シゴフミ #02 ロケット

「わたしは護ったんだ，美紅を．そして未来を」 © 綾瀬明日奈．「未来」も「みく」と読めるがな．そして自分の名も「明日」なのか orz．

これ，ひょっとして掘り出しもん？　いや〜，ほんまに明日奈は父親も翔太も刺殺したのね．まずは娘の明日奈をエロ・モデルにして稼がせて (それってそんな◯山千◯？) いる因業親父が妹の美紅も脱がせるというので，激高した明日奈が親父を刺殺．その親父の「シゴフミ」の件で一件を知ってしまった翔太も刺殺というわけである．意外に早く回った警察の手を逃れるために，髪を切って北へ逃げようとする明日奈が，ちょっとクレアに見える．

あ〜，明日奈の「仕事場」があるビルの屋上で翔太はロケットを組み立てていたわけか．そして，その屋上は以前は遊園地だった，と．もしかして，盲の蒼い馬のメリーゴーラウンドとかあったのか？　あったのか？

キャラクター原案のせいか，『しにがみのバラッド。・公式サイト』よりも，捻くれた設定が『キノの旅』の方に近いのかも知れないように思える．どっちもちっこい身体にデカい銃を隠し持ってるし．フミカ曰く，「シゴフミはすべてをなくした人間が最後に残した想い」と言ってるし，本編中にも「屍体を読む」ような描写があるんで，もしかしたら，ふつうの「手紙」とは違って，そこには文を出す出さないを決める意志は存在せず．すべての屍体にフミが存在するんだろうか．でもな〜，翔太のシゴフミはまさに私信だし，明日奈の親父の場合は告発状だよな．やっぱどっかで体裁を整えるプロセスが必要だな．あんまり，突っ込んじゃ行けないところなのかも知れんけど．

今回が初登場のアリプロの OP は『コトダマ』．ちょいおとなしめだけど，まぁいつもどおりかな．