ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2013年11月24日日曜日

2013/11/23 の収穫:Sipser『計算理論の基礎 [原著第2版]』,ブロック『Effective Java 第2版』,ベリン & シモーン『実践 CRC カード』,ファウラー『アナリシスパターン』,Hillegass『Objective-C Programming』,Galloway『Effective Objective-C 2.0』,『医療情報システム』,『医療情報 第2版 医療情報システム編』

2013/11/23 の収穫:讀物篇

  • Michael Sipser "計算理論の基礎 [原著第2版]", 1. オートマトンと言語, 太田和夫, 田中圭介 監訳, 阿部正幸, 植田広樹, 藤岡淳, 渡辺治 訳, 共立出版, 2008, 2012, ISBN978-4-320-12207-9, (Michael Sipser "Introduction to the Theory of COMPUTATION", 2nd ed. 2006)
  • Michael Sipser "計算理論の基礎 [原著第2版]", 2. 計算可能性の理論, 太田和夫, 田中圭介 監訳, 阿部正幸, 植田広樹, 藤岡淳, 渡辺治 訳, 共立出版, 2008, ISBN978-4-320-12208-6, (Michael Sipser "Introduction to the Theory of COMPUTATION", 2nd ed. 2006)
  • Michael Sipser "計算理論の基礎 [原著第2版]", 3. 複雑さの理論, 太田和夫, 田中圭介 監訳, 阿部正幸, 植田広樹, 藤岡淳, 渡辺治 訳, 共立出版, 2008, 2013, ISBN978-4-320-12209-3, (Michael Sipser "Introduction to the Theory of COMPUTATION", 2nd ed. 2006)
  • Joshua Bloch "Effective Java", 第2版, 柴田芳樹 訳, ピアソン・エデュケーション, 2001, 2008, 2013, ISBN978-4-89471-499-1, (Joshua Bloch "Effective Java", 2nd ed. 2008)
  • David Bellin, Susan Suchman Simone "実践 CRC カード", ロールプレイとブレーンストーミングによる大規模システム開発手法, 今野睦, 飯塚富雄, 桜井麻里 訳, ピアソン・エデュケーション, 2002, ISBN4-89471-277-6, (David Bellin, Susan Suchman Simone "The CRC Card Book", 2nd ed. 1997)
  • マーチン・ファウラー "アナリシスパターン", [新装版], 再利用可能なオブジェクトモデル, 堀内一 監訳, 児玉公信, 友野晶夫, 大脇文雄 訳, ピアソン・エデュケーション, 2002, 2006, ISBN4-89471-693-3, (Martin Fowler "Analysis Patterns", Reusable Object Models 1997)
  • Aaron Hillegass "Objective-C Programming: The Big Nerd Ranch Guide", Big Nerd Ranch Guides (Peason), 2011, 2013, ISBN978-0-321-70628-7
  • Matt Galloway "Effective Objective-C 2.0: 52 Specific Ways to Improve Your iOS and OS X Programms", Addison-Wesley Professional (Peason), 2013, ISBN978-0-321-91701-0T
  • 黒田知宏 監修 "医療情報システム", 電子情報通信学会 編, オーム社, 2012, ISBN978-4-274-21150-8
  • 一般社団法人日本医療情報学会医療情報技師育成部会 "医療情報 第2版", 医療情報システム編 篠原出版新社, 2013, ISBN978-4-88412-365-9

計算理論の基礎 [原著第2版]

2013/11/08に買った川添愛『白と黒のとびら』が,すでに3周するほど面白かったので,たまたま手近にあった H & U 本 (言語理論とオートマトン) に手を延ばしたが記述がコンパクトすぎてどうもこうも.で,『とびら』の巻末にあった「説明が分かりやすい入門者向けの本」に,このシプサ本と米田本が揚げられていたので,こちらを.

Some Automata Simulator

  • Visual Automata Simulator (c) 2004-2006 Jean Bovet
    1. Deterministic Finite Automata (DFA)
    2. Non-Deterministic Finite Automata (NFA)
    3. Turing Machines (TM)
  • Automaton Simulator
    1. deterministic finite automata
    2. nondeterministic finite automata
    3. deterministic push-down automata
    4. Turing machines

    演習: オートマトンシミュレータを使った計算モデルの理解, オートマトンシミュレータについて

  • JFLAP

    JFLAP is software for experimenting with formal languages topics including nondeterministic finite automata, nondeterministic pushdown automata, multi-tape Turing machines, several types of grammars, parsing, and L-systems. In addition to constructing and testing examples for these, JFLAP allows one to experiment with construction proofs from one form to another, such as converting an NFA to a DFA to a minimal state DFA to a regular expression or regular grammar.

  • start [GOAL - Graphical Tool for Omega-Automata and Logics]

    GOAL is a graphical interactive tool for defining and manipulating Büchi automata and temporal logic formulae. It also partially supports other variants of omega-automata. The GOAL tool can be used for educational purposes, helping the user get a better understanding of how Büchi automata work and how they are related to linear temporal logics. It may also be used to construct correct and smaller specification automata, supplementing model checkers such as SPIN that adopt the automata-theoretic approach. Since the release dated 2007-06-01, most functions can be accessed by programs or scripts, making GOAL convenient for supporting research.

