ブックストア談錦糸町店.
2007/02/24 の収穫:讀物篇
- 竹本健治 "キララ、探偵す。", 文藝春秋, 2007, ISBN978-4-16-325540-8
- 漆原友紀 "蟲師", 第八巻 講談社, 2007, ISBN978-4-06-314442-0
- 吾妻ひでお "逃亡日記", 日本文芸社, 2007, ISBN978-4-537-25465-5
いつの間にか, ISBN が三桁増えてるな〜.システム改造で潤ったところもあるであろう (笑).
竹本健治の新刊, plateau さんとこで出てるのを知って買ってみたのだが,表紙・挿画・口絵師が安森然という人.帯には「僕たちにはメイドが必要だ。」,見返しには「美少女メイドロボット」,「ふだんは「どじっ娘」,スイッチが入ると凶暴かつエッチな性格」等々,まったく期待できない (笑).竹本健治ともあろうものが安易に時流に乗っかってどうすんじゃい.とブ〜垂れつつも買ってしまう哀しい性.だって竹本健治なんだも〜ん.コケた竹本健治はコケた麻耶雄嵩よりも酷いけどな.あとの二冊は店内をブラ付いていたら発見したもの.『逃亡日記』にもよく見たら生メイドが出て来てた (笑).
どうもです。せっかくなのでコメントしてみます。>竹本健治ともあろうものが安易に時流に乗っかっていや、むしろ時代のほうが竹本健治に追いついたのですよ。だってご当人のウェブサイト(パラレル玲瓏館)には昔からメイドさんがいますし(笑)。といいつつ本の内容についての保証は致しません。
返信削除,メイドがいるのは玄関ホールだけじゃないですか〜 orz.ま,竹本健治は最初に読んだ『匣』の衝撃が凄かったので,暗黒ミステリ派だと刷り込まれているだけのような気もします.何にせよ,新刊が出るだけマシ.
返信削除私は世代的に、新本格をあらかた読み尽くしたあとに遡って手をつけたクチなので、先見性のほうに目が行ってしまいます。最初に読んだのは私も「匣」ですが、そのあとのゲーム3部作(古本屋で発掘した角川文庫版)のほうが面白いと思ったり。「入神」も「ヒカルの碁」のあとに読みました。>何にせよ,新刊が出るだけマシ.私は「闇に用いる力学」の続編をずっと待ってるんですが……。
返信削除ゲーム三部作 (というかチェスを入れると四部作),暗黒好きとしては『トランプ』がダントツです.定本,単行本,文庫本の三形態揃ってます (笑).『カクレンボ』的な『闇に用いる力学』佳いっすねぇ〜.わたしは『緑衣の牙 (緑の森の惨劇)』で登場した長門有希こと真壁岬が出て来る続編『クレシェンド』の続々編を期待しとります.
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