ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.
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2010年12月31日金曜日

2010/12/30 の収穫:Juno Reactor "Beyond The Infinite", Eno "Small Craft on a Milk Sea", Jeroen van Veen "Minimal Piano Collection volume X-XX"

2010/12/30 の収穫:聴物篇

  • Juno Reactor "Beyond The Infinite", 1995, 2008, Metropolis MET555
  • Brian Eno with Jon Hopkins & Leo Abrahams "Small Craft on a Milk Sea", 2010, Beatrec/Opal/Warp Beat BRC-275
  • John Adams, Jurriaan Andriessen, Louis Andriessen, Marcel Bergmann, William Duckworth, Julius Eastman, Douwe Eisenga, Morton Feldman, Graham Fitkin, Joep Franssens, Kyle Gann, Philip Glass, Gabriel Jackson, Tom Johnson, Simeon ten Holt, David Lang, Colin McPhee, Chiel Meijering, Wim Mertens, John Metcalf, Carlos Michans, Meredith Monk, Arvo Pärt, Michael Parsons, Alexander Rabinovitch, Steve Reich, Frederic Rzewski, Tim Seddon, Jeroen van Veen, Jacob ter Veldhuis and Kevin Volans "Minimal Piano Collection", volume X-XX, Jeroen van Veen, Jeroen van Veen, Sandra van Veen, Elizabeth Bergmann, Marcel Bergmann, Tamara Rumiantsev, 2010, Brilliant Classics 9171, Minimal Piano Collection volume X-XX

生まれて初めて「トランス」とかいうジャンルの CD を買った.まぁ,『Texhnolyze』絡みなんですが.えぇっと,「サイケ・トランス」とか言うらしい. 5 曲め "Samurai" にはいきなり日本語の朗読が出て来てびっくりするが,まぁ,その,なんだ,実写版 "DOA: Dead or Alive" にでも使われそうな感じだ (笑). "Minimal Piano Collection" の第 2 期が出てた.売れたんかな.

2008年12月21日日曜日

2008/12/20 の収穫:カラヤン『交響曲撰集』,『三善晃の音楽』,グラス『12 部の音楽』,ポイント版『タイタニック』復刻,aus 2 枚

年末恒例のプレゼントを入手に.

2008/12/20 の収穫:聴物篇

  • Beethoven, Brahms, Bruckner, Mendelssohn, Haydn, Mozart, Schumann, Tchaikovsky "Karajan - Symphony Edition", BPO, etc. DG 477 8005, 2008
  • 三善晃 "三善晃の音楽", Music of Akira Miyoshi, 堀米ゆず子, 天羽明惠, 岡田博美, 向山佳絵子, 東京少年少女合唱隊, 東京混声合唱団, 東京大学柏葉会合唱団, 沼尻竜典 / 東京フィル, カメラータトウキョウ CMCD-99036/8, 2008
  • Philip Glass "Music in Twelve Parts", Michael Riesman / Philip Glass Ensemble, Orange Mountain Music OMM0049, 2008
  • Gavin Bryars "The Sinking of the Titanic", Tower Records Universal Vintage Collection PROA-236 1994, 2008 (aka: point-music)
  • aus "Antwarps", Preco PRECO 005, 2008
  • aus "Lang Remixed", Preco PRECO 004, 2008

