ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2006年8月29日火曜日

シムーン #22 出撃

  • シムーン DVD 1c
  • シムーン 4PS2 異薔薇戦争 封印のリ・マージョン / シムーン OST 2 / Round Table featuring Nino 2nd CD
  • シムーン DVD 1c (再)

「(アーエルに) あなたがどう思おうと,あなたはシムーン・シヴュラ」 © ネヴィリル.三人の巫女さんが掌をかざすことで祝福と慰安と加護を与えているんだろうけど,クロスした腕のせいで下界の者どもにダメ出ししてるように見える.曰く「この闘いも,わしらも,もうダメぽ」.何故ダメかはこの際どうもで佳くて.コールの皆さんが腹括ったということ=ダメだということ,にだけ着目 (笑).

なんか全編通じて絵が力入ってたな〜.大ト短調 KV. 550 も久し振りに聴いた気がする.カイムが頬染めるほどパラさまが (いつの間にか) カッチョ佳くなってる.うっそ〜.立ち直り早い (笑).あ〜,パラさまだけじゃないんか.ようやく全員まとまったらしい.お〜,シヴュラくずれ (とは言わないか) アヌビトゥフもシミレに乗り込んでコールの陣頭指揮を取るとは勇ましいことだが,ぽか〜んと口を開けたままのコールの面々,とくにフロエの表情が可笑し過ぎて,そっちに注目してしまう.ってな感じで,面白くなっただけじゃなくて,盛り上がっても参りましたよ.シムーンで爽快感を得られるとは思わんかった.今まで勝手な方向ばかりを向いていた反動で,ひとたび全員一致すると圧力が凄いね.でも,礁 & 嶺国からの和平条約を呑むんだけど.あ〜,これもあと四話か〜.

というわけで,全員一致=一味同心たる連帯に属することの爽快感は,これすなわち,それに異を唱えることの心理的感情的困難さとイコールなわけで,その模倣欲望を強制する暴力の規模がいかに大きいかが如実に判りますな.そういう意味でも興味深い一話であった,とゆ〜ことで.

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