残念ながら,あまり面白いモノとは言い難い.ヒナステラほどは興奮させてくれません (笑).
- 伊福部昭 "米寿記念演奏会 完全ライヴ", キングレコード KICC-377/8, 2002
- 伊福部昭 "交響二題", フォンテック FOCD-9086, 1996
収録曲は,ライヴが『シンフォニア・タプカーラ』,『SF 交響ファンタジー』第一番 (抜粋),『土俗的三連画』,『ギリヤーク族の古き吟誦歌』に弟子四人連作の『四つの舞』.フォンテックの廉価盤の方が交響頌偈『釈迦』に『SF 交響ファンタジー』第一番.なんつ〜かな, Soft Machine やら Caravan を散々っぱら聴いた後で今さら Wilde Flowers でもないでしょってな感じ.時間を置いて聴けばまた違ったことを思うだろうが,第一印象はあんま芳しくなかった.作曲年代のせいもあるか知らんが,やっぱ西欧的機能でもって非西欧的な表現をなすにあたって,なんぞ無理してる部分があるのでは.歪んでませんか? そのせいかどうかは知らんが,編成が小さい方が違和感がない.
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