2011/05/29 の収穫:讀物篇
- 小中千昭x安倍吉俊 "ですぺら", 徳間書店, 2011, ISBN978-4-19-720328-4
- 小中千昭 "scenario experiments lain the series", 新装版, 復刊ドットコム, 1998, 2010, 2011, ISBN978-4-8354-4567-0
『ですぺら』,もうどこにも見掛けないので,密林頼み.で,ついでに「こちらも如何ですか」攻撃に敗退.
値段上がったとしても,版面もうちょと大きい方が佳かった.かも.「あいん」は「lain (ぁいn)」の残響なんかね.ちなみに,本作でも あいん は「お父さん」を作っとります (p. 63).ただし,こちらの<お父さん> (p. 69) は あいん を胚胎して姿を消す.「胚胎」というより,芯にするという感じか.
華やかな欧風文化が浸透し 民権運動,女性の社会進出が始まり 破滅へとひた走る足音も響きはじめる そんな大正時代 混沌の「浅草十二階」を舞台に 未来を覗く男と少女を描いた ちょいと不思議なお話 ——それが「ですぺら」
シナリオ本,版面が従来の新書判から四六判に拡大.値段もほぼ 4 倍.
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