- Rozen Maiden träumend DVD 1
- Rozen Maiden träumend OP CDS / Rozen Maiden träumend ED CDS
「究極の少女になって何の意味があるんだ? お前たちの何処がだめなんだ? 何が不満なんだ?」 © 桜田ジュン.マルレラのどこがだめだったんだ? ヨホイアの何が不満なんだ? オパビニア,ナラオイア,アユシュアイア,シドネユイア,アノマロカリス,ハルキゲニアの何が悪かったんだ? というわけで,その疑問は五億年前から存在する.エディアカラも入れれば,もっと前.悲運多数死の実験に例えれば,「究極の少女」は行き止まりである.そこから先は閉じられた世界で,時間が存在しない.
「しかし,想いは同じ.全ては等しい.人形に隠る想いは等しく同じ.愛情を注ぐ限り生き続ける.愛情がなくなってしまったら居なくなってしまう.迷子になってしまう.どんな子も」 © 槐.槐先生,もしかして反逆者のプロメーテウスですか.そんなら,完成に至ろうとするプロセスを生み出すことはできますが,完全なアリスは未来永劫完成しません.
ってな感じで,「お父さま側の事情」はたいして語られることなし.まぁローゼンではなくて,あくまでも槐先生だし,聞き手はジュンだし.なお,真紅の発言に「時を越え,姿を変え,お父さまはどの世界にも存在する.アリスを作り出すために」というのがあったので,「実は「お父さま」もカリオストロ伯爵 (=アッリエ侯爵) みたいに時空を超えてひっそりと生き続けている (のかも知れない) 説」は当たらずとも遠からず (笑).アッリエ侯爵=究極のアルコンのなかの究極のアルコンなら,第六ドールまでは,ポルトガル (1344),イギリス (1464),フランス (1584),ドイツ (1704),ブルガリア (1824),イェルサレム (1944) それぞれの班の代表か (笑).ああ, 1582 年の暦法改正故にイギリス〜フランス間で途切れてしまった申し送りを復活させるために第七ドールが生み出されたんですな.なら,アリスは「地電流」あるいは地電流の位置を示す地図みたいなものか.でも,それって「シュッポンタップ」の一言で否定されるんだけど (笑).
- 金糸雀とか蒼星石とか,桜田家に食費入れなくてエエのか (笑).
- 蒼星石が見たローゼンの制作現場.第八ドールを制作中?
- 蒼星石と水銀燈が swap しそうな予感.「(一般的な意味で) 賢い」佳い子は一度コケるとたいへん,というわけで,白崎 -> 薔薇水晶ラインの計略に手もなく引っ掛かってしまう.逆に,ジャンクから復活した水銀燈が旗色不鮮明.水銀燈が真紅に挨拶した以外は,薔薇水晶を除いて他のドールと没交渉なのも何ぞありそうな予感.
- 一列に並んだドールたち,向かって左から,水銀燈,金糸雀,翠星石,蒼星石,真紅,雛苺,薔薇水晶の順番.翠星石が蒼星石の姉である発言や,真紅が第五ドールであるなどから,この順番で制作されたということでよろしいですか.
- ローザ・ミスティカの副作用 (笑).「その子,ローザ・ミスティカがあれば助かるわ.ローザ・ミスティカの力があれば雑作もないこと」 © 薔薇水晶.水銀燈の「丸化」に乗じようとする薔薇水晶だけど,水銀燈に芽生えつつある「メグを何とかしたい」という感情に打棄りを喰らいそうだな.
- 薔薇水晶 <-> 白崎ラインにはまだ何かありそうなんだが,佳く判らん.槐先生がどう絡んでいるのかも今ひとつ不明.全部知ってるのか,白崎が独走しているのか.
真紅が代表して説明する「お父さま」のイメージは「全てのものから護ってくれるヴェール」.優しさ,保護,安全,慰安,光というイメージ.なら,なぜその光り輝くイメージから離れようとする? 1) 語られていない闇の部分がある. 2) 閉鎖系であることに気付いていて,未来がないのが判っている. 3) 「お父さま」だけじゃ不満 (笑).
と,いろいろあって,蒼星石脱藩.まぁ,もう八話だし,そろそろ本題を進めんと間に合わんという意向を表明.この「佳い子」は頑固そうなので,納得せん限りは宣戦布告を取り消さんだろう.
どうでもエエが, BS-i の 16:9 放送と比べると,タイトル・バックのフレームの有無とか違うのね.他にも違いがあるんか知らんけど,とりあえずソコは気が付いた.
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