 M.Sipser教授の“Theory of Computation”の講義はMIT屈指の名講義で,教室には活気と笑いが絶えることはない。本書はその講義ノートをもとにまとめられた,この分野の標準的教科書である。
 定理を述べたあと直ちに証明に取りかからず,証明のアイデアを与える工夫,証明の失敗例に言及して理解を深めさせるなど,随所に講義の雰囲気が感じられる,教育的配慮の行き届いた教科書になっている。
 今回第2版では,初版の内容に「選ばれた問題」に対する解答を追加するとともに,いくつかの話題に関して,初版後の研究の進展について説明を加えた。

1. オートマトンと言語

1.正規言語
2.文脈自由言語

2. 計算可能性の理論

3.Church-Turingの定理
4.判定可能性
5.帰着可能性
6.計算可能性の理論における先進的な話題

3. 複雑さの理論

7.時間の複雑さ
8.領域の複雑さ
9.問題の扱いにくさ
10.計算の複雑さの理論における先進的な話題

Effective Java 第2版

Java の本を買うなんて,ずいぶんと久し振りだw.Processing関連を除くと ICONIX 本以来,それ以前に遡ると,なんと RMI 本以来である.しかも,今やレアなピアソン本とキたw.

リーダブルコード』(The Art of Readable Code) で,「Java のプログラムを読みやすくバグの少ないものにできる驚異的な本. Java に関する本だけど,ここで紹介されている多くの原則があらゆる言語に当てはまる.非常にオススメ」と評されている.

Javaプログラミングのベストセラー、7年ぶりの改訂版!


Google社, Sun Microsystems社でJavaプラットフォームの設計と実装をリードしてきた著者が、優れたソフトウェア設計のための知識と経験を凝縮させたルールブック。すべてのJavaプログラマにとっての必読書です!

10年前にこの本があったのならとホント思うよ。私にはJavaの本など必要ないと思われるかもしれないが、この本だけは必要だ。
 ―― ジェームズ・ゴスリン(サン・マイクロシステムズ、フェロー、副社長)
 
すばらしい本だ。プログラミング言語Javaとオブジェクト指向プログラミング全般を使いこなすためのアドバイスがぎっしり詰まってる。
―― ギッラード・ブラーハ(Java言語仕様 第3版、共著者)


 本書は、プログラミング言語Java とその基本ライブラリーを、最も効果的に使用する手助けになることを目的としています。経験に基づいたプログラマのための必須のルール78個をまとめることで、日々のプログラミングで直面するさまざまな問題を解決するベストプラクティスを提供します。本書を活用すればJavaを深くまで理解でき、今まで以上にきれいで正確な、頑健で再利用可能なコードが書けるようになるでしょう。

 第2版では、初版から7 年が経過しており、リリース1.5 で新たに導入されたジェネリックス、enum、および、アノテーションに関する項目が、第5 章「ジェネリックス」、第6 章「enum とアノテーション」として新規に追加されています。また、初版の「スレッド」の章はタイトルも変更されて第10 章「並行性」となっており、その内容のかなりの部分が書き直されています。

 本書は、Ken Arnold、James Gosling、David Holmes による『プログラミング言語Java 第4 版』を補完する内容であり、初版のタイトルにあった「プログラミング言語ガイド」の名にふさわしいものです。James Gosling の言葉は誇張ではありません。Java でプログラミングするすべてのソフトウェアエンジニア必読の書といえるでしょう。

