ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2004年4月22日木曜日

Monster #03 殺人事件

 あらら.てっきり前回のアイスラー記念病院殺人事件の犯人にされて逃亡するんかと思ってたら,全然違ってた (笑).と,今回も野球延長で 30 分遅れ.個人的にはこっち (25:10 スタート) の方が被らなくて有り難いのだが.

 殺人事件のどさくさに紛れて,例の二卵性双生児の兄妹は病院から忽然と姿を消す.ハイネマン院長亡き後の病院は反院長派が実権を握り,実力主義の理事会は主人公を外科部長に任命.二つの事件を担当するのは連邦捜査局の切れ者ルンゲ警部.エヴァは主人公に復縁を迫るも主人公は拒絶.「人の命は平等じゃないんだもの」と言い切ったからには,これを到底容認できない主人公にしてみれば当然ながら「そりゃ無理」.主人公は忙しく働きながら 9 年が経過して 1995 年.一連の老夫婦殺人事件を担当するルンゲ警部.鍵を握ると思われる「錠前屋」アドルフ・ユンケルスの足取りを追うも,ユンケルスは交通事故で病院に担ぎ込まれる.意識不明重体のユンケルスの執刀は請われて主人公が.術後,意識の戻ったユンケルスを見舞う主人公の耳に届くユンケルスの譫言「Monster が来る……」.

 アイスラー記念病院殺人事件の被害者の死因はキャンディに仕込まれた硝酸化合物らしい.つまり被害者にキャンディを渡した人物が犯人で,被害者がそれを易々と口にしたことからごく親しい間柄にあるということを示唆したいらしいが,そんなもん後ろから羽交い締めにして無理矢理口に押し込んでしまえば佳いのは 40 年前にアリステア・マクリーンが証明済み.

 ううむ,この内容なら観なくてエエような気がしてきた.というか PDJ やロス・マクっぽい雰囲気だ.それならそっちを読んでる方がエエような.そうでなくても立て込んでるんだし.観て捨てモードに移行するか,すっぱり切るか.なんだけど,引きが上手いからつい次回も観たくなる.

 「!」と思ったら,凧上げ少年カールの付き添い看護婦は,やはり能登麻美子さん.

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