンさんは可もなく不可もなく.テナーのフランク・ロパードさんはファルセットにもめげず大健闘.だが,やっぱキャスリーン・バトルさんとは相性最悪.つまり,嫌い.こういうズリ上がり系のソプラノはもっとも苦手とするところ.なんで,すぅっとまともな音程に入ってくれないのかね.それから,『カルミナ・ブラーナ』はイタロのオペラぢゃありませんよ,バトルさん. CD (小澤の新しいやつ) ではソプラノはグルベローヴァだったんだよな,確か.こちらは 1989 年大晦日のベルリンでのライヴ.ちなみに合唱で日本の関屋晋率いる晋友会合唱団が大挙して参加.人気商売とは言え大晦日の夜遅くまでお仕事とは,ご苦労さまです.

 やはり買ってしまった『尼僧ヨアンナ』,原作はヤロスラフ・イワシュキェヴィチ. 1961 年のポーランド映画でモノクロ.同年のカンヌ国際映画祭審査員特別賞を受賞しているとのこと.うーむ,恒文社の「東欧の文学」シリーズ (カザンサキスの『その男ゾルバ』とかカリンティの『エペペ』とかが入ってる叢書ね) に入ってたかな〜? ちなみに,オカルトというか「悪魔憑き」をネタにした映画である.が,『エクソシスト』なんぞを連想しないように.

2000年12月5日火曜日

本日の収穫:ショルティのフィガロの結婚 at オペラ座, 1980

 たまたまドリームライフ本拠地に在庫があるのを確認したので,中古探しを中止して新品を発注していたのが届く.む,すでに DVD 持ってるのに,何故また LD を,だって? ちっちっち.そんなことではポップさんファンとは言えませんぜ.

本日の収穫:観物

  1. Mozart "Le Nozze di Figaro" Bacquier, Janowitz, Stade, Popp, Moll, Solti, Dreamlife DMLB-29, 1992

 演奏自体は 1980 年 7 月 14 日,パリ・オペラ座.で,ポップさんとヤノヴィッツさんは,この二ヶ月後,ベーム率いるウィーン国立歌劇場引越し公演で伝説的な名演を披露することになる.

2000年12月3日日曜日

本日の収穫:クライバーのラ・ボエーム at スカラ座, 1979

本日の収穫:観物

  1. Puccini "La Bohème" Cotrubas, Pavarotti, Popp, Saccomani, Nesterenko, Kleiber, Zeffirelli, Bel Canto Society BCS-0699, 1999

 ソースはたぶん Opera Video 101 と同じ.だが,音質画質ともに格段に向上.もっともかなり盛大なヒス・ノイズとか入ってるし,お世辞にもコマーシャル・レベルとは言えないが,ずっと観やすく聴きやすくなった.ポップさんのムゼッタは第二幕から登場するが,いきなり真っ赤な衣裳で目に付く.声の輪郭のせいでアンサンブルの中でもすぐ判る.主役のコトルバス姉さんを喰ってるような気がせんでもないが.しかしながら,姉さんの名誉のために付け加えておけば,姉さんがスカラ座で『椿姫』のヴィオレッタでデビューしたときは,カラスの代役の代役だったそうで,このときに凄い伝説を作っている…… ヴィスコンティの『椿姫』でシーズン幕開けを飾るはずの初日 (月曜) の 3 日前 (金曜) にマリア・カラスも代役も病欠で歌えなくなり,困りきったスカラ座はグラインドボーン近郊のマダム・コトルバスの家に電話を入れた.

しかし彼女はロンドンにショッピングに出かけており,彼女の夫は風呂に入っていたので一回目の電話に出損ねてしまった.それでもついに,どうやら話が通じ,コトルバス氏はスーツケースを詰め,中に『椿姫』のスコアをつっこんで,急ぎロンドンに向かった.

 ロンドンで落ち会った二人は,ミラノ行きの最終便の出発時刻ぎりぎりに,ヒースロー空港に到着したが,この最終便が,霧のため,欠航となってしまった.翌朝,つまり土曜の朝,霧はいよいよ深まり,ヒースローを発つことになっている便のすべてが欠航の止むなきに至った.二人は,引き続き空港近くのホテルに待機した.日曜の朝が明けた.ヒースローの霧は晴れたが,今度はミラノのリナーテ空港がすっぽり霧に包まれてしまった.