【目次】

日本語版によせて
訳者まえがき
Effective Java によせて
まえがき
謝辞
第1章 はじめに
第2章 オブジェクトの生成と消滅
 項目1 コンストラクタの代わりにstatic ファクトリーメソッドを検討する
 項目2 数多くのコンストラクタパラメータに直面した時にはビルダーを検討する
 項目3 privateのコンストラクタかenum 型でシングルトン特性を強制する
 項目4 privateのコンストラクタでインスタンス化不可能を強制する
 項目5 不必要なオブジェクトの生成を避ける
 項目6 廃れたオブジェクト参照を取り除く
 項目7 ファイナライザを避ける
第3章 すべてのオブジェクトに共通のメソッド
 項目8 equals をオーバーライドする時は一般契約に従う
 項目9 equals をオーバーライドする時は、常にhashCode をオーバーライドする
 項目10 toString を常にオーバーライドする
 項目11 clone を注意してオーバーライドする
 項目12 Comparable の実装を検討する
第4章 クラスとインタフェース
 項目13 クラスとメンバーへのアクセス可能性を最小限にする
 項目14 public のクラスでは、public のフィールドではなく、アクセッサーメソッドを使う
 項目15 可変性を最小限にする
 項目16 継承よりコンポジションを選ぶ
 項目17 継承のために設計および文書化する、でなければ継承を禁止する
 項目18 抽象クラスよりインタフェースを選ぶ
 項目19 型を定義するためだけにインタフェースを使用する
 項目20 タグ付クラスよりクラス階層を選ぶ
 項目21 戦略を表現するために関数オブジェクトを使用する
 項目22 非static のメンバークラスよりstatic のメンバークラスを選ぶ
第5章 ジェネリックス
 項目23 新たなコードで原型を使用しない
 項目24 無検査警告を取り除く
 項目25 配列よりリストを選ぶ
 項目26 ジェネリック型を使用する
 項目27 ジェネリックメソッドを使用する
 項目28 API の柔軟性向上のために境界ワイルドカードを使用する
 項目29 型安全な異種コンテナーを検討する
第6章 enum とアノテーション
 項目30 int 定数の代わりにenum を使用する
 項目31 序数の代わりにインスタンスフィールドを使用する
 項目32 ビットフィールドの代わりにEnumSet を使用する
 項目33 序数インデックスの代わりにEnumMap を使用する
 項目34 拡張可能なenum をインタフェースで模倣する
 項目35 命名パターンよりアノテーションを選ぶ
 項目36 常にOverride アノテーションを使用する
 項目37 型を定義するためにマーカーインタフェースを使用する
第7章 メソッド
 項目38 パラメータの正当性を検査する
 項目39 必要な場合には、防御的にコピーする
 項目40 メソッドのシグニチャを注意深く設計する
 項目41 オーバーロードを注意して使用する
 項目42 可変長引数を注意して使用する
 項目43 null ではなく、空配列か空コレクションを返す
 項目44 すべての公開API 要素に対してドキュメントコメントを書く
第8章 プログラミング一般
 項目45 ローカル変数のスコープを最小限にする
 項目46 従来のfor ループよりfor-each ループを選ぶ
 項目47 ライブラリーを知り、ライブラリーを使う
 項目48 正確な答えが必要ならば、float とdouble を避ける
 項目49 ボクシングされた基本データより基本データ型を選ぶ
 項目50 他の型が適切な場所では、文字列を避ける
 項目51 文字列結合のパフォーマンスに用心する
 項目52 インタフェースでオブジェクトを参照する
 項目53 リフレクションよりインタフェースを選ぶ
 項目54 ネイティブメソッドを注意して使用する
 項目55 注意して最適化する
 項目56 一般的に受け入れられている命名規約を守る
第9章 例外
 項目57 例外的状態にだけ例外を使用する
 項目58 回復可能な状態にはチェックされる例外を、プログラミングエラーには実行時例外を使用する
 項目59 チェックされる例外を不必要に使用するのを避ける
 項目60 標準例外を使用する
 項目61 抽象概念に適した例外をスローする
 項目62 各メソッドがスローするすべての例外を文書化する
 項目63 詳細メッセージにエラー記録情報を含める
 項目64 エラーアトミック性に努める
 項目65 例外を無視しない
第10章 並行性
 項目66 共有された可変データへのアクセスを同期する
 項目67 過剰な同期は避ける
 項目68 スレッドよりエグゼキューターとタスクを選ぶ
 項目69 wait とnotify よりコンカレンシーユーティリティを選ぶ
 項目70 スレッド安全性を文書化する
 項目71 遅延初期化を注意して使用する
 項目72 スレッドスケジューラに依存しない
 項目73 スレッドグループを避ける
第11章 シリアライズ
 項目74 Serializable を注意して実装する
 項目75 カスタムシリアライズ形式の使用を検討する
 項目76 防御的にreadObject を書く
 項目77 インスタンス制御に対しては、readResolve よりenum 型を選ぶ
 項目78 シリアライズされたインスタンスの代わりに、シリアライズ・プロキシを検討する
付録
初版に対応する項目
参考文献
索引

実践 CRC カード

これもピアソン拾遺.まぁ,まず間違いなく復刊されんだろうから.ちなみに,序文を書いてるのは Kent Beck & Ward Cunningham.

 CRCカードは,本書で述べるあらゆるチーム活動の中心です。CRCカードは,もの,オブジェクト,オブジェクト指向プログラムの部分を表現します。プログラムのあらゆるオブジェクトが,この目的のために存在します。これは,他のオブジェクトと協調することによって果たす責務を持ちます。CRCカードは,オブジェクトのクラスに割り当てられた責務を継続して追跡する手ごろな手法です。これがCRC,つまり,クラス(Class),責務(Responsibility),協調(Collaboration)です。

 本書では,実際の設計セッションの雰囲気を伝えるために,チームの会話形式でテクニックを説明しています。もちろん会話だけでなく,筆者は事例の後に設計状況についても詳述しています。その結果,概念的な議論をより具体的にしますので,設計状況の詳細から抽象化された洞察は必ず役立ちます。

 このように,最初にCRCカードを作成すると,最初のグループ設計はその日のうちに実施されます。つまり,CRCカードの作業というアイディアの採用により,常に社会的な活動となるのです。

アナリシスパターン

これもピアソン拾遺.こちらは,まぁ,ファウラー人気で再刊されるかも知れん.

オブジェクトモデルを企業の大規模情報システムに適用してきた著書の経験をもとに、オブジェクト指向のコンピュータシステム「分析者および設計者」などプロのソフトウェアエンジニアを対象に、ヘルスケアや企業代務、在庫管理と会計、金融取引など、実際の業務のモデリングで共通な構造を表す概念グループのアイデアである「アナリシスパターン」と、これをより広い文脈で適合させていくための「サポートパターン」について提案し、解説。

Objective-C Programming

ピアソンから出てた『Objective-C プログラミング』の原著.サイズがデカくてびっくりだw. B5 版相当だな,これは.

Want to write applications for iOS or the Mac? This is the guide for you. Based on Big Nerd Ranch's legendary Objective-C Bootcamp, this book covers C, Objective-C, and the common programming idioms that will help you make the most of Apple technologies.