そういや『かんなぎ』の アレ で,カラヤンのブルックナー全集出てたよな〜とか思ってたら,店頭でとんでもねぇものを見付けた.カラヤンが DG に録音した 38 枚組の交響曲撰集 (笑).ブルックナー全集のほぼ 1000 円アップというお値段.国内盤 SHM-CD 全集の半額ちょいという圧倒的なコスト・パフォーマンスを誇る (笑).ダブりはチャイコフスキーだけだし,アナログで散々聞いてたモーツァルトの 29 番と 33 番も入ってるし, 88 番はないけどハイドンが幾つか入ってるし,バルビローリと比べてどうよという気もするけどブラームスあるし,バレンボイム盤は手放しちゃったけどシューマンあるしで,こっち.いや〜.カラヤンのベートーヴェンを買うことになるとは思わんかった (笑).でも思い返してみれば,初めて聴いたカラヤンは PO とやった第九 (EMI) だったと思うんで,ま,それも佳し.シューベルトが入ってないなと思ったら, EMI の方か. 2003 年と 2004 年のライヴを収めたカメラータの三善三枚組にはなんと『レクィエム』の新録!  天羽明惠 さんのソロ曲も入ってるしで,ちょと期待.そうそう,お懐かしやの 堀米ゆず子姐 と言えば,最近メシアンの『世の終わりのための四重奏曲』を芸術劇場でやってて,これがけっこう佳かったんだよな〜.この人,現代モノも強いのかと思ったけど,武満のとかいっぱい出てますね.知りませんでした.ブライアーズの『タイタニック』は 1994 年のポイント・ミュージック盤の復刻.うれしいうれしい.あとはクレプスキュール盤もお願い.なお,この シリーズ では Argo 盤のピアノ・サーカスの『6 Pianos / In C』も復刻.グラスの『12 部の音楽』はノンサッチ盤と間違えてた,ま,エエけど (笑).なお,ノンサッチの 10 枚組ボックス『Glass Box: A Nonesuch Retrospective』には枚数で判るとおり,全曲が入ってるわけではないので却下.

2008年10月20日月曜日

2008/10/17 の収穫:ケージ打楽器曲集第五巻,ライリー『先端魔法』,ライ ヒ & グラス on EMI

歩いて行けるというワザを覚えてしまった.これはイケン!

2008/10/17 の収穫:聴物篇

  • John Cage "Works for Percussion vol. 5", Amadinda Percussion Group, Kocsis, Tömösközi, Szabó, Hungaroton HCD31848, 2008
  • Terry Riley "The Cusp of Magic", Kronos Quartet, Man, Nonesuch 7559-79959-8, 2008
  • Steve Reich, Philip Glass "Eight Lines", "Vermont Counterpoint"," New York Counterpoint", "Four Organs", "Façade", "Company", American Classics, Wilson, Damiens, Rossi, Tilson Thomas, etc, Warren-Green / LCO, EMI 50999 2 06624 2 4, 2002, 2008

忘れた頃に出て来るケージの打楽器曲集第五巻.なんでか知らんが第一集に収められていた 1935 年の四重奏曲を再録.しかも新録.コチシュも相変わらず参加.ライリーの『魔法先端』,『鍵盤習作』の焼き直しだと思ってたが,何か違う (笑).

2008年3月31日月曜日

2008/03/30 の収穫:リンドグレーン『ミオよ わたしのミオ』,フィリップ・タ ーナー本二冊,メイン『闇の戦い』,クノー『文体練習』,ムナーリ『モノから モノが生まれる』,小沼『ミニマル・ミュージック』

2008/03/30 の収穫:讀物篇

  • リンドグレーン "ミオよ わたしのミオ", リンドグレーン作品集 13, 大塚勇三 訳, 岩波書店, 1967, 2000, ISBN4-00-115073-5, (Astrid Lindgren "Mio, min Mio", 1954)
  • フィリップ・ターナー "シェパートン大佐の時計", 神宮輝夫 訳, 岩波書店, 1968, 2007, ISBN4-00-110660-4, (Philip Turner "Colonel Sheperton's Clock", 1964)
  • フィリップ・ターナー "ハイ・フォースの地主屋敷", 神宮輝夫 訳, 岩波書店, 1969, 2007, ISBN4-00-110661-2, (Philip Turner "The Grange at High Force", 1965)
  • W. メイン "闇の戦い", 神宮輝夫 訳, 岩波書店, 1980, 1991, 2001, ISBN4-00-115602-4 , (William Mayne "A Game of Dark", 1971)
  • レーモン・クノー "文体練習", 朝比奈弘治 訳, 朝日出版社, 1996, 2007, ISBN978-4-255-96029-6, (Raymond Queneau "Exercices de Style", 1947)
  • ブルーノ・ムナーリ "モノからモノが生まれる", 萱野有実 訳, みすず書房, 2007, ISBN978-4-622-07328-4, (Bruno Munari "Da cosa nasce cosa", appunti per una metodologia progettuale, 1981)
  • 小沼純一 "ミニマル・ミュージック", その展開と思考, 青土社, 2008, ISBN978-4-7917-6402-0

型番で判るとおり,『ミオ』は少年文庫版じゃなくて箱入り.フィリップ・ターナーの二作は以前に復刻されたことを聞きかじってはいたんだが,まだ残ってたのを発見したので速攻ゲット.未読のメインはおまけで.もはや『鼓手』も『りんご園』も『砂』ですら入手できんとは!

