「(誰だと問われて答えて曰く) 名を受け継ぐもの．古より運命の名を」 © クロエ．
今回のお仕事は仏司法界の汚物掃除．汚職警察官のモーリス・ルビックと予審判事デスタンの始末．にも関わらず，二人組，お仕事完遂できず．ソルダ側の真のノワール見習いクロエ紹介お仕事ですからな〜．で，今回ようやくまともにご登場となる短剣使いの万能殺人猫娘クロエ，紫髪に緑のマントと，クアンジッタさま配下のナハル殿みたいな．ヘソは出してませんが (笑)．よく目を閉じたまま世迷い言を申し述べるのも同様．真下作品でこの手のキャラクタは主役は張れんのだよな〜．シェンホワみたいに刀は使わんのか．
アルテナ・ハサン・サッバーフさま，「わたしは常に祈っています．クロエ，あなたのために．無事に勤めをを果たし，わたしの元に元気で帰ってくることを」というのはエエとして，「今度は特別なお勤めです．あなたはあの子とあの子のお友だちに逢うの．噫乎，この日をどれだけ待ったことかしら．すべてはあなた次第．あなたがその瞳で見れば佳い．あなたが見て決めれば佳い．判っているわね」，自律する組織には信仰を．宗教的なソレならなお佳し．ところで，十年ぐらい待ってたんですかね．アルテナさま，いささか性急過ぎませんか．功をあせるな，白い巨塔．アルテナさま，あと五年辛抱していたら，教育のし甲斐があるヘンゼルとグレーテルという逸材が手に入ったかも知れませんね．アルテナさまが失敗したのは，改革者だったからか．創設者だったら成功しただろうか．
- part A サブ・タイトル前
- part A サブ・タイトル後
- パリの街角．路地裏．ルビック殺害記事が載った新聞． 第六話 で刷り込まれているとおり，この曲が流れるとやはり猫が出て来る〜アジトで．入金通知．お仕事してないのに報酬をもらってエエんすか，そんな経営理念で〜殺害犯は誰か〜ミレイユ，入金問題は「あとで考えましょ」と棚上げ〜不安顔の霧香． "solitude by the window"． 2’01"．
- 珈琲〜先回りしたのは誰？〜アルテナさまのエール〜聞き込みに精を出す二人．市井で噂になってるようじゃ仕事人として失格だろ (笑) 〜それを見張っているクロエ．そんなでろんとした緑のマントじゃ目立ってしょうがないだろうに． "zero hour"． 1’10"．
- 船上レストランで，先を越されたのに「ノワールの仕事」だと認知されている事態に気を揉む二人〜「己の影を見たものは死ぬ」，まぁ，ドッペルゲンガーですわな．ポーなら『ウィリアム・ウィルソン』かな〜アジトに戻って〜ようやく最後になって，夜の街を徘徊するクロエ〜アルテナさまはクロエに選別を任せた．満を持して "chloe" のテーマの登場． 2’17"．サントラ収録分が 2’24" だから，ほぼ丸々使ったことになりますな．
- part B
- (※) 帰宅したデスタン〜部屋で待っていて説教するクロエ〜「ノワールが狙っている」と警告．正しくは，狙っているのはノワール「見習い」ですがね． 第一話 B パートでの霧香の「わたしは誰？ わたしはノワール．それ以外は何も判らない」で使われていたタイトル不詳のシンセ曲． 1’35"．
- 夜にまぎれて出動．四話振りで久々の "canta per me" (インスト)． 1’27"．
- Performa みたいなのが並んだ資料室 (？) で待つデスタン〜二人組参上〜クロエの警告どおり警官隊を待機させていたデスタン〜最初に暴れ出すのはクロエ〜ミレイユの金蹴り．それこそ下品じゃないのか (笑) 〜霧香，キース・リチャーズ並みの両手ぶらり攻撃〜最後に美味しいところをいただくクロエ，「言ったでしょ，ノワールがあなたを殺すと」．デスタンざっくり． "salva nos"． 3’56"．
- 三人娘初顔合わせ〜クロエの名乗り「わたしは真のノワール」．だから「見習い」が抜けてるって．泣く子と狂信者にゃ勝てません．可能なのは霧香ロボの非人間性だけだ． A パートよりやや長い "chloe"． 2’20"．
- 比率
- 16’14" / 20’40" = 78.5% (04’26")．
"chloe" 初登場のご祝儀か， "canta per me"， "salva nos" も揃い踏みで， 第一話 を 1 秒上回る高含有量となった．
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