This introduction to programming and the Objective-C language is the first step on your journey from someone who uses apps to someone who writes them. The guide features short chapters and an engaging style to keep you motivated and moving forward. All while developing your critical thinking skills as a programmer. After all, Aaron is determined to help you understand what you’re doing - and why you’re doing it.
Topics covered include:
Programming basics: variables, loops, functions, etc.
Objects, classes, methods, and messages
Pointers, addresses, and memory management
Using Xcode, Apple’s documentation, and other tools
Classes from the Foundation framework
ARC and retain cycles
Properties
Blocks
Categories
Delegation, target-action, and notification design patterns
Compatible with Xcode 4.2, iOS 5, and Mac OS X 10.7 (Lion)

Effective Objective-C 2.0

翔泳社から 2013/11/01 に出た『Effective Objective-C 2.0: iOS/OS Xプログラミングをスムーズに行うための52項目』の原著.なんと,カラーだったんですね.

Addison-Wesley Professional から出てる Effective Software Development Series の1冊.

Write Truly Great iOS and OS X Code with Objective-C 2.0!

 

Effective Objective-C 2.0 will help you harness all of Objective-C’s expressive power to write OS X or iOS code that works superbly well in production environments. Using the concise, scenario-driven style pioneered in Scott Meyers’ best-selling Effective C++, Matt Galloway brings together 52 Objective-C best practices, tips, shortcuts, and realistic code examples that are available nowhere else.

 

Through real-world examples, Galloway uncovers little-known Objective-C quirks, pitfalls, and intricacies that powerfully impact code behavior and performance. You’ll learn how to choose the most efficient and effective way to accomplish key tasks when multiple options exist, and how to write code that’s easier to understand, maintain, and improve. Galloway goes far beyond the core language, helping you integrate and leverage key Foundation framework classes and modern system libraries, such as Grand Central Dispatch.

 

Coverage includes

  • Optimizing interactions and relationships between Objective-C objects
  • Mastering interface and API design: writing classes that feel “right at home”
  • Using protocols and categories to write maintainable, bug-resistant code
  • Avoiding memory leaks that can still occur even with Automatic Reference Counting (ARC)
  • Writing modular, powerful code with Blocks and Grand Central Dispatch
  • Leveraging differences between Objective-C protocols and multiple inheritance in other languages
  • Improving code by more effectively using arrays, dictionaries, and sets
  • Uncovering surprising power in the Cocoa and Cocoa Touch frameworks

医療情報システム

MIS (Medical Information System) の概説書.この手の本は,さすがにジュンク堂でも少ない.あと,現場の医療体系にがっちり捕捉されているので,すでにソフィアの子とは言えない.

医療情報システムの専門家を目指す学生や実務者の必須書

 本選書は、最近、電子情報通信でまとまった知識が必要とされている分野について、周辺分野の専門技術者・研究者、学生も含めて体系的な知識が得られるようまとめたものです。
 本書は、医療分野で進められているさまざまな電子化・情報化について、システム全般の基礎から応用までをていねいに概説するものです。また、本分野の専門家でなくても読み進められるように図などを多く掲載します。

主要目次
はじめに
1章 病院情報システム
2章 医事会計と病院経営
3章 医療業務とオーダエントリー
4章 記録情報の管理
5章 端末群とネットワーク
6章 物流管理への貢献
7章 医療安全への貢献
8章 部門の情報管理
9章 診療記録の活用
10章 診療画像情報の活用
11章 遠隔医療
12章 医療情報の共有と活用
13章 医療情報の未来
おわりに

医療情報 第2版 医療情報システム編

え,これって教科書だったの?w

日本医療情報学会医療情報技師育成部会実施、「医療情報技師」能力検定試験の完全対応教科書です。


2013/11/22 の収穫:Erik Buck, Donald Yacktman『Cocoa Design Patterns』

(webページが)在庫あるっていうから,駆けつけてみたらないじゃんかよ!

2013/11/22 の収穫:讀物篇

Cocoa でデザパタというと木下誠 "Dynamic Objective-C" という先例がある上に,刊行が 2009 年とやや古いのが難点だが…….

Cocoa Design Patterns

“Next time some kid shows up at my door asking for a code review, this is the book that I am going to throw at him.”

 

–Aaron Hillegass, founder of Big Nerd Ranch, Inc., and author of Cocoa Programming for Mac OS X

 

Unlocking the Secrets of Cocoa and Its Object-Oriented Frameworks

 

Mac and iPhone developers are often overwhelmed by the breadth and sophistication of the Cocoa frameworks. Although Cocoa is indeed huge, once you understand the object-oriented patterns it uses, you'll find it remarkably elegant, consistent, and simple.

 

Cocoa Design Patterns begins with the mother of all patterns: the Model-View-Controller (MVC) pattern, which is central to all Mac and iPhone development. Encouraged, and in some cases enforced by Apple's tools, it's important to have a firm grasp of MVC right from the start.

 

The book's midsection is a catalog of the essential design patterns you'll encounter in Cocoa, including

  • Fundamental patterns, such as enumerators, accessors, and two-stage creation
  • Patterns that empower, such as singleton, delegates, and the responder chain
  • Patterns that hide complexity, including bundles, class clusters, proxies and forwarding, and controllers

And that's not all of them! Cocoa Design Patterns painstakingly isolates 28 design patterns, accompanied with real-world examples and sample code you can apply to your applications today. The book wraps up with coverage of Core Data models, AppKit views, and a chapter on Bindings and Controllers.

 

Cocoa Design Patterns clearly defines the problems each pattern solves with a foundation in Objective-C and the Cocoa frameworks and can be used by any Mac or iPhone developer.