ムナーリ,クノー,小沼は MMM 絡みで.いちばん面白そうなのは九十九の変奏である『文体練習』だな.ってか,コレってモロに使えませんか (笑).ムナーリの本は eToy との連携に使えそう.小沼本,索引がないのがダメだし,ドゥルーズとかガタリとか引用してる時点でもうアレだが (笑).方法論に関する記述が少ないのが不満.その点 ナイマン本グリフィスのケージ本 は充実してたぞ.ただ,この人はロックやジャズ方面もフォローしてくれるからな.

2007年6月20日水曜日

2007/06/18 の収穫:Minimal Piano Collection,フルバ関連三発,灰羽連盟『 Blue Flow』

2007/06/18 の収穫:聴物篇

  • Heart of Air "Blue Flow", ランティス LACM-4078, 2002, ……しまった, ダブり だった orz.
  • 安部純, 武藤星児, 岡崎律子 "Memory for You", Fruits Basket オリジナルサウンドトラック, キング KICA-562, 2001
  • 堀江由衣 "Fruits Basket -風色-", Song for Yui Horie, キング KICM-3022, 2001
  • 岡崎律子 "Fruits Basket -四季-", Song for Ritsuko Okazaki, キング KICA-560, 2001
  • Terry Riley, Philip Glass, John Adams, Michael Nyman, Arvo Pärt, etc "Minimal Piano Collection", Jeroen van Veen, Brilliant Classics 8551 (Van Veen Productions: Minimal Piano Collection), 2007

ケージの プリペアド・ピアノ曲全集 を出した Brilliant Classics から,今度はミニマルのピアノ曲オムニバス九枚組セットが出た.お値段は ¥3,789 なので単価 ¥421.というのはど〜でもエエが,タイトル・リストにあるとおり,例によって "In C" である.これで,え〜と 17 種 めか.ライヒが一曲も入ってないのは納得いかん.グラスに三枚も割り当てる必要もないと思うんだが,まぁエエか (笑).でも,せめて Hugh Shrapnel ぐらいは入れて欲しかったな〜.使用ピアノは伊太利亜 Fazioli というメーカの Modello F278 というヤツ.初めて聞くメーカ. about_fazioli.堀江由衣版『For フルーツバスケット』と『小さな祈り』はダメだろ,こりゃ.浮遊感が全くない orz.

2006年12月12日火曜日

2006/12/11 の収穫:ケージ打楽器音楽集四枚完結,『in C』モスクワ・ライ ヴ,グラス,ライヒのミニマル三昧

HMV から届く.昨日の分と一緒になるかと思ってたが別便だった.

2006/12/11 の収穫:聴物篇

なんだかんだ言いながらも,ケージの打楽器音楽は面白いんでござりまするよ.しかもなぜか昨日からフンガロトンが多い.アマディンダさまさま.第一集は 1935 年の四重奏曲から始まって,三重奏曲,想像的風景一番,第一コンストラクション,第二コンストラクション,居間の音楽,ルー・ハリスンとの共作ダブル・ミュージックと, 1940 年代初頭までの曲.やっぱりコチシュも参加してる.第三集はナンバー・ピース Four4 の一曲だけ.ケージの曲は,ラリー・ソロモンの区分による第二期ロマン主義と第三期偶然と不確定性がとくにおもろい.ピアノ曲だとこれ以外の時期は今は未だ聴いてて辛いんだけど,打楽器だと比較的楽に聴けるのが不思議.アマディンダのオムニバスで何曲か取り上げられているジョージ・ハミルトン・グリーンって, 1893 年生まれの有名なシロフォン奏者だそうな (GEORGE HAMILTON GREEN). 1946 年に音楽業界から引退後はイラストレータや挿絵画家として活躍, 1970 年に亡くなったとか.ケージは二コンストラクション,ライヒはピアノ位相のマリンバ版.グラスの『変化するパートをもつ音楽』はナイマン本 p.283 参照.あと, 14 番目の "in C" は 2000 年 4 月 20 日のモスクワ DOM でのライヴ! ただ,このモスクワのレーベル Long Arms の ページ はパス・デリミタに "\" 使ってるという香ばしさ極まるサイトなんだが,いったいどんな厨房がサイト作ってんだか.

