本日の収穫:讀物篇
- ディディエ・アンジュー "皮膚ー自我", 福田素子 訳, 言叢社, 1993, ISBN4-905913-47-0, (Didier Anzieu "Le Moi-peau", 1985)
- ジョージ・スタイナー "言語と沈黙", 由良君美 他 訳, せりか書房, 2001, ISBN4-7967-0231-8, (George Steiner "Language and Silence", 1967)
- 別役実 "そよそよ族伝説", 2. あまんじゃく ブッキング 1983, 2005, ISBN4-8354-4169-9
- サン・テグジュペリ "新訳 星の王子さま", 倉橋由美子 訳, 宝島社, 2005, ISBN4-7966-4695-7, (Saint-Exupéry "Le Petit Prince", 1943)
- 木原浩勝, 中山市朗 "新耳袋", 第十夜 メディアファクトリー, 2005, ISBN4-8401-1281-9
SODEC #14 第14回 ソフトウエア開発環境展→共鳴的インタフェース で見掛けて興味を持った Tabula-rasa で参考文献に揚げられているんで,とりあえず買ってみた『皮膚ー自我』.腰巻きに曰く,
乳胎児の母と子の交通の構造を用意する、接しあう皮膚面。そこから、自我の原初的構造としての〈皮膚‐自我〉が立ちあらわれる。エディプス段階以前の原幻想に視線をこらし、音や温度、嗅い、味覚、苦痛といった諸感覚の外被の生成が、いかに個体にとって重大な意味をもつか。その構造、機能、病像と超出の心的過程を解明する精神分析学の画期的論著。
そ,そ〜ゆ〜内容ですかぃ (笑).思ったよりブ厚くて 400 ページ超.お値段も税込み \4,300 で,下のスタイナーと合わせると一万以上が飛んでった.
スタイナーのデビュー作,最初に大石俊一先生から「読め」と言われて探したが,当時は上巻しか手に入れることができず,原書も買ったが太刀打ちできないまま時間が経過,ようやく October 11, 2001 に上下巻とも入手できたんだが,今回,といっても 2001 年の復刻だが,分冊だったのが一冊にまとめられて重くなって復刊 (笑).やはり見付けてしまったからには買わずにはおれんでしょ.この本のタイトルを見ると,千田町にあった当時のキャンパス周辺を否応なしに思い出す.
別役実『そよそよ族伝説』,順調に復刻しているようで善哉善哉.この調子で来月も頼んます.倉橋由美子訳『星の王子さま』, 2005.05.29 チェック分.『新耳袋』最終巻,ヤケに早いなと思ったけど,『新耳袋』第九夜買ったのは 2005.06.07 でも出版はほぼ一年前だった.ほぼ一年に一冊のペースなんで,そろそろだったんですね〜.
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