2013年11月10日日曜日

2013/11/09 の収穫:K&P『プログラミング作法』,Jackson『抽象によるソフトウェア設計』,川崎弘二『黛敏郎の電子音楽』,『篠原眞の電子音楽』,ペルヌー『テンプル騎士団の謎』,ブルノン『カタリ派』

2013/11/09 の収穫:讀物篇

  • Brian W. Kernighan, Rob Pike "プログラミング作法", 福崎俊博 訳, アスキー, 2000, ISBN4-7561-3649-4, (Brian W.Kernighan, Rob Pike "The Practice of Programming", 1999)
  • Daniel Jackson "抽象によるソフトウェア設計", Alloyではじめる形式手法, 中島震 監訳, 今井健男, 酒井政裕, 遠藤侑介, 片岡欣夫 訳, オーム社, 2011, ISBN978-4-274-06858-4, (Daniel Jackson "Software Abstractions", Logic, Language, and Analysis, 2006, 2012)
  • 川崎弘二 "黛敏郎の電子音楽", engine books, 2011, ISBN978-4-9905954-0-1
  • 川崎弘二 "篠原眞の電子音楽", engine books, 2012, ISBN978-4-9905954-1-8
  • レジーヌ・ペルヌー "テンプル騎士団の謎", 池上俊一 監修, 南條郁子 訳, 創元社, 2002, 2006, ISBN978-4-422-21164-0, (Régine Pernoud "Les Templiers, chevaliers du Christ", 1995)
  • アンヌ・ブルノン "カタリ派", 中世ヨーロッパ最大の異端, 池上俊一 監修, 山田美明 訳, 創元社, 2013, ISBN978-4-422-21220-3, (Anne Brenon "Les cathares : Pauvres du Christ ou apôtres de Satan ? ", 1996)

プログラミング作法

しばらく前」に書泉ブックタワーで見掛けたと思っていたが,「ずいぶん前」の話だった.

個人的に「アスキーの本は読みやすい」と思っているのだが,これは要するに最初の刷り込みである『K&P』のレイアウトや使用フォントと,アスキーの出す本が近い体裁を持っているということではないかと.その意味だと,オーム社の横書きの本は,非常に読み難い.

高名な著者が、プログラミングをする際に出会う諸問題について、実例コードを示して実践的にアドバイスする。設計、移植性、テスト、デバッグ等に加えて、C/C++/Java等で記述されたコードも多数掲載。参考文献も充実。

目次
第1章 スタイル
第2章 アルゴリズムとデータ構造
第3章 設計と実装
第4章 インターフェイス
第5章 デバック
第6章 テスト
第7章 性能
第8章 移植性
第9章 記法
エピローグ
Appendix ルール表

抽象によるソフトウェア設計

Enterprise Architect (EA) だと, Alloy と連動できるそうですよ.Alloy Analyzerとの連携について. astah*はやんないの?

Alloy(アロイ)を通じて形式手法を学ぶ

形式手法は、高度な信頼性が求められるソフトウェアの開発で利用されてきた、数学に基づく開発技術です。Alloy(アロイ)は、形式手法を誰もが実践できることを目指したツールであり、テストでは排除できないソフトウェアの欠陥について検証するためのものです。
本書は、"Software Abstractions: Logic, Language, and Analysis"の翻訳書です。Alloyによるさまざまな事例のモデリングを通じ、「アジャイルで軽量な形式手法」ともいえる技術を学びます。

主要目次
監訳者序文
日本語版に寄せて
序文
謝辞

第1章 はじめに
第2章 ざっと一巡り
第3章 論理系
第4章 言語
第5章 解析
第6章 事例
付録A 練習問題
付録B Alloy言語リファレンス
付録C 中核の意味論
付録D 図的記法
付録E Alloy以外の手法
付録F Alloy Analyzerクイックガイド
付録G 訳語一覧

参考文献
訳者あとがき
索引

黛敏郎の電子音楽

AudioSculptOpenMusicでカンパノロジー・エフェクトが分析されている.

黛敏郎が遺したものとは?

『涅槃交響曲』の黛,『題名のない音楽会』の黛、保守派の論客としての黛。
だが,その電子音楽を知らずして,本当の黛敏郎を理解することは出来ない。
先見性、機知、ダイナミズム、そして、思想。
黛敏郎の電子音楽は「まんだら」のように、彼の全てを内包している。

篠原眞の電子音楽

こっちはSuperColliderとMax/MSPだそうだが,この本ではぜんぜん役に立たない.

作曲家、篠原眞というPersonnage<人物>

GRM (フランス) で、ソノロジー研究所 (オランダ) で、
そしてシュトックハウゼンのアシスタントとして、
世界の電子音楽と突端を歩み続けた作曲家・篠原眞の軌跡

テンプル騎士団の謎

ペルヌー姐さんのテンプル騎士団シリーズ2冊め.まぁ,クセジュ文庫より新しいですわね.

テンプル騎士団は、1312年、最後の総長ジャック・ド・モレーの火刑とともに約200年の歴史の幕を閉じた。彼らの異端の罪は騎士団の莫大な財産を狙うフランス王フィリッツ美男王のでっちあげにによるものであった。その悲劇的な最期が「聖杯伝説」や「騎士団の秘宝」などさまざまな伝説と憶測を生む。本書は十字軍のエルサレム奪取とともに、聖地の防衛のために、結成され、歴史の闇に消えていった騎士団の真実を明らかにする。

目次
第1章 騎士団の成立
第2章 剣の人教会の人―騎士団の発展
第3章 聖地の防衛
第4章 破滅への道
第5章 テンプル騎士団の最期 
資料篇 真実のテンプル騎士団

カタリ派

「Les Soldats == Les cathares」説をここに標榜する.参考:Les Soldats (episode) - Noir Wiki.なにより,ランゴーニュはカタリ派の中心地ラングドック地方の,ほぼド真ん中にある.