マリンバとシロフォンどこがどう違うのですか? 倍音の差だそうです.さすがヤマハ.ちゃんと差異を説明してくれてます.

2006年10月12日木曜日

2006/10/10 の収穫:金井田英津子『猫町』,ライヒ,グラス,ラトル『リーヴ ィング・ホーム』全巻

それぞれ,新宿タワー,秋葉有隣堂,石丸.

本日の収穫:観物篇

以前 買ったラトルのテレビ・シリーズの第五巻では,ほんまに『In C』やってるんでびっくらこいたが,第二巻ではライヒの『木片音楽』をやっとるのだよ (笑).ついでだから七枚組箱を買った.いや〜,おまけ (オーディオ・トラック) が凄いんだよな.トゥーランガリラが丸ごと入ってたりする.ライヒとグラスのカップリング DVD は滑川マキとデニス・ラッセル・デイヴィスのコンビによるもの. CD 版 Orange Mountain Music - Music 4 Hands に映像が付いてる.

2006年9月24日日曜日

2006/09/23 の収穫:ミニマル関連 (するかも知れない) DVD

新宿タワー.

本日の収穫:観物篇

  • Bruce Conner "Crossroads", "Looking for Mushrooms", Michael Kohn Gallery 1965, 1976, 1996, 2004, ISBN1-880086-11-5
  • Éric Darmon "Looking Glass", アイヴィ DVD9DS10, 2004, 2005
  • Sir Simon Rattle "The American Way", Leaving Home : Orchestral Music in the 20th Century - vol. 5 アイヴィ 102041, 1996, 2005

ブルース・コナーの二本のフィルム,音楽担当が Patrick Gleeson に Terry Riley.二本目はもちろん Philip Glass のドキュメンタリー.使われている音楽で聴いたことのあるのは『アインシュタイン』ぐらいしかない.「ラトルのガイドによる音楽紀行」第五集ーアメリカ流,ガーシュウィン,アイヴズやらコープランドやらカーター,バーンスタインに混じって,ケージ,フェルドマン,テリー・ライリー,なんて名前が (笑).まじで,ラトル指揮のバーミンガム市交響楽団が 3 分弱とはいえ,『In C』やっとるんですか.

2006/09/23 の収穫:ライヒいろいろ,ナイマン「ピアノ協奏曲」,グラス『浜 辺のアインシュタイン』,オムニバス「電子音楽黎明期の道師たち」

新宿タワー.

本日の収穫:聴物篇

最後の DVD 含め四枚組は 1948 - 1980 年のオムニバス.クセナキスや湯浅譲二やらシュトックハウゼンやらホルガー・シューカイやらイーノやら. DVD の方,ライヒも入ってるんだけど, Three Tales からの断片らしい.

2006年6月19日月曜日

Philip Glass "Two Pages", "Contrary Motion", "Music in Fifths", "Music in Similar Motion"

1973 年の "Music in Fifths" と 1975 年の "Solo Music" という二枚のアルバムをカップリングして復刻したものらしい.まぁ,例によって例の,ある規則性に則って音価が増えて行くフレーズをユニゾンで延々と繰り返すというあの調子である.テンポがちょくちょく変わるのは,ちと意外な感じ.音色はいろいろ変えているものの,基本的にオルガンで,絡むのがソプラノ・サックスとフルートぐらいだから,単一色.最初の曲はピアノが終始弱音のユニゾンで付き従っている.音源はセンターに集中していて,モノっぽい.一方, Bang on a Can の 2004 年盤 の方は,アンサンブルもより多彩で多少は聴きやすくなってる.

2006年6月14日水曜日

本日の収穫: Mell "Red fraction", boa "Tall Snake E.P.", "Duvet", Philip Glass "Music in Fifths, etc"

アマゾン発送分. Mell さまの "Red fraction" だけじゃ送料掛かっちゃうのでついでに発注したもんがドンドコ.というのはアマゾンの術中にハマっちょるんだろうな〜.