 両方の空港が共に晴れ上がったのは,月曜日,上演の当日になってからだった.二人がようやくミラノに到着すると,空港には,パトカーまで含んだ,ものものしい自動車行列が待ち受けていた.先頭の車には,ミラノ市長,スカラ座総裁ギリンゲッリ,だいぶ気の立っているようすのヴィスコンティらが乗り込んでいた.一行は,がらすきの道路をひた走った (わざわざ通行規制がしかれていたのである).一回きり,それも難しい箇所だけのリハーサルがすむと,マダム・コトルバスは衣装をつけ,そのまま一分の休憩もなしに舞台に立った.そして, 24 回のカーテンコールを受けたのである.

ヒュー・ヴィッカーズ,井口百合香 訳『珍談奇談オペラとっておきの話』 音楽之友社, 1982, ISBN4-276-35044-1, pp.120-121.

 やっぱ.『ボエーム』はコンパクトで佳いねぇ.ところで,カラヤンの『ボエーム』の LD (パヴァロッティとフレーニのやつ) を持ってるつもりだったが,今探すと,ない.ううみゅ.あの映像の記憶ははたしてどこから? もしかして,この記憶はおれの記憶じゃない?

2000年11月30日木曜日

本日の収穫:George London - A Celebration -

本日の収穫:観物

  1. "George London - A Celebration -" Gedda, Popp, Troyanos, Gruberova, Malfitano, Estes, Araiza, Ghazarian, Moser, Rysanek, King, Video Artists International, 69224, 1984, 1999

 で,問題はコレである. Amazon とかで検索掛けると出てくるので,存在は知っておった.しかし, VHS video っつーのが,今一踏みきれずに発注してなかったのであった.おまけに,何を勘違いしてたのか, PAL だと思い込んでいたので買っても観ることはできないとか考えていたのだった.で,店員のお兄ちゃんに聞いてみると,「問題ないですよ」とのこと. CD ("George London und seine Freunde") の方も持ってるけど,そんならまぁエエかということで購入.安価かったし.

 1984 年 6 月 21 日のジョージ・ロンドン・ベネフィット・ガラのライヴ映像で,御大も,ドン・ジョヴァンニとボリス・ゴドゥノフで朗々たるバリトンを響かせているテレビからの映像を 2 曲収録している.御大は,この翌年亡くなっている.ポップさんの曲に関しては,スザンナとアラベラで CD と同じ. VHS の方はトータル 127 min で,曲はいくつかカットされている.キャプションはドイツ語.オケのみの「ドン・ジョヴァンニ」序曲で始まって,トップバッターはゲッダ.さすがに年取ったが,声は若々しい.二番手がポップさんでスザンナのアリアを.次がトロヤノスで『ティト』から.うーん,老けたなぁ…… グルベローヴァはオリンピアのアリアで快調なところを魅せるが,これは曲が詰まんねぇ.だけど歌唱はさすがで拍手が鳴り止まず, 3 回舞台に呼び出される.エステス,マルフィターノ,ヒンターマイヤーの三重唱で盛り上がる.アライザが抒情たっぷりのレンスキーのアリアを歌ったあと,ガザリアンとのデュエットでポップさんが再び登場.見事な歌唱で,これまた 3 回舞台に登場.再度ゲッダが登場してカヴァラドッシのアリアを熱唱.まだまだイケまっせ.モーザーのオランダ人の舵手の歌のあとは,このライヴの仕掛け人リザネクがキングとつるんでヴァルキューレの第一幕のフィナーレを.観客大熱狂.最後にメンバーがみな出てきた中をロンドン夫人が登場してきて,観客から花束を受け取る.エエ光景やなぁ.

 この頃のポップさんは,まだ叔母さん眼鏡を掛けてない (笑).舞台姿も 『ルチア・ポップの想い出』 の 4 年ほど前なので,青木さんは必見である (笑).

2000年11月29日水曜日

尼僧ヨアンナの中古 LD 発見

 今思い出したが,ポーランドの作家 (名前ド忘れ) 原作の『尼僧ヨアンナ』の中古 LD を見つけたのだが,これ,買ったもんだろうか……?