Langogne (Langònha en occitan) est une commune française, située dans le département de la Lozère en région Languedoc-Roussillon, à la limite entre la Haute-Loire et l'Ardèche.

12世紀半ばから14世紀初頭にかけて南フランス、なかでもラングドック地方を中心に勢力を伸ばしたカタリ派。カトリック教会とは大きく異なる教義や儀式体系を備え、そればかりか別様の組織・制度を作り上げた。震撼した教皇庁はフランス王権と手を組んで激しい弾圧を繰り返し、ついにはアルビジョア十字軍を組織することになる。中世最大のキリスト教異端を気鋭の研究者が社会的変動期の民衆の宗教的覚醒という視点で描き切る。

目次
第1章 西暦1000年を迎えたキリスト教世界
第2章 ヨーロッパのカタリ派教会
第3章 恩寵の時代
第4章 同盟を結んだ教皇とフランス国王
第5章 カタリ派の消滅


2013年11月9日土曜日

2013/11/08 の収穫:安倍吉俊『Niea_7』Recycle,ワーフスブラック『オブジェクトデザイン』,ローゼンバーグ『ユースケース入門』,川添愛『白と黒のとびら』

2013/11/08 の収穫:讀物篇

  • 安倍吉俊 "Niea_7", Recycle, 角川書店, 2012, ISBN978-4-04-120437-5
  • レベッカ・ワーフスブラック, アラン・マクキーン "オブジェクトデザイン", ロール、責務、コラボレーションによる設計技法, 藤井拓 監訳, 辻博靖, 井藤晶子, 山口雅之, 林直樹 訳, 翔泳社, 2007, ISBN978-4-7981-0903-9, (Rebecca Wirfs-Brock, Alan McKean "Object Design", Roles, Responsibilities, and Collaborations 2003)
  • ダグ・ローゼンバーグ, ケンドール・スコット "ユースケース入門", ユーザマニュアルからプログラムを作る 長瀬嘉秀,今野睦 監訳, 飯塚麻理香, 赤澤幸徳, 久保雅恵 訳, ピアソン・エデュケーション, 2001, 2007, ISBN4-89471-377-2, (Doug Rosenberg, Kendall Scott "Use Case Driven Object Modeling with UML: A Practice Approach", 1999)
  • 川添愛 "白と黒のとびら", オートマトンと形式言語をめぐる冒険, 東京大学出版会, 2013, ISBN978-4-13-063357-4

定時で上がれば,なんとか三省堂に間に合う. "Niea_7: Recycle",は,とくにおまけなし.

NieA_7 Recycleは過去の単行本2巻を1冊にまとめたものです。表紙とあとがき、4コマ1本が新規要素になります。元の単行本が絶版に近い状態だったのですが、やっと復刊する事ができました。よろしくお願いします。

[ ABlog リューシカ・リューシカ5巻、NieA_7 Recycle発売になりました より ]

Niea_7: Recycle

版面が小さくなった (A5 ->B6).角川の安倍吉俊本既刊リスト 全5冊中品切れ4冊だが,まぁ一応全部持ってるw.

安倍吉俊が描くコメディ漫画の原点がココにある!

2000年・2001年に発行された同タイトル2冊を1冊にまとめたコミックス完全版。地球人と異星人のハチャメチャ友情ストーリーを、脱力しながら読みまくろう!

待望の復刊
異星人と生きてます。
2000年にアニメ化された人気作が、1冊になって戻ってきました!
「灰羽連盟」「リューシカ・リューシカ」の安倍吉俊が描く、地球に、普通に、異星人がいる、不思議な世界。


異星人たちが暮らす近未来の地球。
異星人の最下層「_7」(アンダーセブン)のニアと、地球人まゆ子の不思議な共同生活物語。安倍吉俊の初単行本、待望の復刊。

オブジェクトデザイン

Smalltalk 界の Bananarama (というか,むしろ The Slits?) の一人,レベッカさんの邦訳本が出てたんですね〜.ちなみに,羽生田さんの推薦文によると,あと一人は Shlaer–Mellor method の故 Sally Shlaer さんだそうで.

設計の考え方と実践法を詳説したソフトウェア設計の最良の指南書

本書は、オブジェクト指向設計の入門/実践書です。 オブジェクトのロール(役割)、責務、コラボレーションに着目したソフトウェア設計法を、概念図や事例、CRCカードなどを用いて、非常にわかりやすく解説しています。オブジェクト指向プログラミングの経験を問わず、オブジェクト指向設計の基本をしっかりと理解することができます。 著者の経験に基づいた設計のガイドライン、オブジェクトの見つけ方や相互作用に対する考え方、デザインパターン適用時の検討ポイント、わかりやすい設計の記述方法など、実践的かつ幅広く応用できる内容になっています。

