HMV から届く.昨日の分と一緒になるかと思ってたが別便だった.
2006/12/11 の収穫:聴物篇
- John Cage "Works for Percussion vol. 1", Amadinda Percussion Group, Kocsis, Rácz, Pusztai, Hungaroton HCD 31844, 1999
- John Cage "Works for Percussion vol. 3", Amadinda Percussion Group, Hungaroton HCD 31846, 2000
- Márta, Sáry, John Cage, Steve Reich, Hamilton Green "Cage · Márta · Sáry · Reich / Ragtime · African music", Amadinda Percussion Group, Márta, Rácz, Hungaroton HCD 12855, 1994
- Philip Glass "Music with Changing Parts", The Philip Glass Ensemble, Nonesuch 7559-79325-2, 1994
- Terry Riley "in C / in Do(m) / in Moscow", Terry Riley Repetitition Orchestra, Long Arms CDLA 01033, 2001
なんだかんだ言いながらも,ケージの打楽器音楽は面白いんでござりまするよ.しかもなぜか昨日からフンガロトンが多い.アマディンダさまさま.第一集は 1935 年の四重奏曲から始まって,三重奏曲,想像的風景一番,第一コンストラクション,第二コンストラクション,居間の音楽,ルー・ハリスンとの共作ダブル・ミュージックと, 1940 年代初頭までの曲.やっぱりコチシュも参加してる.第三集はナンバー・ピース Four4 の一曲だけ.ケージの曲は,ラリー・ソロモンの区分による第二期ロマン主義と第三期偶然と不確定性がとくにおもろい.ピアノ曲だとこれ以外の時期は今は未だ聴いてて辛いんだけど,打楽器だと比較的楽に聴けるのが不思議.アマディンダのオムニバスで何曲か取り上げられているジョージ・ハミルトン・グリーンって, 1893 年生まれの有名なシロフォン奏者だそうな (GEORGE HAMILTON GREEN). 1946 年に音楽業界から引退後はイラストレータや挿絵画家として活躍, 1970 年に亡くなったとか.ケージは二コンストラクション,ライヒはピアノ位相のマリンバ版.グラスの『変化するパートをもつ音楽』はナイマン本 p.283 参照.あと, 14 番目の "in C" は 2000 年 4 月 20 日のモスクワ DOM でのライヴ! ただ,このモスクワのレーベル Long Arms の ページ はパス・デリミタに "\" 使ってるという香ばしさ極まるサイトなんだが,いったいどんな厨房がサイト作ってんだか.
マリンバとシロフォンどこがどう違うのですか? 倍音の差だそうです.さすがヤマハ.ちゃんと差異を説明してくれてます.
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