本日の収穫:観物
- Janáček "Glagolitic Mass, Taras Bulba" Benackova, Drobkova, Kundlak, Kopcak, Noumann, BMG, 09026-61165-6, 1986, 1987
- Orff "Carmina Burana" Battle, Ropardo, Allen, 小澤征爾, PH, PHLP-9041, 1990, 1996
- "Matka Joanna od Aniolow (尼僧ヨアンナ)" オーマガトキ, OML-2038S, ?
すべて LD だが,この「先がない」 LD をぽつぽつ買ってるんけど,どーなるんでしょうねぇ,まったく.予備のプレイヤーも手配しておいた方が佳いのかな〜? いずれはデジタル保存する手段を考えねばなりませんね.
ノイマンの『グラゴル・ミサ』と『タラス・ブーリバ』のカップリングは輸入盤で,えらく安価かった.お国もののライヴである.
小澤の『カルミナ・ブラーナ』だが,テンポ揺れすぎ (速い部分が速すぎる).ただし,たいそう元気なのは佳い.独唱陣はおおむね健闘してる.アレンさんは可もなく不可もなく.テナーのフランク・ロパードさんはファルセットにもめげず大健闘.だが,やっぱキャスリーン・バトルさんとは相性最悪.つまり,嫌い.こういうズリ上がり系のソプラノはもっとも苦手とするところ.なんで,すぅっとまともな音程に入ってくれないのかね.それから,『カルミナ・ブラーナ』はイタロのオペラぢゃありませんよ,バトルさん. CD (小澤の新しいやつ) ではソプラノはグルベローヴァだったんだよな,確か.こちらは 1989 年大晦日のベルリンでのライヴ.ちなみに合唱で日本の関屋晋率いる晋友会合唱団が大挙して参加.人気商売とは言え大晦日の夜遅くまでお仕事とは,ご苦労さまです.
やはり買ってしまった『尼僧ヨアンナ』,原作はヤロスラフ・イワシュキェヴィチ. 1961 年のポーランド映画でモノクロ.同年のカンヌ国際映画祭審査員特別賞を受賞しているとのこと.うーむ,恒文社の「東欧の文学」シリーズ (カザンサキスの『その男ゾルバ』とかカリンティの『エペペ』とかが入ってる叢書ね) に入ってたかな〜? ちなみに,オカルトというか「悪魔憑き」をネタにした映画である.が,『エクソシスト』なんぞを連想しないように.
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