第1章 設計概念

1.1 オブジェクト機構
1.2 ロール
1.3 オブジェクトのロールステレオタイプ
1.4 ロール、責務、コラボレーション
1.5 オブジェクトの契約
1.6 ドメインオブジェクト
1.7 アプリケーション固有のオブジェクト
1.8 インターフェース
1.9 クラス
1.10 コンポジション
1.11 継承
1.12 オブジェクトの組織
1.13 コンポーネント
1.14 パターン
1.15 フレームワークス社
1.16 アーキテクチャ
1.17 アーキテクチャスタイル
1.18 設計記述
1.19 まとめ
1.20 参考文献

第2章 責務駆動設計

2.1 見て、記述して、設計するためのプロセス
2.2 台本を書く:分析の記述
2.3 登場人物の配役:探求的設計
2.4 制作をチューニングする:設計の洗練
2.5 まとめ
2.6 参考文献

第3章 オブジェクトを見つける

3.1 発見の戦略
3.2 オブジェクト、ロール、クラスを探す
3.3 なぜ設計ストーリーを語るのか
3.4 探索の戦略
3.5 名前には何が込められているのか
3.6 候補を記述する
3.7 候補を性格づける
3.8 候補を結びつける
3.9 共通の土台を探す
3.10 候補を残す根拠を述べ、他の候補を探す
3.11 まとめ
3.12 参考文献

第4章 責務

4.1 責務とは何か
4.2 責務はどこから見つかるか
4.3 責務を割り当てるための戦略
4.4 オブジェクトと責務を実装する
4.5 候補の品質を検証する
4.6 まとめ
4.7 参考文献

第5章 コラボレーション

5.1 オブジェクトのコラボレーションとは何か
5.2 「代わりにおしゃべり」ソフトウェアの設計ストーリー
5.3 コラボレーションの選択肢
5.4 コラボレーションを識別する戦略
5.5 コラボレーションをシミュレートする
5.6 適切なコラボレーションを設計する
5.7 コラボレーションを可能にする
5.8 いつ作業を終えられるのか
5.9 まとめ
5.10 参考文献

第6章 制御スタイル

6.1 制御スタイルとは
6.2 制御スタイルの選択肢
6.3 トレードオフを判断する
6.4 制御センターを開発する
6.5 ケーススタディ:外部ユーザーイベントに対する制御スタイル
6.6 まとめ

第7章 コラボレーションの記述

7.1 コラボレーションストーリーを伝える
7.2 コラボレーションストーリーを開発するための戦略
7.3 対象範囲、深さ、トーンを決める
7.4 対象とするものを一覧にまとめる
7.5 ストーリーの詳しさを決定する
7.6 適切な形式を選択する
7.7 伝える、描く、記述する:ガイドライン
7.8 説明内容を構成する
7.9 ストーリーを保存する
7.10 まとめ
7.11 参考文献

第8章 信頼性の高いコラボレーション

8.1 障害の影響を理解する
8.2 システムの信頼性を高める
8.3 コラボレーションが信頼できる場所を決める
8.4 信頼性を高めるべきコラボレーションを特定する
8.5 解決策を設計する
8.6 例外処理の設計を文書化する
8.7 設計をレビューする
8.8 まとめ
8.9 参考文献

第9章 柔軟性

9.1 柔軟であるということの意味
9.2 柔軟性の程度
9.3 柔軟な解決策がもたらす結果
9.4 柔軟性に対する要求を見極める
9.5 バリエーションを記録する
9.6 バリエーションと実現
9.7 柔軟な設計におけるパターンの役割
9.8 柔軟な設計を文書化する方法
9.9 稼動中のシステムの設計を変更する
9.10 まとめ
9.11 参考文献

第10章 設計について

10.1 ソフトウェア設計の本質
10.2 コア設計問題に取り組む
10.3 問題のフレームを見つける
10.4 奥深い設計問題に対処する
10.5 奥深い問題を解決するための戦略
10.6 残る設計問題に取りかかる
10.7 責任を持って設計する

ユースケース入門

ICONIX 本2冊め.トータル 140 ページ弱なので,携帯には便利だが,文章は "Theory and Practice" の方が読みやすいのがなんとも.

本書は,いくつかあるUMLで規定されているダイアグラムのなかで,ユースケースを中心に実装まで行うICONIXアプローチについて解説している書籍です。本書で採用しているロバストネス分析は,クラスや相互作用を識別する有効な手段です。ロバストネス分析はUMLから排除されているために,本書はロバストネス分析について解説している数少ない書籍となっています。

白と黒のとびら

佳いネタ本になってくれそうな気もするんだが……?

川添愛 - 「白と黒のとびら」正誤表 - ReaD & Researchmap

魔法使いに弟子入りした少年ガレット.彼は魔法使いになるための勉強をしていくなかで,奇妙な「遺跡」や「言語」に出会います.最後の謎を解いたとき,主人公におとずれたのは…….あなたも主人公と一緒にパズルを解きながら,オートマトンと形式言語という魔法を手に入れてみませんか?

新井紀子氏・推薦
「すべての誤解は『辞書さえあれば言葉の意味なんてわかる』という思い込みから始まる.その当たり前だが受け入れがたい事実を,本当の意味で教えてくれる本.」

本書のプロローグと第1章をこちらのPDFファイル(4.53M)で読むことができます.ぜひご参考ください.

