ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2008年7月21日月曜日

2008/07/20 の収穫:堀雅昭『杉山茂丸伝』,パムク『わたしの名は紅』,別役 実『戒厳令』,野田秀樹『20 世紀最後の戯曲集』,『21 世紀を憂える戯曲 集』,ヴェデキント『ミネハハ』

三省堂の Web お取り置きサービス ってぇのを初めて利用してみた.もちろん取り置き対象は二冊だけで,残りは別.

2008/07/20 の収穫:讀物篇

  • 堀雅昭 "杉山茂丸伝", アジア連邦の夢, 弦書房, 2006, ISBN4-902116-49-9
  • オルハン・パムク "わたしの名は紅", 和久井路子 訳, 藤原書店, 2004, 2006, ISBN4-89434-409-2, (Orhan Pamuk "Benim Adım Kırmızı", 1998)
  • 別役実 "戒厳令", 伝説・北一輝, 角川書店, 1973
  • フランク・ヴェデキント "ミネハハ", 戸田史子, 市川実和子 訳, リトルモア, 2006, ISBN4-89815-186-8, (Frank Wedekind "Mine-Haha oder Über die körperliche Erziehung der jungen Mädchen", 1903)
  • 野田秀樹 "20 世紀最後の戯曲集", 新潮社, 2000, 2008, ISBN978-4-10-340513-9
  • 野田秀樹 "21 世紀を憂える戯曲集", 新潮社, 2007, ISBN978-4-10-340514-6

パムクの『紅』← ETV特集 7月13日(日) 東と西のはざまで書く〜ノーベル賞作家オルハン・パムク 思索の旅 から.紅真九郎は関係ない (笑).西からの侵犯にさらされた十六世紀インスタンブールで起こる連続殺人事件をノーベル賞作家が描いた作品らしいが,章毎に語り手が変わる,それも『田紳有楽』みたいに無生物までもが語り出すとあっては,興味を持たざるを得ない (笑).吉田喜重監督『戒厳令』の原作シナリオには,シナリオ以外にも戯曲『正午の伝説』の他,評論『伝説・北一輝』,『父である「革命家」』,『天皇制下の空洞 (二・二六事件より)』,『西郷・幸徳・北』を収める.ヴェデキントの『ミネハハ』はルシール・アザリロヴィック (Lucile Hadzihalilovic) 監督の 2005 年作,ロリ必見映画『エコール (Innocence)』の原作.野田秀樹,『最後の』には『Right Eye』,『パンドラの鐘』,『カノン』.『憂える』には『オイル』,『ロープ』,『The Bee』を収める.そういや『Right Eye』は未だ RAM を観てないな〜.

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