本日の収穫:聴物
- Ginastera "Piano Concertos No.1, 2", Marinis, Malaval, etc, Naxos 8.555283, 2001
- Mahler "Des Knaben Wunderhorn", Popp, Weikl, Davis, Lucky Ball LB0074, 2001
- The Special Series "斉藤由貴", キャニオン D32A0154, 1985
- 板倉文 "Original Soundtrack from Memories of You (会社物語)", Epic/Sony 28 8H-5054, 1988
板倉文『会社物語サウンドトラック』,ようやく入手.演奏は Killing Time (清水一登, Ma*To,斉藤ネコ, Whacho,青山純,横山雅史,板倉文) のほか,石井 AQ,渋谷毅,川端民生,藤井信雄も参加.わははは,凄ぇメンツやん.で,待望の非邦楽版『日没』だが,イマイチであった…… ちょっとテンポ速すぎない?
本日の収穫:観物
- 市川準 "会社物語", パイオニア LDC SF047-1636, 1988
- 斉藤由貴 "微・少女", ポニー G68M0080, 1985?
- 斉藤由貴 "漂流姫", ポニー G88M0160, 1986?
- 斉藤由貴 "One > Two; Yuki's Tour", ポニーキャニオン PCLP-00035, 1990?
日本のサン・ラと言われた (言われてない!) ハナ肇主演の『会社物語』,ずっと以前にレンタルで観たことがあっただけだったが,ようやく入手.クレージー・キャッツのメンバー総出演だが,タイトル曲が暗示するとおり切ない内容.イッセー尾形もアブナイ一人芝居を披露.木野花,飯島早苗,筒井真理子とか出てるんだけど,「青い鳥」や「第三舞台」の彼女たちなんかなぁ…… 木野花は準主役級なんで判るんだけど.実際に叩いてるかどうかは判らないけど,ハナ肇のドラミング・スタイル,スネアを主とした典型的なスウィング・スタイルでカッチョエエ.谷啓と桜井センリは実際に弾き & 吹いてるようだけど.
『微・少女』は,思ったとおり北海道 (クレジットでは富良野市) ロケだが,別にハイジ路線を狙ったわけではないらしい.顔が丸い (笑).ストーリーはよう判らん.なお,『白い炎』では,ほんの少しライヴ映像が流れる.
『漂流姫』は市川準が脚本 & 監督を担当.曰く
中央政府の斉藤由貴問題協議会は,本日,斉藤由貴に関する出版物,レコード,映像等の一切の発表を,中央政府の決定として,禁止することをあきらかにしました.
という状況下,香港 (推定) に逃亡した斉藤由貴とその周辺を描いたとおぼしき内容.逃亡した斉藤由貴を追いかけて,信者と殺人者がやってくるというわけなのである.わははははは.この状況設定だけで笑ってしまう,こりゃおもろい.冒頭いきなり.「斉藤由貴は〜,その存在そのものが〜危険であ〜る」なんてアジ演説が遠くから聴こえてくる.コンセプトは秋山道男.音楽ディレクターは長岡 (Kazu kun) 和弘.で,ジャケットにはクレジットのない音楽担当だが,花火のあとのご降臨シーンでもしやと思ったとおり 板倉文 であった.というわけで,なかなか佳くできてるのである.しかも,この設定下,斉藤由貴の台詞は最後の最後,(「あなたを観ることが,あなたを好きになることが,なぜ禁じられたか,その理由が判りますか?」という問いかけに対する答え) 「……はい……」だけなのである.ロケ地はたぶん香港.まぁ香港の路地裏のショットを出すだけで,もう匂うようにいろいろ伝わってくる.協力 AXIA ということで,宣伝シーンも出てくる (笑).ジャケットの画像,これ意味不明.どこにも出てこない.
ライヴ盤,分売不可ゆえ.これで 3 枚目だ (笑).
0 件のコメント:
コメントを投稿