本日の収穫:聴物篇

タワーでは時間切れだったが,なぜか,ひょっこりあったりするんだな,ノンサッチ盤グラスの『五度の音楽』. Ulrich Kriegerサックス版Bang on a Can 盤に続き三種目.いつの間にか, boa の ディスコグラフィ をコンプリート.こんなシングルや EP が今でも手に入るとは思うとらんかった (笑). Mell さまは型番で判るとおり DVD のおまけ付きの方である.

2005年9月19日月曜日

本日の収穫:聴物篇:カンタロープ・サンプラー, Bang on a Can のグラス『 五度の音楽』 & イーノ『空港の音楽』,クーベリックの『パルジファル』

本日の収穫:聴物篇

AMP 発注分が届く.

  • Wagner "Parsifal", Weikl, Moll, Salminen, King, Mazura, Minton, Popp, Kubelik / Bayerischen Rundfunks, Arts 43027-2, 2003

ケースは割れてるわ,爪は全滅だわでクレーム中 (笑).

2005 年 9 月 16 日の収穫:聴物篇

ニューヨーク発注分が届く.

2005年9月7日水曜日

Philip Glass 『glassworks』

  • Philip Glass "glassworks", Sony 500617 2, 2001

これって,セルフ・リミックスか何かなんかな〜.同じカリフォルニア楽派の中でも,グラスだけ異質な感じがする.プロセスの推移を演奏者に委ねるか,最初からガッチリと構築してしまう (とにもかくにもスコアリングできてしまう.即興とかの余地がない) かという見方で, Terry Riley が Gong で Steve Reigh が Magma とするなら,Glass は何だろう? パッと聴き,そういう派手さが全然ない.フレーズはユニゾンだし,和声と進行はポップだし.余地がないという点では Reigh に近いのかも知れんけど,推移のズレすらないというのはどゆこと (笑).ってか,明らさまな推移のズレではなく,単純な繰り返しから生まれてくる全体的なドローン効果っつ〜か,絶えずうねうねと動いているが全体的には静止しているかのように見える「何か」が目標なんかな〜.

それ故か,この三人の中ではいちばん聴きやすい. BGM にも使える.ってか,それ用途がほとんど? 映画音楽やらたくさん手掛けてるのも,そういう理由なんかな.そういや,ロックに導入されたミニマルって Glass 風の静的ミニマルばっかのような気がする.

2005年9月4日日曜日

本日の収穫:シュレーダーの「無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティー タ」,アーノンクールの『目覚めよ,と呼ぶ声あり』,『心と口と行いと命も て』,ヤナーチェクのオペラ集,グラスワークス,グラス『五度の音楽』他アメ リカン・ミニマルの初期

新宿タワー. "Music in Fifths" by Bang on a Can があるかと思ったんだが…… web で事前に検索したとおり,なかった (笑).カンタロープに直接発注するか,アマゾンだな.

本日の収穫:聴物篇

  • Bach "Drei Sonaten und drei Partiten für Violine solo", Jaap Schröder, Naxos 8.557563/4, 2005
  • Bach "Wachet auf, ruft uns die Stimme" BWV.140, "Herz und Mund und Tat und Leben" BWV.147, Harnoncourt, ワーナーミュージック・ジャパン (Teldec) WPCS-21092, 2000
  • Janáček "Jenůfa", "Příhody Lišky Bystroušky", "Z Mrtvého Domu", "Věc Makropulos", "Kát'a Kabanová", etc Mackerras VPO, Decca 475 6872, 1977, 1980, 1981, 1982, 1983, 1986, 2005
  • Philip Glass "glassworks", Sony 500617 2, 2001
  • Philip Glass, Steve Reich, Terry Riley "Music in Fifths", "Pendulum Music", "Dorian Reeds", "1 + 1", "Reed Phase", Early American Minimalism - Walls of Sound II Ulrich Krieger, Sub Rosa SR218, 2001, 2000

ヤープ・シュレーダーの名盤,ついにナクソスから復刻! ナクソス,偉い! アーノンクールのカンタータは青木さんに買わされたもの (笑).リヒター,ヘレヴェッヘ,コープマンなどいろいろあったが,いちばん安価かったアーノンクール盤を選択.ヤナーチェクの 9 枚組はマッケラスが振ったもの.ポップさんは『イェヌーファ』と『ビストロウシカ』で参加.どちらも持ってますが…….おまけはシンフォニエッタ,「タラス・ブーリバ」,「嫉妬」序曲など. "Music in Fifths" by Bang on a Can はなかったんだが,ウルリヒ・クリーガーのミニマル集を発見,なんとこれに "Music in Fifths" が入ってた.多重録音のサックス・アンサンブル版.掘り出しもん.

