ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2004年2月21日土曜日

Burn-up Scramble, 光と水のダフネ, ごくせん

 「Burn-up Scramble」,「Daphne in the Brilliant Blue」,何気にバカバカしくておもろい.バカバカしいと言っても『六枚のとんかつ』ほど凶悪ではない.前者はなんかぜんぜん関係ないところでいきなり 3DCG 使ったりとか.少なくとも BPS よりかはおもしろい.『ダフネ』は性悪と無表情が出てきてからよけいにおもろくなった.タイトルと第 1 話の引きからは予想も付かんかったけどねぇ.あと,こちらは音楽も佳い.

 『ミンデンヒーナ』の楽譜,ありゃなんだぁ! 4/4で歌ってる癖に, 3 小節めは付点二分,八分,四分で 9/8 の変拍子になっとるやんか.ここは付点四分,八分,四分,四分休符だろうが.

2004年2月19日木曜日

Delius on DVD

 以下,国内盤は出るのか? いやぁ,マッケラスのが DVD 化されるとはね.

R.O.D -the TV-, 1 クールの終わり

 どうもずっと低調だったし.前々回なんか相当酷い絵だったが,ここ (1 クールの終わり) にきてようやく背景説明として明確に OVA シリーズとのリンクが示され,盛り上がって参りました.読子さんも,とりあえず一声だけ登場.ジュニアくんは Clié かなんかで録音したんかね.まぁ, PowerBook やメモステ等の小物にも笑ったが,極めつけは Ziggy Stardust か.誰か David Bowie のファンでもいるのか (笑).あ, ED 変わりますか.歌ってるのは読子さんじゃんか.

 ビブリオテカでなくても,焚書のシーンなんぞ辛過ぎて観たくもないぞ! おまけになんだ,このヘタレた絵は!

2004年2月7日土曜日

serial experiments lain lif.00

 ずいぶん前の話だが,近所に VHS 版 "lif.00 preview" が置いてあったのでレンタルして観た.第 1 話 "layer: 01 weird" 前半の素材を元にした販促もので, TV 版, CD 版, PS 版の宣伝合わせて 13 分ほどの映像.放映が 1998 年 7 月から 9 月 とのことで,このテープも 5 年半くらい前のものか.それにしては劣化してるような.音質もこもってるし.まぁ,市販の DVD 単体版には収められていないし,珍しいと言えば珍しい.

 んでもって,ついでに PS 版のエンディング突入イヴェント 4 本とエンディング・ムービー,加えて単体の全ムービー・データを観てみたら,あまりの救いのなさに鬱屈.まぁ,絵も絵だけど.

 これじゃぁあんまりなので "lif.13 EGO" を少々いじってみる.プルーストもどきのパートに.フォーレの『レクィエム』から "Pie Jesu" を被せてみる.アンドリュー・デイヴィスが振ってポップさんが歌った盤.おお,これでちょいとは救われた気分に.

第 1507 回 N 響定期:プーランク,メシアン,フォーレ

  2 月 6 日深夜に第 1507 回N響定期公演が放映されたのだが,このプログラムが以下のとおり.

  • プーランク『ロカマドゥールの黒衣の聖母への連祷』
  • メシアン『神の現存の3つの小典礼』
    • pf : 大井浩明
    • ondes martenot : ジャン・ローランドー
  • フォーレ「レクイエム 作品 48」
    • sop : 天羽明惠
    • bar : 青戸知
  • 二期会合唱団
  • シャルル・デュトワ / NHK 交響楽団
  • 東京・サントリーホール, Jan 21, 2004 の分

オンド・マルトノの演奏シーンは観たことないので録ってみたのだが,骨太なメシアンはともかく,やっぱフォーレの『レクィエム』は名曲だなやと再認識.この演奏では,バリトンはフロントに位置するがソプラノは合唱の奥,ハイプ・オルガンの左側に配置して,意図して遠くから聴こえるようにしている.否が応でも天上的な響きが.どうせならボーイ・ソプラノにすれば佳かったかも.歌唱がいささかオペラティクだったから,よけいにそう思う.

 で,オンド・マルトノは思ったよりも小さくて,コンパクトなシンセサイザー程度.J8000 よりもかなり小さそう.ポルタメント利かせてみょんみょん言ってるだけだけど,シンセで代用できるのかも.キース・エマーソンが昔使ってたリボン・コントローラとどこが違うんか,よう判らん (笑).でも PA はどこにあるんだろ? まさか本体に乗ってた小さなスピーカ? ピアノはきらきらしさが佳い.