偶然,後半だけ観ることができた 1998 年韓国制作の映画『女校怪談』である.たぶん,元のタイトルは違うと思うんだが,おもろいんだ,これが.
『新学期,高校3年になったジオとジェイは日直当番でいつもより早く登校した.そこで二人が目にしたものは,古狐とアダナされる教師パクの首吊り死体だった.学校側は古狐の死体を極秘にするよう生徒たちらに口止めをした.古狐は,死の直前「ジンジュが生きている!」という謎の電話を母校に赴任してきた新米教師ウニョンに残していた.その事件を皮切りに不可解な事件が……』
なんとなく,ミステリー・タッチなのもソソるでしょ.法月だけでなく,東野圭吾『放課後』,麻耶雄嵩『あいにくの雨で』とか,あの辺りが好きならたまらんかもね.ハングルはぜんぜん判らん珍なので,監督: パク・キヒョン,出演: パク・ヨンス,イ・ヨンニョ,キム・キュリ,チェ・セヨン etc というのは,すべて番組表からの受け売りで正しいのかどうかも判らん.ただ,ほとんど生ピのみの音楽が,寡黙なだけに,抑えに抑えた感じでなかなか迫力があるんだわ.音数もたいそう切り詰めてるし.とくに最後のクレジットに流れるテーマとか.
学校 (大学を除く) って,やっぱ別世界なのかねぇ?
韓国にはプクの名手である金大煥とか,循環奏法で 40 分間 (ワン・ステージ) 音が切れないというアルト吹きの姜泰煥とか,パーカッション・グループのサムルノリとか居るんで,要注意だよな.ロック方面もいろいろカオス状態らしくて面白そうなんだが……
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