ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2002年12月31日火曜日

本日の収穫:灰羽, 12 Monkeys, 迷宮物語, Akira サントラ

本日の収穫:観物

  1. ところともかず "灰羽連盟 cog.1", パイオニアLDC, PIBA-1411, 2002
  2. Terry Gilliam "12 Monkeys", 松竹(株)ビデオ事業室, DZ12, 1995, 2002
  3. りんたろう, 川尻善昭, 大友克洋 "迷宮物語", 角川書店, KABD520, 2002

本日の収穫:聴物

  1. 芸能山城組 "Akira Original Motion Picture Soundtrack", ビクターエンタテインメント, VICL-60711, 2001

 錦糸町ヨドバシにて."Akira Original Motion Picture Soundtrack"はイマイチ.

2002年12月2日月曜日

Studio Life: トーマの心臓 2001

 2001 年 1 月の Studio Life の新宿シアター・サンモールでの公演を観たら面白かったので.最初,舞台劇であることを忘れていて,実写版『11 人いる!』みたいに大虚仮したらどうしようと不安だったが,けっきょく最後まで観てしまうはめに.舞台劇なので,むしろ夢の遊民社の『半神』と比べるべきなのだが,『半神』が,いわば原作からの逸脱,ないしは+αで破天荒なパワーを獲得していたのに対し,『トーマの心臓』は原作に忠実に,言ってみればアニメ版『銀河鉄道の夜』的な「静かな力」を獲得しているといった印象.男優ばかりの劇団で萩尾望都のギムナジウムもの,しかもキス・シーンありということで,現実に生臭い場面もあるのだが, 3 時間の間眼を引きつけておくというのは,並大抵のことではない.

 『トーマ』とか『ポーの一族』あたりだと,観る側のほうにも自分なりのイメージが出来上がっている作品なので,それらが持つ違和感をどう克服するかが,観る側にとってのひとつの試金石になるわけでが,わりとすんなり舞台の世界に入って行けた.たぶん,『ウテナ』や『Kanon』で鍛えていたせいであらう (笑).