ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2006年10月29日日曜日

マルセル・カルネ『愛人ジュリエット』

『愛人ジュリエット』の音楽を書いてるのはコスマだが,演奏してるのはクリュイタンスで,ちょっとびっくり.オケとコーラスはパリ音楽院のメンバー.原題の「Songes」,ついつい英語読みしてしまって「Clef」もそれに引っ張られて「音部記号」と読んでしまった orz.もちろん,オリジナルの戯曲のタイトル『夢の鍵』が正解. Formula 3 の名作『Sognando e Risognando』の方を先に思い出すべきでしたな.

んで,中身の方は…… 相当イっちゃってますな.自分の夢からも拒絶された男 (ジェラール・フィリップ) は,現実に戻って来たはエエがけっきょく居場所がなくなっちゃってまたその夢の世界=記憶を失った人々の世界へ戻って行くというもの.こういう話は (も?) とっても好きなんで,モノクロだろうが音悪かろうがモノラルだろうが構いません (笑).

ところで,原作の戯曲をマルティヌーが オペラ化 しているのを発見.これはちょっと見てみたいかも. CD にも なってる やんか!

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