イアン・ステュアート (アリステア・マクリーン) の原作 (平井イサク訳『悪魔の兵器』, ハヤカワ文庫) を 1965年に映画化.監督はジョン・スタージェス.う〜ん,これは際物かなぁ〜.端折り過ぎだし,妙な改悪が目立つし.登場人物で原作と同じなのは,冒頭すぐボツリヌス菌で殺されるバクスター博士だけで,あとはまったく別人.名前も違う.生化学研究所の元警備部長で主人公の探偵役も別名儀なら,犯人役も全然違う名前.もちろん役柄もまったくの別物.国籍も違うじゃんか.ドイツ系に変更したのは何か意図があるのか? まぁ舞台がイギリスからアメリカに移動してるのはしょうがないか.終盤のクライマックスも登場人物は同じだけどパイロットの役回りに不可解な変更があって「なんじゃいな,これは」状態.何を考えてるんだ,原作はもっとスリリングで面白いぞ > 監督.
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