NIGHT HEAD GENESIS OFFICIAL WEBSITE．いやぁ，一瞬 BL モノかと思って身構えちまった．確かにキャラクター原案の氷栗優は『学園ヘヴン』も担当していた (笑)．
歌なし OP の最後で「人間は脳の容量の 70% を使用していないと言われている」云々という説教ナレーションが入るんで，パブロフのなんとやらで『Dの食卓 2』を思い出したんだが，あちらは飯野賢治，こちらの原作・脚本は 飯田譲治，別人 28 号だった．半分は合ってる．そういう問題かよ．おや，『Sci-Fi-Harry』の原作も書いてんのか〜．言われてみれば間の取り方とか空気感とか臭みとかエゲつなさとか似ている．見てるうちに思い出したけど，これ原作のうちの一冊読んでるよ．お〜，そりゃ珍しいことだ (笑)．広島時代だったけど，角川ならぬ単行本のデザインに惹かれて買ってみたはエエが，中身は筒井康隆の露骨なパクリでクソもクソ，正直一冊読み切るのが精一杯だった．当然， 1992 年のドラマなんて見てるわけがない．その元ネタの『常識酒場』や『トラブルカフェ』は，もしかしたら見てるかも知んないけど．
っつ〜わけで，また焼き直しっつ〜か，柳の下っつ〜か．もしかして，ほんまにオリジナル新作作ることができる体力なくなっちゃったの？
全 24 話．サイコキネシスの兄・直人とリーディングの弟・直也の霧原兄弟，森ん中の妖し気な (妖しくない) 研究所の所長御厨恭二郎，もしかしたら真壁岬役であるかも知れない双海翔子，岬老人は早々にご退場か．岬老人と御厨所長は共闘ラインを組んでるそうなんで，別系統ではないそうな．その分楽か (笑)．何が．アクション・シーン以外のポワンティリズム風の音楽は，今聞くとモロ『蟲師』風だが，これはこれでエエかも．ただ，本編はとても「今」のアニメーションとは思えんな〜．画面が荒れてれば 20 年前と言われても納得するかも．まぁ『Ray the Animation』ですかね．突発ネタはこの二話で消化したっぽいので，あとはねちねちと引き延ばし作戦か．カインとアベルは関係すんのかしないのか．
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