あららら,こりゃまたパタパタと謎の解明が. 前回 ユンケルスの譫言に出てきた「Monster」とは, 9 年前にアイスラー記念病院から逃げ出した二卵性双生児の兄の方,ヨーハン・リーベルト.一連の老夫婦殺害事件の依頼主.ヨーハンは誘き出したのかどうか知らんが,院外で,かつテンマの目前でユンケルスを射殺というか処刑.ヨーハン,ユンケルスとテンマとの会話から,アイスラー記念病院殺人事件の主犯もヨーハンらしい.これはどうも嘘言っぽいけど,そういや院長がヨーハンの病室に置いてあった見舞いのキャンディかなんかを勝手に食べるシーンがあったな,「君たちもどうかね」とか言って.そういう伏線だったのですか? でも誰が薬物を入手して混入したんだ?
でもまぁ,こんなに早く解決というか解明する訳がないので,きっとどんでん返しがあるはずだ.そうでないとミステリじゃなくなるもんな.あるよな.あって欲しい,あると言って.
ヨーハンは「ヨーハン・リーベルト」は本当の名前じゃないとか,テンマを父親みたいなものだとも言ってたし,これはもう彼こそがテンマの獣心ということでエエですかね.そうなると,舞台がドイツということもあって,言わば「影との闘い」になりそうですな.あるいはドッペルゲンガーものの変形か.なんかロマン派の怪奇小説にそういうのがあったよな.クライストだったっけか.
今回が兄の再登場の話なら次回の「ハイデルベルクの少女」は妹のアンナの話なんだろうな.アンナの錯乱の原因は,やっぱ兄が両親を殺害するのを見てしまったのが原因か.
適当なところで止めたいんだけど,なかなかタイミングがつかめんな〜.
0 件のコメント:
コメントを投稿