2000年11月26日日曜日

●シアター松田:アイアン・ジャイアントとか

 100 インチ・インスペクタを背景に記念撮影など,おバカに走りつつも,『アイアン・ジャイアント』,『ウテナ』第二話などを観る.『アイアン・ジャイアント』はアメリカ産で,およそ 30 年前のテッド・ヒューズの脚本をアニメ化したとか.単純明快で判りやすいのは佳いが,判りやす過ぎ.この設定では,舞台は「ミオ」みたいに抽象化せんとやれんぞ.小学生向けとは (危なくて) 言えん.大人向けじゃの.

 Hi-Vi の 2000 年 10 月号を観て仰天.なんと,カーディフ撮影のディーリアス名曲集が DVD で出てる! どひゃ〜〜〜〜.これは絶対 DVD では出やせんと思っておったが,やりおるの〜,東芝 EMI,ふほほほほ.これはご祝儀代わりに買わねばなるまい (LD 持ってるけど).

 セッティングを済ませて,まずは RCC 放映分の『夏の歌』を掛ける.泣く. 97 年末の Ponta Box with 美奈子御大のちょいライヴのエアチェック・テープを掛ける.泣く.んで,最後は LD プレイヤーとの接続チェックだが, S 端子に繋いだ画像が出ない.このデッキの S 入力は S1 対応だが,そのせいか? 佳く判らんので RCA で繋いで事なきを得る.〆は Godley & Creme の "History Mix includes Cry" である.泣く.

You don't know how to ease my pain, you don't know, You don't know how to ease my pain, Don't you hear any voices crying, That's the sound of our love dieing. Here comes the rain.

2000年11月25日土曜日

本日の収穫:ニュールンベルクのマイスタージンガー

本日の収穫:観物

  1. Wagner "Der Meistersinger von Nürnberg" Weikl, Schenk, Jerusalem, Haeggander, Clark, Schiml, Prey, Stein, PH, PHLP-9012/4, 1990, 1995

 『マイスタージンガー』は 1984 年のバイロイトのライヴ.ウォルフガング・ヴァーグナーのプロダクションのプレミエは,これの 3 年前. NHK FM で流れたのでエアチェックして聴いておった.マーク・エルダーが振った年の放送である.これと主要なメンバーはほとんど変更なし.指揮はシュタインでこれまた文句なし.観始めてから気付いたが, 3 枚組でトータル 4 時間半という長丁場.おお,こんなに長かったんか.ヴァイクルは,さすがに声が佳いな.イェルザレムのヴァルターも若々しくて佳い.ちょっと頼りなさ気なところなど,ええ感じである.エヴァのヘガンダーさんだが,ルックスは可愛くて佳いのだが,声量がないのと声の輪郭がぼやけてるのがちょっとな〜.んで,ベックメッサー役のプライだが,さすがに上手いな〜.ベックメッサーは仇役でこてんぱんにやられてしまうんだけど,この演出では,ヴァルターが優勝を決めたあとのザックスの説教で,その最後でベックメッサーとザックスが握手するシーンがあって,ちゃんと和解したことが判るようになっている.うんうん.全音階の洪水は非常に心地佳い.エンディングでは,やっぱ感動してしまうのであった.

 初めて聴いたときは,ヴァルターの歌よりもベックメッサーの方が数段佳いように聴こえたのだが,今聴くとヴァルターの方もなかなか佳いではないか.ちょっとプッチーニ掛かってるけど.

 しかし,ザックスの最後の説教は,やっぱ取りようによってはアーリア第一主義に利用されかねないかも.歌合戦の勝者がポーグナーの娘エヴァを獲得できるっちゅーのもフェミニストに取ってはとんでもない話かも知れぬ.

 さて,ここで質問.第三幕の歌合戦でベックメッサーとヴァルター各々が歌う歌だが,ストーリーからすると,これはどちらもザックスのメモを下書きにしている.それにも関わらず,ベックメッサーの歌があんなにシュールになっちまったのはなぜか?

