スペース・ミクソリディアン (笑). BBC が 78 年〜 81 年に放映していた 番組[ブレーメン放送がやってた "Beat-Club" みたいなもんか.スジバンとかも流してたらしい.] から. Mar 10, 1979, Live at Kent University. 79 年のライヴは BBC Radio 1 Live in Concert シリーズでも聴くことができるが,これはそれに先立つこと約二ヶ月弱のカンタベリーの母校ケント大学でのライヴ.ライヴ・アルバム『Live Herald』リリース後らしいことを司会者が言っている.リズム隊は 1978 年の 3 月にフォーマットされたもので, 1977 年 9 月以降の Joe Blocker & Curtis Robertson のコンビに比べるとややファンキーさに欠けるけど,カンタベリー・シーンという点では充二分に異端,なんせコズミック・ファンキー (笑).しかし,今だから言えるんだろうが,八十年代の沈黙を挟んでこの十二年後にリリースされる "System 7" の一枚目との流れにはあんま違和感ないっす.むしろ National Health のお蔵入り音源のゲストに Hillage が参加していたことの方が不思議かも (笑).ここでは Gong 流コズミック・ジャンキー・テイストをベースにフュージョン風味とかパンク味とかいろいろやってるけど,けっきょくどこまで行ってもサイケな人 (笑).
- The Salmon Song
- New Age Synthesis (Unzipping the Zype)
- Hurdy Gurdy Person (Hurdy Gurdy Man)
- 1988 Aktivator
- Unidentified (Flying Being)
- It's All Too Much
- Steve Hillage: gtr, vcl, synth
- Miquette Giraudy: synth, vcl
- Dave Stewart: gtr (もちろん別人 28 号)
- Andy Anderson: drms
- John McKenzie: bs
"Hurdy Gurdy Man" のエンディング前まではナチュラルのストラトで,それ以降はピックアップが一個少ない SG に持ち替えてる.
音源としては昔 "GGGong-Go_Long" (Oh Boy 2-9116) として出回っていたブートと同じだが,こちらでは "The Salmon Song" のイントロが欠けている.
おまけで Hatfield and the North の Rainbow ライヴから "Fitter Stoke has a Bath".これもブート映像で出回っていたな〜.確か,テレビ埼玉で流れたことがあったんだっけ.