2005年9月3日土曜日

2005年8月2日火曜日

2005 年 7 月 31 日の収穫:ライヒ,ライリー,モーツァルト,グラス,Slapp Happy, Art Bears

「頑張って会」 at 表参道.でも,さして広いとも思えん交友関係なのに,なんで軒並みみんな「こう」なんだろ (笑).会の前に渋谷のタワーと HMV を回る.

2005 年 7 月 31 日の収穫:聴物篇

  • Steve Reich, Terry Riley "Six Pianos", "in C", Piano Circus, argo ポリグラム POCL-4089, 1990, 1996
  • Musik in Deutscheland 1950-2000 "Experimentelles Musiktheater: Fluxes-Happening-Performance", David Tudor, Nam June Paik, etc, BMG Ariola 74321 73652 2, 2004
  • from the kitchen archives "new music, new york 1979", Glass, Monk, Nyman, Conrad, Reich, etc, Orange Mountain Music OMM0015, 2004
  • Mozart "46 Symphonies", Arigoni Orchestra Filarnonica Italiana, Membran 203300, 2005

HMV.ピアノ・サーカスで 10 番目の "in C" か.やっぱ足で探すのは効率悪いな〜.モーツァルトの 10 枚組はバリバリの新譜で \1,690 に対し,ピアノ・サーカスの方は 1 枚,税抜きで \2,427,何なんだ,この不均衡は (笑).キッチンの棚卸し,ま〜,ダイジェストみたいなもんですか.グラス,ライヒ,ナイマンらに混じって,メレディス・モンク,トニー・コンラッドなんぞという名前がちらほらと. BMG の棚卸しの方には,ラ・モンテ・ヤングに加えて,リゲティやらナム・ジュン・パイクなども.リゲティってほんまに「Fluxes-Happening-Performance」と関係あんの? (笑)

  • Philip Glass "Early Keyboard Music", Schleiermacher, Dabringhaus und Grimm, MDG 613 1027-2, 2001
  • Slapp Happy / Henry Cow "Desperate Straights", ロクス・ソルス, LSI-2081, 1975, 2004?
  • Slapp Happy "Acnalbasac Noom", ロクス・ソルス, LSI-2531,1980, 1990, 2004?
  • Art Bears "Hopes & Fears", Re ReR ab1, 1978, 1992, 2004
  • Art Bears "Winter Songs", Re ReR ab2, 1979, 1988, 2004
  • Art Bears "The World as it is today", Re ReR ab3, 1981, 1988, 2004

タワー. Glass の旧作はもう諦めよう.あとは Dagmar さん関係. Art Bears は実は箱もあるらしい.そちらには特典でライヴ音源とかも収録しているとか.

2005年7月24日日曜日

本日の収穫:ディーリアス,マーラー,ライリー,ライヒ,グラス,ブライアー ズ,ケージ

カードが満杯になってるので新宿タワーへ.というヌルい心構えで出掛けたのが敗因かも. 12 セット, 32 枚 (泣).シュヴァルツコップさまの『エルフェンリート』探したんだけど,ないよ,どうなってんの.デッカさん, "An meine Freunde" 廃盤ってぇのはマズいでしょ.

新宿タワー 9F の奥,現代音楽と古楽が隣り合ってるコーナー内にいわゆるカンタベリー左派とかも置いてあるのは承知してたが,今日始めて,その裏側にジャーマン・プログレもまとめて置いてあるのに気付いた (笑). Popol Vuh 新譜とか置いてあるし,クラウス・シュルツェがほとんどシュトックハウゼン化してたりして.いつぞやのフェルティヴァルかなんかなのか, GuruGuru とかのライヴ DVD まであったよ (笑).

