- FLCL OST 3 / フタコイ alt. 4PS2 恋と少女とマシンガン (台詞入り一発目)
- フタコイ alt. 4PS2 恋と少女とマシンガン (台詞入り二発目) / ラブへ (ひ) な DVD 箱 / ネギま! DVD 1
「もしも,なんてない.おれたちは出逢ったんだから」 © 双葉恋太郎.
何か最終回みたいな始まりだが〜.『翼よ,あれが沙羅の火だ』〜『カリオストロの城』〜『戦場のピクニック』ですか,これは.いやぁ,観念の闘いだと頭から決めて掛かっているので表現の荒唐無稽さは不思議ではないんだけど,実はかなりドメスティックなところを指向してるのか.
助っ人でゴスロリ仮面 (桜月キラ & ユラ) と霜島さん再登場.もしかして他の双子たちはもう出て来んのか.出て来たとしても一言ずつ喋って終わりだったりして.
↑のとおり恋太郎は「三人で居る」ことを強調し,杉作のおばちゃんは「家族」を強調し,桜月組長は「一家」を強調する.顔が見える (判る) 範囲のコミュニティってやつだ. ED の歌詞で「戻ることのない日々」と歌われているのがソレなら,実はこの闘いは昭和十三年の出来事ということになる.
白い巨大なイカみたいな紛争をした人物の参加した盂蘭盆会の隊列が森から降りてきて村の子供たちを脅かしたものだ.あれは暴虐なる風の「御霊」だったのであろう.もっとも風が死んでその「御霊」になったのではなくて,われわれの祖先の内なる兇暴な人間の死者か,不幸な死を死んだ善良な者の魂が,あの年に風の「御霊」として顕在化し,災厄をもたらしたとみなされたのである.
[ 大江健三郎『万延元年のフットボール』 より ]
つまりは,敵としか見えないイカファイヤーも何者かを鎮めるために作られたのであって,最終的には敵とはなり得ない.っていうか,ソレはすでにこの世のものではない.
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