FREEDOM-PROJECT.JP. 六話分としては 2008.
「わたしたちはだいじょうぶです.そちらはどうですか?」© アオ.
150 分の巨大な日清カップ・ヌードル・プロモーション作品 (笑).制作はサンライズ. CM 単体は何本か見た記憶はあるが,保存まではしてなかった.キャラクター&メカニックデザインで大友克洋の名がクレジットされているが,他にキャラクター・デザインで二名,メカニック・デザインで一名クレジットにあがっている.後者が竹本ファンにはおなじみの末武康光.もしかしたら初の六話一挙放送となるこの六話分は月 (エデン) 篇三話,地球 (アポロ) 篇三話に綺麗に別れるが,前半はまるで『Akira』 (の前半).ただ,タケルたち主人公は金田たちとは違って手が掛かるタイプの優等生なんで,『Akira』のようなサイバーパンク的雰囲気はあまりない.後半三話はまるで健全な少年小説 (笑).基本的に大英帝国<オーストラリアとした設定のようだが,最大の謎であるエデンが地球側の内情を直隠しにしている理由は,この六話を観てもさっぱり判らない.そのせいかどうかはともかく,なんとなく『2300 年未来への旅』的な危ない悪寒も否定できない (笑).謎の内訳は続編である第七話というか,特別編『Freedom Seven』で明らかになるらしい.このページを読むと,『紅い眼鏡』っぽいが (笑).
月人というかエデン人というか,何か妙に体躯が短くないか? どういう意図なんだろ.チューブ・レースが象徴しているように穴蔵生活ということ? キャラクタの動き,何かちょっと変わってるなと思ってたら思い出した,『時空冒険記ゼントリックス』とか,あ〜ゆ〜感じ.制約付きの三次元モデルとか動かしてんの? 第六話アポロ 19 号のリング切り落としは QuickTime 1.0 の頃のサンプル・ムービー (の元ネタ) まんまだな.
Freedom 見てしまいましたか…(笑)。 当方も、CM映像に釣られてDVDを買ってまで見てしまい、正直、失望。月面編は、導入としても真っ当で期待したのですが、地球編に入ってからが、どうもチグハグな感じで、とても整合の取れた一本の物語に思えなかったら、WIKI http://ja.wikipedia.org/wiki/FREEDOM-PROJECT では、大友克洋途中降板疑惑があるとの事です。
返信削除「見てしまいました」よ, Freedom (笑).わたしは逆に,地球篇の絵柄と話のズレが面白かったです.第一話はどうも「またかよ」という印象を持ちました.途中降板 (?) の件に関しては,ま,いろいろ大人の事情もあるようですが,絵柄としてはすでに第三話ぐらいからズレ出してたように思います.二回見てもやっぱ気になる矮小体躯ですが,地球篇の方もエデン篇ほどではないにせよ気になります.これと OP の映像を突き合せてみると,ほんまに夢オチで終わるんじゃないかという危惧があります.問題は第七話にあたる『Freedom Seven』の存在だと思われます.今のまま (六話分) だと,ほんまに「巨大な日清カップ・ヌードル・プロモーション・アニメ」で終わっちゃいます (笑).個人的な話ですが,どうも大友アニメとは短編の方が相性が佳いようです,『Akira』は別格としても (と言えるほど観てないんですが).今んとこのイチオシはやっぱ『大砲の街』ですかねぇ.『工事中止命令』のコミカルな味もなかなか佳いと思いますです.『スチームボーイ』はどうも食指が動きません.#R.O.D -the TV- 第三話は,何度見てもオモロいです.
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