「昔,同じような場面があったような気がするよ」 © 水瀬名雪. 「七年前にもこの景色をおれは見ていたんだろうか」 © 相沢祐一.
京都アニメーション版 Kanon である.予想よりテンション上がらなかったので様子見.今回は二クール予定だそうだが,一クールだった 4 年前の 東映版 との関係は佳く判らない. avant トップの特急列車,再度北の街を訪れることになるという東映版の後日談かとも思ったけど,「いや,あんまり覚えてないんだ,昔のこと」とどうも違うようで,なら東映版はなかったことになってるんか.でも公開されている以上はすでに既成事実であるから,「なかったこと」になってるのは登場人物だけにとってということになり,そんじゃこれは『ドグラ・マグラ』なんですかぃ,と.七年前の墜落事件は青黛山如月寺縁起の絵巻物かよ.エエんでない,とりあえずはソレで.あとは,まぁ,「犯罪者は現場に引き寄せられる傾向がある」とか「従兄弟姉妹同士は鴨の味」とか.理由は判らんけど. あゆ と逃げ込んだ喫茶店の BGM はなぜかパッヘルベル.あ,『ドグマグ』再演というより,ロンドンでの『ヴェクサシオン』再演の方が似ているのかな.うぐぅ〜,ミニマル (笑).
キャストは相沢祐一役以外は同じ.北川潤まで同じなのに,なぜに祐一がキョンなのか.う〜ん.まぁ,とりあえず,記憶がないことを理由に逃げてるポンコツ主人公と,これまたポンコツと生靈の二人が出来.実際にはちょい出とはいえ,非生物妖怪娘の真琴以外は全員登場しとるんだけど.生靈の方は背中の (バッグに生えた) 羽を見ようとグルグルしてるのはまるで仔犬だし (その行為自体がこれまたポンコツの証),背中に羽というのがそもそも意味深だけど (笑).
OP でいきなり電波障害.一箇所ノイズが入った orz.その OP / ED は『Last regrets』に『風の辿り着く場所』と,まぁ真打ち登場なんだけど, OP のブツ切り具合はなんとかならんかったのか.頭のピアノは思い切って全面カットすりゃ佳かったのに.
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