2000年11月24日金曜日

LD 三昧

 24 日は爆睡.起き出したあとは, Police, Talking Heads, 吉田美奈子,プロジェクト A 子, Bananarama (Venus 他), Siouxsie and the Banshees の LD を続けざまに観る.沼澤時代の美奈子さんのライヴは,中西康晴のピアノが強力で,これはこれで佳かったなぁ〜.んで,やっぱ B 面だね.このワザは唯一無比である.

2000年11月18日土曜日

LD 三昧

 その後は押井守作品を 3 本 (『Beautiful Dreamer』『紅い眼鏡』『ケルベロス』),ついでにテリー・ギリアム『ブラジル』をぶっ続けで観て,へとへとになる.

2000年11月12日日曜日

お休み中の収穫:ソフト・セル, モーツァルトのアリア集

お休み中の収穫:観物

  1. Soft Cell "Non-stop Exotic Video Show", ポニー, G78M0022, 1982
  2. "Mozart's Greatest Operas", 日本クラウン, DMLB-5001, 1991

 Soft Cell は,デイヴ・ボールが作るへなちょこ (誉め言葉) な音群の上をマーク・アーモンドの殺人ヴォーカルが飛び回るというスタイルは相変わらずで,その上に映像はグロテスクでキッチュ.いやぁ,ビザールでござ〜るというわけで,これは掘り出し物.

 モーツァルトの方はいわゆる 5 大オペラのアリア集.われらがポップさんも例のショルティが振った『フィガロ』の 1980 年パリ・オペラ座公演から 1 曲. 5 大オペラっつっても,収録されたソースは『フィガロ』が 1976 年のコミッシェオーパーと 1980 年パリ・オペラ座,『魔笛』が 1976 年のライプツィヒ市立歌劇場の公演,『コジ』が 1983 年のドレスデンのシュターツオーパーの公演 (指揮はハンス・フォンク),『後宮』が 1976 年のドレスデンのシュターツオーパーの公演 (指揮はブロムシュテット),『ドン・ジョヴァンニ』が 1977 年の DEFA 制作の映画版 (指揮はスウィトナー)と 1968 年の旧東ドイツ制作の映画版 (指揮はマズア) と,ごたまぜ状態.音質はおしなべて佳くない.

2000年11月3日金曜日

The Whole Story 持ってない

 他にも Soft Cell の LD などを買ったが,これは既存の LD と一緒に発送したので,今日はまだ手元にない.んで,肝心要の Kate Bush "The Whole Story", は持っていなかったことが判明.くくくく.

2000年10月11日水曜日

本日の収穫:センシュアル・ワールド, レッド・シューズ

本日の収穫:音観物

  1. Kate Bush, "The Sensual World The Video", (センシュアル・ワールド), 東芝EMI, TOLW-3189, Jul 27, 1994
  2. Kate Bush, "The Line, The Cross & the Curve", (レッド・シューズ), 東芝EMI, TOLW-3198, Dec 14, 1994

 某オークションにて,ようやく発見捕獲したもの. "The Hair of the Hounds" 以来,映像版からご無沙汰していたのだが,やっと観ることができた.しかも,売り手の Y さんとは, Kate Bush ネタで妙に盛り上がってしまう.

 『センシュアル・ワールド』の方は頭にロング・インタビューがあって,あとクリップが 3 本.タイトル曲 "The Sensual World" のみょ〜〜んと延びる音に包まれると気持ち佳い. "Love & Anger" では,なんとデイヴ・ギルモアの変わり果てた姿にお目に掛かれる.おめぇ,いつからグレッグ・レイクになったんだ? ラストの "This Woman's Work" は力が入っていて掌編映画とでも言うべき内容.ストーリーは,オムニバス『アリア』のケン・ラッセルのやつ (『トゥーランドット』) を裏返したと思えば判りやすい (?).音楽は淡々としているのだが,映像の方は,表現は抑えているのにも関わらず激情的.

