書泉ブックタワー.
2006/10/21 の収穫:讀物篇
- オースティン "自負と偏見", 中野好夫 訳, 新潮文庫, 1963, 1997, 2006, ISBN4-10-213103-5, (Jane Austen "Pride and Prejudice", 1813)
冒頭の一節,まるで『猫』か『坊っちゃん』みたいだと思ったら,漱石が激賞していたらしい (笑).タイトル,Pride を「高慢」とするか「自負」とするか.翻訳は他がみな「高慢と偏見」と なっている のに対し,この中野好夫訳のみが「自負」.こっちだと,「佳いものもある.悪いものもある」となってオースティン的宇宙にマッチしている……? (笑)
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