銀座教文館.なんで寄り道せずにまっすぐ帰るということすらできんのだろう.
2006/12/25 の収穫:讀物篇
- J-P・サルトル "実存主義とは何か", 伊吹武彦, 海老坂武, 石崎晴己 訳, 人文書院, 1955, 1996, 2006, ISBN4-409-03042-6, (Jean-Paul Sartre "L'existentialisme est un humanisme", 1946, English translation)
- ミシェル・フーコー "監獄の誕生", -監視と処罰-, 田村俶 訳, 新潮社, 1977, 2005, ISBN4-10-506703-6, (Michel Foucault "Surveiller et punir", -Naissance de la Prison-, 1975)
骰子探し.ざっと立ち読みしただけでは見付からんかったので,思い切って買ってしまう.サルトルなんて高校んときに読んだ『嘔吐』以来じゃんかよ (笑).本編は「討論」込みで 70 ページほどの分量,この他に「糧 (Nouritures)」 1938,「偉人の肖像 (Portraits officiels)」 1939,「顔 (Visages)」 1939,「実存主義について - 批判に答える (A propos de l'existentialisme: Mise au point)」 1944,「パリ解放・黙示録の一週間 (La Libération de Paris: Une semaine d'apocalypse)」 1945 の五篇を含む.『言葉と物』を 差し置いて 先に『監獄の誕生』に手を出したのは,ひとえに水銀燈の存在と,川澄舞および神尾観鈴と神奈備命の謎のためである (笑).とりわけ最後者は中将姫=横佩墻内に住む藤原南家郎女に準えられてるのではないかという疑念を払拭できない.妄想だ,そりゃ.
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