ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2009年10月18日日曜日

戦う司書 The Book of Bantorra #03 爆弾と人間と死の神の病

「穢れよ,シュラムッフェン!」 © シロン=ブーヤコーニッシュ.これ,どういう意味なんですか?

リュウガイゼキというのは「竜骸咳」と書くんだそうな (戦う司書 The Book of Bantorra: special の #6).他には,セイジョウガン「聖浄眼」,シンモウロウ「針毛狼」,ジンバツシシ「刃髪獅子」,キョコウマッサツハイ「虚構抹殺杯」など.チート具合が凄ぇ〜.刃髪獅子は「ジンパツシ」となるんじゃないかと思うけど,もうその辺はど〜でもエエや (笑).ちょっとは話が動き出したかな.

ところで,やっぱハミュッツはコリオを殺さなかったけど,どして? トアット鉱山に来たのは爆弾排除じゃなくて,シロンの本の断片を収集することだったっけか.ってなことを思わせるぐらいに,シロンの記録再生.シロンは夢見のプレコグ.神溺教団の大顔に利用される.常笑いの魔刀シュラムッフェンって何だ.神々が用いた七つの追憶の戦機の一つだそうだが.シュラムッフェンと竜骸咳の特効薬に関するシロンの栄光と没落は,ジャンヌ・ダルクとジル・ド・レーの関係かね.ただし,ジャンヌは断頭台ではなく,オネゲルのオラトリオのとおり,火刑台上で死んだ.いや〜,正直,まだまだシロンの描き方が浅くてよう判らん.竜骸咳ってそよそよ族の沈黙なのか,殺生石の吸引力の謂なのか.

その後に,これまた何故かハミュッツ,コリオの爆弾を除去.気まぐれ? でも,描写はもろにレイプというか,モンティ・パイソンの生体解剖 ("The Meaning of Life" のアレ).断片は没収.生かしておけば,例の故買屋または古本屋の親父から他のも手に入ると踏んだのか.だとすると,コリオの元にシロン本が集まる傾向があるということが判っていて,なおかつ入手先が不明でなければならんけど,まさかそんなことが (笑).

ミレポック=ファインデル,マットアラスト=バロリー,それにハミュッツは竜骸咳に感染.感染すると数時間で動けなくなるとか.加えて颱風到来.ハミュッツは触覚伸張ができなくなり,投擲の命中率も下がるとか.当社比 MP 半減のこの三重苦の元で,次回シガルと対決の予定.シガルが持ってるのって,シュラムッフェンだよね?

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