- 斉藤由貴 "Pant", ポニーキャニオン G68M0242, 1988?
- 斉藤由貴 "One > Two; Yuki's Tour", ポニーキャニオン PCLP-00035, 1990?
- 大森一樹 "恋する女たち", 東宝 TLL 2085, 1986
"Pant", にはおまけで 1985 年 1 月の『卒業』レコーディング・セッションの模様 (全曲ではない) が収録されており,なんか得した感じがする.いずれにせよ,これは名曲.本編は 5 人の監督が 1 曲ずつ担当するオムニバス短編集.贅沢な造り.冒頭の市川準監督の『終わりの気配』は,もろ雰囲気が小川美潮.全体的に,歌手よりも女優だなという感じ.だって,最後の『3 年目』なんて,完全なドラマだぜ,こりゃ.
だもんで, 1990 年 1 月 28 日東京厚生年金会館のライヴはかなり悲惨な印象だったが,観直してみるとそうでもなかった.ただし,どうしても痛々しさは残る.しかし,谷山作品の『夜のブランコ』は,これは本人のとはまた違った怖さがある.
これに比べて映画の方は安心して観てられる.この映画,けっきょくどういう結末になったか,イマイチよう判らんのだけれど,テーマ曲の "May" が出てくると安心してしまうな.共演は高井麻巳子,相楽ハル子,柳葉敏郎,菅原薫,小林聡美で,やっぱ小林聡美サイコー.それはそうと,やっぱこれは傑作ではないかも知れんけど,佳い映画だよな,やっぱ.
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