本日の収穫:聴物篇

  • Delius "The Complete Works for Violin and Piano", Jones, Miller, Meridian CDE84298/9-2, 1994
  • Delius, Grieg, Grainger "Free Spirits", Bridge Quartet, Meridian CDE84401, 2001
  • Mahler "Sämtliche Sinfonien", Bertini, Körner RSO, etc, 東芝 EMI - Eastworld TOCE-11671-81, 2005
  • John Cage "Sonatas and Interludes for Prepared Piano", 高橋悠治, コロムビアミュージックエンタテインメント COCO-70757, 2004
  • Terry Riley "Reed Streams / L'infonie In C (Mantra)", organ of Corti 2, 1970, 1996
  • Terry Riley, Steffen Schleiermacher "Keyboard Studies, Hommage à RILEY - REICHlish verGLASSt", Schleiermacher, Gengelbach, Dabringhaus und Grimm, MDG 613 1135-2, 2002
  • Terry Riley, etc "Cantos Desiertos,", etc Hawley, McFadden, Naxos 8.559146, 2003
  • Steve Reich "Drumming", Ictus, Synergy Vocals, Cyprès CYP5608, 2002
  • Steve Reich "Works 1965-1995", Nonesuch 79451-2, 1997
  • Steve Reich and Musicians "Live 1977", from the Kitchen Archives No. 2 Orange Mountain Music OMM0018, 2005
  • Philip Glass "Etude for Piano" vol. 1 no. 1-10, Orange Mountain Music OMM0009, 2002
  • Gavin Bryars "The Sinking of the Titanic", "Jesus' Blood Never Failed Me Yet", Virgin EG CDVE 938, 1998

Bridge Quartet の弦楽四重奏曲集,ディーリアスの分には唯一の出版曲の他に, 1988 年の未出版の曲から第三,第四の二楽章を収録している珍しいもの.二枚組のヴァイオリンとピアノの曲集は「コンプリート」と銘打っているだけあって,『伝説』と『ロマンス』も同時収録.他におまけ三曲.

ベルティーニも物故していたとは知らんかった.むろんこの四番はポップさんが歌っているヤツである.『大地の歌』を含め十一曲,十一枚組.第十番はアダージョのみ.ただ,これもアレだ,曲が CD にまたがって収録されている.東芝系は平気でこういうことをやるのには恐れ入る.

ギャヴィン・ブライアーズの『タイタニックの沈没』と『イエスの血は〜』はオブスキュア・レーベルの復刻盤.まぁクレプスキュールのはいつまで経っても見付からんからな〜.でも,オブスキュア,マスターが行方不明とか聞いてたんだけど,実は在ったの? 盤起こしだったりして (笑).

高橋悠治の『ソナタとインタールード』,なんと税込 \1,050 というお値打ち価格.まぁ,売れんだろうけどな〜 (笑).

あとはミニマル系ばっか.グラスの旧作は全然見付からんかった.ライヒの『作品集』は 22 曲入りで十枚組.ライヒ自身のアンサンブルの他,ティルソン・トーマスが振ったヤツ,クロノス・クァルテット,パット・メセニー, Bang on a Can などの演奏が含まれている.試聴して面白かったのは「Live 1977」,『作品集』には未収録の『振り子の音楽』が入ってて,これはもうギャグの領域.あと,『ヴァイオリン・フェイズ』,『木片の音楽』も『作品集』には未収録.もろ被りの Ictus の『ドラミング』だが,これ,カッチョエエ〜.パルスから Pierre Moerlen's Gong 系のロック・ビートが生まれてくる〜.ブックレットには四か国語による解説の他,頭八パターンの楽譜も記載されている. Ictus が 2000 年 8 月から手掛けているという "Drumming" の "Dance-Proof version" による写真も使われている. Cyprès レーベルの CD は津田理子さんの ヒナステラのピアノ作品集, Ictus の "in C" に続き三枚目だが,丁寧な仕事してるよな〜.ナクソスのライリー他のヤツは「アメリカン・クラシックス」シリーズの一枚で,ギターとフルートのデュオ.ミニマル系じゃなくて「アメリカン・ノスタルジック」みたいなヤツらしい.パリッシュ的なのかもね.