2008/03/30 の収穫:讀物篇
- リンドグレーン "ミオよ わたしのミオ", リンドグレーン作品集 13, 大塚勇三 訳, 岩波書店, 1967, 2000, ISBN4-00-115073-5, (Astrid Lindgren "Mio, min Mio", 1954)
- フィリップ・ターナー "シェパートン大佐の時計", 神宮輝夫 訳, 岩波書店, 1968, 2007, ISBN4-00-110660-4, (Philip Turner "Colonel Sheperton's Clock", 1964)
- フィリップ・ターナー "ハイ・フォースの地主屋敷", 神宮輝夫 訳, 岩波書店, 1969, 2007, ISBN4-00-110661-2, (Philip Turner "The Grange at High Force", 1965)
- W. メイン "闇の戦い", 神宮輝夫 訳, 岩波書店, 1980, 1991, 2001, ISBN4-00-115602-4 , (William Mayne "A Game of Dark", 1971)
- レーモン・クノー "文体練習", 朝比奈弘治 訳, 朝日出版社, 1996, 2007, ISBN978-4-255-96029-6, (Raymond Queneau "Exercices de Style", 1947)
- ブルーノ・ムナーリ "モノからモノが生まれる", 萱野有実 訳, みすず書房, 2007, ISBN978-4-622-07328-4, (Bruno Munari "Da cosa nasce cosa", appunti per una metodologia progettuale, 1981)
- 小沼純一 "ミニマル・ミュージック", その展開と思考, 青土社, 2008, ISBN978-4-7917-6402-0
型番で判るとおり,『ミオ』は少年文庫版じゃなくて箱入り.フィリップ・ターナーの二作は以前に復刻されたことを聞きかじってはいたんだが,まだ残ってたのを発見したので速攻ゲット.未読のメインはおまけで.もはや『鼓手』も『りんご園』も『砂』ですら入手できんとは!
ムナーリ,クノー,小沼は MMM 絡みで.いちばん面白そうなのは九十九の変奏である『文体練習』だな.ってか,コレってモロに使えませんか (笑).ムナーリの本は eToy との連携に使えそう.小沼本,索引がないのがダメだし,ドゥルーズとかガタリとか引用してる時点でもうアレだが (笑).方法論に関する記述が少ないのが不満.その点 ナイマン本 や グリフィスのケージ本 は充実してたぞ.ただ,この人はロックやジャズ方面もフォローしてくれるからな.
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