主要目次

プロローグ
第1章 遺跡
第2章 帰郷
第3章 復元
第4章 金と銀と銅
第5章 坑道の奥で
第6章 祝祭
第7章 呪文
第8章 対決
第9章 不毛な論争
第10章 小さな変化
第11章 決断
第12章 解読
第13章 塔
第14章 問いかけ
第15章 詩集
第16章 返答
エピローグ
解説


2013年11月3日日曜日

2013/11/02 の収穫:バシュラール『火の精神分析』,『Effective Objective-C 2.0』,『エキスパート Objective-C プログラミング』,『Xcode 4 完全攻略』,『More Joel on Software』

2013/11/02 の収穫:讀物篇

昨日発売になったハズの "Effective Objective-C 2.0" を買いに某所まで行ったのだが,店頭には見当たらず.結句,神保町で出待ち (意味が違う).行った先では「神田古本まつり」.バシュラールの『火の精神分析』(1987年版)を見付けて,懐かしさのあまり,思わず手を出してしまうw.

  • ガストン・バシュラール "火の精神分析", 前田耕作 訳, せりか書房, 1987, (Gaston Bachelard "La Psychanalyse du feu", 1938)
  • Matt Galloway "Effective Objective-C 2.0", iOS/OS Xプログラミングをスムーズに行うための52項目, 長尾高弘 監訳, 翔泳社, 2013, ISBN978-4-7981-3419-2, (Matt Galloway "Effective Objective-C 2.0", 52 Specific Ways to Improve Your iOS and OS X Programs, 2013)
  • 坂本一樹 "エキスパート Objective-C プログラミング", -iOS/OS Xのメモリ管理とマルチスレッド-, インプレスジャパン, 2011, ISBN978-4-8443-3109-4
  • STUDIO SHIN "Xcode 4 完全攻略", Xcode Definitive Guide, ソフトバンククリエイティブ, 2012, ISBN978-4-7973-6771-3
  • Joel Spolsky "More Joel on Software", 青木靖 訳, 翔泳社, 2009, ISBN978-4-7981-1892-5, (Joel Spolsky "More Joel on Software", 2008)

火の精神分析

今回入手したのは1987年版.1999年に再訳版(?)が出てたらしいのだが異動不明.

火を見つめる人間の魂にいかなる夢想が胚胎するのか。〈科学精神・理性の合理的力学・明晰さ〉と〈自由奔放な想像力・魂の詩学・夢〉が見事に協力して火の根源的イメージを結晶させた記念碑的名著

Effective Objective-C 2.0

クラス延長カテゴリは,通常のカテゴリとは異なり,拡張しようとしているクラスの実装ファイルで定義しなければならない.

[ 訳書 p.126 より ]

クラス延長」ってなんスか.「クラス拡張」でどこが悪いんだ?

軽量で高速かつメンテナンスしやすいプログラムを書くための52の方法!

 

Appleプロダクト(iOSやiPhone、iPad上で動作するアプリケーション)を作るなら、Objective-Cの習得は欠かせません。また、作ったアプリケーションをApp Storeでリリースするのであれば、素早くダウンロードでき、サクサク動作する質の高いものにすべきです。本書はクセの強いプログラミング言語「Objective-C」の、入門書には書かれていない52の実践向きノウハウを、さまざまなサンプルで詳解し、プロとしての知識を与えてくれる1冊です。

エキスパートObjective-Cプログラミング

まぁ,お布施.

Objective-CのARC・Blocks・GCDを集中解説! エキスパートが贈るエキスパートのための一冊!

iOS/OS Xのメモリ管理とマルチスレッドを、真に理解するための解説本。 iOS/OS Xアプリケーション開発において、もはや必須の技術である「Automatic Reference Counting (ARC)」「Blocks」「Grand Central Dispatch (GCD)」。これらの新技術は、表面だけ理解することは簡単でも、実際は深く知っていないと落とし穴に陥ります。 本書は、「ARC」「Blocks」「GCD」について、使用するための考え方とともに、その実装を使って完全解説します。ソースコードまで踏み込んだ詳細な説明により、Appleのドキュメントを読むだけでは到底たどり着くことができないレベルまで理解を深めることが可能です。「エキスパート」が送る、「エキスパート」になる人への究極の一冊!

【対象読者】
 ・C/C++には詳しいが、Objective-Cには不慣れな人。
 ・Objective-Cのソースコードが、実際どのように動くのか知りたい人。
 ・iOSまたはMacアプリ開発の初心者を抜けだして、より深く学びたい人。

Xcode 4 完全攻略

この内容だと早々と陳腐化するのはしょうがない.

Xcodeを使いこなせ!!

Interface Builderが統合され、ますます使いやすくなったXcode 4のUI作成機能、コーディング機能、デバッグ機能を徹底解説。
さらにUIオブジェクトのアトリビュート設定項目についてもすべて網羅。iOS、Mac OS開発者、必携の一冊!!

More Joel on Software

もう一冊,BEST SOFTWARE WRITING - 翔泳社の本なんてのも出てるらしい.

Joel on Softwareが、さらにパワーアップして登場極上のジョエル選集をご堪能あれ! 前著『Joel on Software』の好評を受けて、続編として2番目のコレクションにまとめられた。Joel Spolskyの、卓逸した文章力、豊富な技術知識、痛快なユーモアセンスで人のマネジメントや大規模プロジェクトの管理、プログラマを目指す人へのアドバイス、プログラミングのノウハウ、ソフトウェア会社の起業指南、さらにソフトウェアのリリースと改訂のタイミングなどなど、テーマも内容も盛りだくさんでお届けする。