 『レッド・シューズ』の方は,なんとコンセプト・アルバムの通り,全曲を通して短編映画 (約 45 分) になっちょる.まるで Genesis の "The Lumb lies down on Broadway" である.というか,むしろ,こちらの映像版の方が基本であって,音の方は派生物なのかも知れん.ストーリーはグリムのお伽噺がベースだが,それに,ユンクの影がちらほら.強調してあるのは「関係」.もしかして,ウィリアム・メインもイメージ的に関係ある? しかもベースが残酷ものなので,映像は暗めだしアグレッシヴ.リンゼイ・ケンプが出てくるというオマケ付き.こりゃ,やっぱ音だけ聴いてたら判らんわな.こういうのを「頭をぶん殴られる映像」と言うのだ.

 帯に曰く『"赤い靴 (レッド・シューズ)" によって導かれる狂気にも似たダンスの世界……』.まぁ,そうなんだけどさ,なんでそう即物的に解釈するかな.ダンスは "赤い靴" の派生物だからエエとして,「狂気」なる言葉で形容される世界を導入する "赤い靴",この「赤い靴」にまで矮小化されたものが,いや,そこまで矮小化しないことには手に負えないであろうナニモノかを感じ取る感覚が残されていることを確認すれば,それでエエのだ.

2000年10月9日月曜日

●シアター松田:ムトゥ踊るマハラジャ, 親指ウォーズ, ウテナ

  1. ムトゥ踊るマハラジャ
  2. The Thumb Wars
  3. 少女革命ウテナ,テレビ版第一話

 The Thumb Wars は,親指人形 (のようなもの) で The Star Wars のパロディ版をやるという大馬鹿もの (誉め言葉).あたしゃ Star Wars なんて観たことないので,細かい所は判らないのだが,基本的にバカ路線で大笑い.アメリカ人の考えるこたぁ,まったく.\(^O^)/

 ウテナは,オヤヂには辛い絵だが,これ匂う匂う,高取英の匂いがぷんぷん. J. A. シーザーが音楽やってるというのは伊達ではない.しかし,シーザーの音楽が全国のお茶の間に流れたのだろうか. \(^O^)/ そんなら, Magma の音楽が流れても,もうダイジョブだね.もう,クリスチャン・ヴァンダーが音楽書いた『トリスタンとイゾルデ』放映してもエエんでないかぃ? しかし,なんだねぇ,女性の男装って,古びないんだね〜.

 スーパースター・ラジニ・カーント & ミーナのコンビによる『ムトゥ踊るマハラジャ』は,延々 3 時間の長丁場. 3 時間というと,『薔薇の騎士』全曲休憩なしと同じくらい.でも,おもろい (で,インドでは太めが基本?).基本的にフィガロ + 貴種流離譚 + 禅譲 + 水戸黄門 / 木枯紋二郎の超娯楽大作.しかし,インドの小室哲哉,インドのスピルバーグはねぇだろ,ヤンキーなんてインド行ったらメロメロぢゃねぇか > リチャード・T・コンロイ, "インド展の憂鬱".マサラのパワー (チベットの密教芸術の凄まじいパワーを見よ) に比べたら,西欧文明とその尻にくっついてる隷属国なんて,屁の河童でしかない.なんてたって,アガルタを隠し持つ謎の国だからね〜.ミーナが 9 種の古典舞踊の訓練を積んでいるのには納得.さすがにピタリと決まる.途中,「マハーバーラタ」が出て来ていたの気付きました?

 音的には,以前,ホルガー・シューカイが『ペルジアン・ラブ』のヒットを飛ばしていたので,それを聴いていれば違和感はない.ただ,ビートはもっと単純になってるな.

 しかし,空気が違うね.始めの方のモブシーンで自転車の大群が出てくるのにはびっくり.そういや,大昔,シンガポールでインド映画 (だったと思う) のテレビ放映を観たが,あれも凄かったよな.なんつーか,世界が違うんだよな〜.

2000年10月6日金曜日

本日の収穫:クライバーのラ・ボエーム at スカラ座, 1979

本日の収穫:観物

  1. Puccini, "La Bohème", Cotrubas, Pavarotti, Popp, Keiber, Opera Video 101, ?

 1979 年はスカラ座のライヴ映像.某オークションで競り落としたもの.パッケージのクレジット観ると, Mar 30, 1979 の Recitative 盤Mar 30, 1979 の Melodram 盤 と同じ日の収録らしいが,まぁ,当てにはならんからな〜.映像そのものは松下さんのチェック通ったから,たぶん問題なかろう.ま,錦糸町 100 インチシアターで観てみようっと.

