2014/03/16 の収穫:讀物篇
- A・v・フォイエルバッハ "カスバー・ハウザー", 西村克彦 訳, 福武書店, 1991, 1992, ISBN4-8288-3206-8, (Abselm von Feuerbach "Kasper Hauser", Beispel eines Verbrechens am Seelenleben des Menchen, 1832)
- 筒井康隆 "パプリカ", 中央公論社, 1993, 1997, ISBN4-12-202832-9
- カフカ "変身", 高橋義孝 訳, 新潮社, 1952, 1985, 1997, ISBN4-10-207101-6, (Franz Kafka "Die Verwandlung", 1916)
- サイモン・シン "暗号解読", 上下巻, 青木薫 訳, 新潮社, 2001, 2007, 2011, ISBN978-4-10-215972-9, ISBN978-4-10-215973-6, (Simon Singh "The Code Book", 1999)
- サイモン・シン "宇宙創成", 上下巻, 青木薫 訳, 新潮社, 2005, 2009, 2011, ISBN978-4-10-215974-3, ISBN978-4-10-215975-0, (Simon Singh "Big Bang", 2004)
カスバー・ハウザー
これは福村出版じゃない方.そっちは英訳からの重訳だったそうな.
パプリカ
この解説者ダメだ.チェンジ!
美貌のサイコセラピスト千葉敦子のもう一つの顔は、男たちの夢にダイヴする〈夢探偵〉パプリカ。人間心理の深奥に迫る禁断の長篇小説。〈解説〉川上弘美
変身
一般的に,カフカなんてのは中高生辺りで読んでおくべきだが,まぁ,手元になかったので.ちなみに,最初に読んだのは角川文庫(中井正文 訳?)のアレ.『ある戦いの描写』が入ってるヤツ.
世界文学史上最高の問題作。
ある朝、気がかりな夢から目をさますと、自分が一匹の巨大な虫に変わっているのを発見する男グレーゴル・ザムザ。なぜ、こんな異常な事態になってしまったのか……。謎は究明されぬまま、ふだんと変わらない、ありふれた日常がすぎていく。事実のみを冷静につたえる、まるでレポートのような文体が読者に与えた衝撃は、様ざまな解釈を呼び起こした。海外文学最高傑作のひとつ。
暗号解読
『フェルマーの最終定理』の次は暗号の謎! 古代から、いまなお続く暗号作成者と解読者の攻防、天才たちの人間ドラマ。
文字を入れ換える。表を使う。古代ギリシャの昔から、人は秘密を守るため暗号を考案してはそれを破ってきた。密書を解読され処刑された女王。莫大な宝をいまも守る謎の暗号文。鉄仮面の正体を記した文書の解読秘話……。カエサル暗号から未来の量子暗号に到る暗号の進化史を、『フェルマーの最終定理』の著者が豊富なエピソードとともに描き出す。知的興奮に満ちた、天才たちのドラマ!
最強の暗号! カエサル暗号から量子暗号まで――。『フェルマーの最終定理』に続く世界的ベストセラー、ついに文庫化。
当時最強を誇ったドイツ軍の暗号機はいかにして破られたのか。「戦争の世紀」が「情報の世紀」へと移り変わるなかで、数学者たちの攻防は続く。RSA暗号、PGP暗号、量子コンピュータ、量子暗号……。ネットや銀行を始め、知らずに我々の周囲に溢れる暗号技術の現在と未来、歴史の背後に秘められた人間ドラマを解き明かす傑作ノンフィクション。巻末に「史上最強の暗号」とその解答を収録。
宇宙創成
『フェルマーの最終定理』『暗号解読』のサイモン・シン、王道の最高傑作。最大の謎に挑む天才たちのドラマ。
宇宙はいつ、どのように始まったのか? 人類永遠の謎とも言えるその問いには現在、ある解答が与えられている。ビッグバン・モデル。もはや「旧聞」の感さえあるこの概念には、実は古代から20世紀末の大発見へと到る意外なエピソードと人間ドラマが満ちていた――。有名無名の天才たちの挑戦と挫折、人類の夢と苦闘を描き出す傑作科学ノンフィクション。『ビッグバン宇宙論』改題。
20世紀末、ついにビッグバンの証拠が。理系必読、文系大興奮の科学ドラマ! 宇宙の産声は人類に届いていた。
人は宇宙を知るため、数限りない挑戦を続けてきた。太陽中心モデルを作り上げたアリスタルコスから、相対性理論のアインシュタイン、宇宙誕生の瞬間を発見したNASAに到るまで。決闘で鼻を失った天文学者がいた。世界トップクラスの天体画像分析チームを率いた「メイド」がいた。数々のドラマの果てに、ついに科学者たちは……。人類の叡智の到達点を、感動的に描く圧巻の書。『ビッグバン宇宙論』改題。
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