ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2008年1月5日土曜日

NieA_7, Stanley Kubrick’s The Shining

寝正月は,終了モノの退避は終わったけど,積録消化とは行かずに『NieA_7』と『The Shining』.

避寒アニメと言えばコレしか思い付かない『NieA_7』,思わず全十三話を一気観してしまう.ときどき見返しているけど,その度に思う,切ないな〜.大盤振る舞いで予算が 314 円という,まゆ子の赤貧は別として (笑).しかし,なんだ,タイミングのせいか,ときに芝居がぎくしゃくしてないか,コレ (笑).かるちえ貸し切りで,智絵に連れられてスーパーに買い出しに出掛けた まゆ子が食料品売り場でトリップしてしまうのは,いつ観ても笑うな〜.

1980 年の『The Shining』,サラウンド & 4:3 の 119 分バージョン.憑き物建造物ホラーの古典かどうかは知らんが,ケースには「史上初のホラー映画 (ジャック・クロール / ニューズウィーク)」とある.でもな〜,グロいだけの『ヘルハウス』以前に,最近再読した シャーリイ・ジャクスン "山荘綺談", 小倉多加志 訳, ハヤカワ文庫, 1972, 1995, ISBN4-15-040018-0, (Shirley Hardie Jackson "The Haunting of Hill House", 1959) が映画化されてるはずだと思って調べてみると, 1963 年にロバート・ワイズが『たたり』というタイトルで映画化しとりました.これも観てみんとな〜.キューブリックのこちらの方も好きな部類に入るんだけど,今観てみると,ジャックの狂気が決定的になる後半は一直線なんでイマイチだな.やっぱ,曖昧模糊とした前半が佳いですわ.音楽はカラヤンが振ったバルトークの弦チェレがクレジットに登場するほか,キューブリック映画では定番のペンデレツキ,リゲティなどの名前が出て来るが,ウェンディ・カーロスの無気味なムーグの方が印象に残るな〜.とくにあり得ない低音とか.

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