 Carlos Kleiber website によれば,NHK-TV Broadcast on 22 December 1979 とのこと.これは知らんかったなぁ〜.まぁ, Wiener Staatsoper の来日はその翌年だからしょうがねぇけど.

 ちなみに,だけど,映画『レナードの朝』で,アンソニー君が「世界で最も美しい音楽」と言って,第一幕のデュエット "O soave fanciulla 「愛らしいおとめよ」" のレコードを掛けるシーンがある.いや,佳いんだけど,「世界で最も美しい音楽」とまで言われるとね〜.『村のロミオとジュリエット』のエンディングとか,『薔薇の騎士』の最後のデュエットは? とかツッコミを入れたくなってしまう.でも,声楽を「最も美しい音楽」とするセンスは誉めてあげよう,って,何を偉そうに言ってんだか.ま,それはともかく,「ラ・ボエーム」って,どうしてもアニメの『フランダースの犬』を連想させるんだよな〜.まぁ,ミミはネロより救いはあるけど.それにしてもネロは救いがねぇよなぁ〜.アロア,なんとかしちゃれよ.で.「美しい」と言えば第二幕の「ムゼッタのワルツ」も佳いじゃん.なんでか?(サラ・イイネス風に) ポップさんが歌ってるからに決まってるぢゃん (笑).いや,それは別にしても,希代のメロディ・メイカー,プッチーニは,メロディラインが降りてくるところがいちばん綺麗なんだよね.ツボをばっちし押さえてますね.

2000年9月28日木曜日

拝借もの:la fillette révolutionnaire Utena: 天使創造すなわち光

本日の拝借もの

  1. 少女革命ウテナ   la fillette révolutionnaire Utena: 天使創造すなわち光, キング, KICA 389, 1998

 松田図書館長「こんなんどう?」.思わず仰け反る.コーラス:東京混声合唱団,演劇実験室 万有引力,音楽: J. A. シーザー! というわけで,とうとうシーザーの音楽を聴くことになってしまった.いやぁ,これが凄い.もう,アングラの匂いがぷんぷん.故意に合わせることを避けまくったコーラス (しかも薄い) がメインで,頭を抱えそうな歌詞を歌う.これはもう暴力である (笑).基本的に, 1992-4 年の万有引力公演で使われた既成曲を使用しているので,ある意味,ベスト盤と思えなくもない.

2000年9月24日日曜日

本日の収穫:天地創造,村のロミオとジュリエット

本日の収穫:観音物

  1. Haydn "Die Schöpfung", Blegen, Moser, Moll, Popp, Ollman, Bernstein, ポリドール, WOOZ 24027/8, 1986, 1988
  2. Delius "A Village Romeo and Juliet", Harwood, Tear, Shirley-Quirk, Davies, EMI, SLS 966, 1973

 ユニオンにて.ハイドン『天地創造』は,待望の ポップ さんのヤツ (LD).メンツは CD (レコードも?) と同じだが,録音は違う.あちらはヘルクレスザール,こちらはオットーボイレンである.ブレゲンさん,最初は危ういが持ち直した (笑).最後には不覚にも感動.バーンスタインの指揮姿ってカッチョ佳いねぇ.ほんまに楽しそうだねぇ.しかし, \9,000 もした.さっさと DVD 化すりゃエエものを.

 録音場所は違うが,これの CD 盤,ミッドプライスの方は録音日時が間違ってる.グラモフォンの 453 031-2 のやつ.正解は 1986 年 6 月.しっかりしろ〜>グラモフォン (国内盤はどうなっとんのか,持ってないから知らん).

 ディーリアスの方は, 1978 年 9 月 20 日にリリースされた東芝EMI, EAC77259/60 の英国オリジナル・アナログ.国内盤は,記録によると, 1980 年 5 月 10 日に購入している.後でミッド・プライス盤 (英国盤,国内盤両方) 買ってるのに,なんでまた? というと,立派な理由があるのだ,これが.初発のときの英国盤だけが 3 枚組なのである.そして,ラスト 6 面目には "A Talk by Eric Fenby, O.B.E." が収録されているのである. EMI は,まだこのアルバムを CD 化してないけど,やるときゃ是非この形で復刻してもらいたいものである.

