- N・H・Kにようこそ! OP CDS / N・H・Kにようこそ! ED CDS (お〜,ようやく CM だ)
「おれは引きこもりじゃない.おれは嘘言吐きだ」 © 佐藤達広.
いやぁ,考えてみれば『トーキング・ヘッド』なんてめんどくさいことするわきゃないわな.失礼しました.んじゃ何.『クラインの壷』はまだ留保しときたい気もするが,まぁミステリじゃないだろうから,似たような感じで『クレシェンド』辺りにしとくか.あと,もう一本ラインがありそうな感じで,そちらは自白に依るカタルシス体験.いやぁ,スカダーの第五作読んだばかりですから (笑).岬が呈示する契約書が一応のゴールで,それを認めるまでの妄想遍歴物語.ってな感じでどうだ.まぁ,自分がドン・キホーテではないと知っている人間のドン・キホーテ物語.嘘言を嘘言で固めて行って,行き着く先はアモンティラードの嘘言迷宮.そこから脱出する魔法の言葉はただ一つ.「わたしはアル中です」.まぁ,岬はジャン・キーンの役どころかも知れんけど,第一話冒頭の妄想で日傘差してアニマよろしく見守っているのを見ると,実在しようがしまいが構わない気がする.
一方,岬を中心に据えてみると,こちらはどうやって佐藤をオトすかという話になって,そちらを手繰って行くと佐藤が昔読んだという SF の設定,最終戦争後にただ一人生き残った人間をサンプルとして飼育するために,唯一の生き残りであることを知られないためにニートとする云々が実は真相だったりして.という感じでお楽しみが増える (笑).
- "Knock, Knock, Knock" というコーラスが印象的なあの曲,ディランの『天国への扉』っぽいのはワザと?
- 契約書の第一項が心のゲロ吐き=コア・ダンプってのは,どうみても妖しいだろ,ふつ〜.医療行為なのか?
- 何か話の進め方が『姫様ご用心』に酷似している気がするんだが,気のせい気のせい,見えない見えない.
- 馬手にアニオタ弓手にヒッキィ.地獄絵図だ (笑).
- ひきこもり星人って何よ.
- まぁ,ど〜でもエエんだけど,「ふしき・プルプル・プルリン・リン」は ED クレジットでは『ふしぎまほう少女プルリン』の OP のはずだけど,このアニメのタイトル,第一話のテレビ画面では『へんしんまほう少女プルリン』になってたぞ.
向かって右隣の部屋からエンドレスで漏れ聞こえて来るアニソンにとうとうキレた佐藤,怒鳴り込んだ部屋の住人は,高校の後輩の山崎薫.この二人の関係は,文芸部の先輩と後輩.佐藤を文芸部なる魔窟に誘い込んだ悪魔の先輩,柏瞳.そういや第一話でも,佐藤がボコられている山崎 (当時中等部) を助けにしゃしゃり出た佐藤があっさりやられるシーンで出て来てた.高等部に進学した山崎はかつて助けの手を差し伸べた佐藤を慕って文芸部に入部.この時点で柏瞳はすでに卒業していたはずだから,柏と山材の面識はない,ということでおけ? それとも例の事件で名乗り合ったりしたのか.
その場の勢いで思わず吹いてしまった大法螺のツケ.何故かその気になってる山崎と組んで岬に見せるためだけにゲームを制作しようと無謀な決意 (笑).山崎曰く
「ただ,世の中には,予算もない,仲間もいない,ロクなプログラムも組めないし,ヘボい音楽しかない.そういった貧しい環境でも制作可能で,しかもあわよくば一攫千金も狙える,そんなゲームのジャンルが存在するんです.しかし,それはおそらく血塗られた道,途中でや〜めたっていうのは絶対ナシですよ. (それで,そのゲームのジャンルって?) エロゲーです」
をいをい.ってゆ〜か,プレゼン用のモックアップで済むんだろ? 済まんのか.
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