年始恒例の衛星生中継ベルリン・フィルのジルヴェスター・コンサート 2006 でもやってた.途中,映像の乱れ二箇所.音声も一箇所切れたが,演奏後の拍手の場面だったのは幸い.
- マルシャリン:カミラ・ニュルンド
- オクターヴィアン:マグダレーナ・コジェナー
- ゾフィ:ラウラ・アイキン
- オックス / フォン・ファーニナル:デール・デュジング
- ラトル / BPO (合唱はなし)
タイトルは「三重唱とフィナーレ」となっていたが,実際はオックス男爵の最後の言葉,退出の合図の「Leupold, wir gehn!」から最後までで, 23 分ほどある.頭のワルツはオケだけで,アンニーナもヴァルツァッキもいない.やっぱあそこは「パパー,パパー,パパー」が欲しいよね (笑).衣装はなしだが,簡単な所作が入ってる.百合百合な抱擁もある.もしかしてレコーディングするんですかね.カラヤン & ウィーン・フィルのあとで聴くとやや味気ない感じもあるし,何よりワルツがハネないのはどうよ.とは思うが,速めのテンポでぐいぐい.歌い手ではまずマルシャリンの胸の大きさに目を奪われるが (笑),なかなか貫禄もあって,しかもアンサンブルから突出してないのはエエんではないかと.ただ,この部分だけ取り出したせいなのか,それとももともとそういう趣向なのか,若い二人の方に目が行ってしまって,マルシャリンは「寂しい女」になってしまうよな.ゾフィはオクターヴィアンより元気がよいはねっ返り.オクターヴィアンはちょっと賢過ぎませんかね.なんかケルビーノというより「悩める人」という感じだ (笑).いや〜,でもこれは期待してエエかも.全曲盤出たら欲しいッス.
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