2000年9月15日金曜日

●シアター松田:パーフェクト・ブルー, レナードの朝

 上映会は,松田図書館長私邸にて,『Perfect Blue』と『レナードの朝』の 2 本立て.『Perfect Blue』の方は,サイコ (ホラー) スリラー仕立てなのが気になるが,これは面白い.どこまで入れ子になってんのか,ちょいと不安になるのが佳い.竹本ファン (それも,佐伯千尋ファン) なら楽しめるかも.劇中,連続殺人事件が起こるが,犯人は**法ですぐ判るので,ミステリとして観てはいけない.キャラクターの基本デザインは江口寿史.大友克洋も絡んでる.

 『レナードの朝』の原作者オリヴァー・サックスは,今,四谷で密かに話題になっている脳神経科の臨床医.ラマチャンドランの『脳のなかの幽霊』の序文を書いていて,それを読んだのが最初.おまけに,なぜか,高校のときの先輩山ちゃんから,この映画のエアチェックしたテープが送られてきていたりする,東京-浜松包囲網で,なんぞ陰謀が秘匿されているのか.これもテンプル騎士団が絡んでる,とか.エンディング・クレジットを観て吃驚したが,主役のレナードを演じたのはロバート・デ・ニーロだった.素人でも凄ぇと思うよ,これは.なるほど,「朝」って,こういう意味だったのね.それはともかく,ヒトって壊れやすいし後付けの部分が多すぎるよな.

2000年8月21日月曜日

本日の収穫:ストップ・メイキング・センス

本日の収穫:観物

  • Talking Heads Stop Making Sense, Palm Pictures PALMDVD 3013-2, 1984,

 DVD での買い直し.さっさと再生装置買えよ>をれ

2000年6月1日木曜日

本日の収穫:Beautiful Dreamer, カリオストロの城, 老人 Z

 いずれも北米盤.

本日の収穫:観物

  • OSHII Mamoru "Urusei Yatsura Movie 2, Beautiful Dreamer", U.S.Manga, USMD 1728, 1984, 1998
  • KITAKUBO Hiroyuki "Roujin Z", Manga Entertainment, ID4409CTDVD, 1991, 1995
  • MIYAZAKI Hayao "The Castle of Cagliostro", Manga Entertainment, MANG4051-2 WR02, 1980, 2000

 "Beautiful Dreamer" は例によって ED めちゃくちゃ だが,当時はコレしかなかったのだ.後年,ようやく国内盤が 出た が,やっぱいろんな意味で国内盤の方が造りが丁寧.

 『老人 Z』は音楽が板倉文,テーマ曲を歌っているのが小川美潮ということだけで購入 (笑).キャラクター・デザインが江口寿史で,この頃はまだソレっぽかったよな〜と後日「サヴァイヴ」を観て思うのであった (笑).

 『カリ城』はテレビで放映されていたのを 2 回ぐらい観た記憶があるだけだったので.まぁ,一世を風靡したクラリスとはどんなキャラだったのかと (笑).『ルパン III 世』ものとしてはどうかと思うが,こりゃやっぱおもろい,というか「楽しい」よ,今観ても.

 今はどうなんか知らんけど,制作年度が古い作品ほど,国内盤を買った方がエエですな.

2000年3月28日火曜日

本日の収穫:Monty Python’s Life of Brian

 これも北米盤.

本日の収穫:観物

  • Monty Python "Monty Python's Life of Brian", The Criterion Collection, 61, 1999

 ご存知,「ブライアンの生涯」.これもなかなか国内盤出ないな〜.字幕がけっこう 丁寧な造り なので,安心.

2000年3月25日土曜日

本日の収穫:天地創造

本日の収穫:観物

  • Haydn "Die Schöpfung", Popp, Araiza, Ramey, Bär, Muti, Sony, SRLM2023, 1991

  Sony からのリリースで,こちらは CD が出ていない,と思う. バーンスタイン盤 とは違って,ムーティのこちらはソプラノはポップさん一人だけなので,出ずっぱり.なんだけど,小母さん眼鏡掛けてる (笑).