- 紅 DVD 1 (type e, 非おっさん軍団銭湯シリーズ=アニメ準拠版)
- 紅 DVD 1 (type e)
「車の中で吐いたら殺すわよ」 © 柔沢紅香.
紅香,弥生,真九郎の漫画トリオ (アニメだけに), 30km の事故渋滞をものともせず,開始後 13 分 (CM 込み) でオクノイン[公式サイトの 各話ストーリー ページでは「奥ノ院」と表記されている.オクノインが何か異様な雰囲気なのはなんでだろと思ってたが,おそらく,暗い上に襖絵が派手なせいだろうか.なんか石棺の中に描かれた絵のように見えてしまう.非衣の絵かも知れないが,それだと向きが違う.]到着.佳く判らんけど,オクノイン,というか九鳳院家は岩手か秋田にあるらしい.紅香たちは東北自動車道を北上していたようだ.意外.和子の実家の方では積雪 2m 越えは当たり前だが,九鳳院家のある場所ではそれほどは積もらないそうなので,岩手の方なのかも.てっきり丹波の山奥か,長野の方だと思い込んでた (笑).高速付属 SA の軽食コーナーの様子 (しかも紅香がカレーを喰っとる) がリアルで噴いた (笑).中国自動車道と変わらんの〜.で,真九郎が車に酔って吐きそうとなって, 1) 紅香の吐即殺宣言.次いで,まるでロロがおもてまちからうらまちに入ったときのようなボートでの潜入[別役実 "黒い郵便船", 三一書房, 1975, 1981, p. 86-.]後に, 2) 真九郎「バレバレじゃないですか!」,紅香「だから自信ないってポーズ取ったでしょ?」というやりとり.リンと弥生の再戦.リン,ようやくまともな量の台詞を喋らせてもらう (笑).最後にリンに刺し殺される女中頭,誰かと思ったら, 柏葉巴 じゃねぇか.ここでも松尾人脈か.巴が真紅に「黙れ,下郎! お前のような小汚い男に何が判ろうか!」 (笑).で,襖の影から飛び出してきたドロル二体があっさりやられると「この隙に逃げなさい.あなたのような若い人が敵う相手ではないのですよ,死んでしまいます」.突入して紫 (と竜士) を見付けるまでは,シーンが変わるたびに,カメラのフォーカスがちゃんと周囲の環境→その場の第一主要人物へと移動する.隙がないです (笑).紫は逃走を拒否.こりゃ逃走しても九鳳院律法そのものは存在したまま.従って闘争は避けられない.ならば,その律法とやらを排さない限りはその軛からは逃れられないから,ということ. 3) 弥生のダイイング・メッセージ (死んでないってば!) は,言われてみれば確かに「ムリ」と読める (笑).そこへリンが飛び込んで来て戦闘開始.竜士も参戦する.リン vs 真九郎の対戦は一方的にリン優位.真九郎の右平手打ちがリンの左頬をカスる. 4) 「当たった……」,リンのスローで大仰なリアクション.竜士,紫を抱えて奥へ逃走.一旦は拒否したものの,何かを言いたそうな紫.紅香と真九郎の相手はリン一人.しかもリン優位.そこへ巴が包丁かざして乱入し,リンを止める.巴が二度刺されると真九郎の右肘の刃出現.その隙に紅香,真九郎を抱えて屋外へ逃走.肘は元に戻ったのか.戸板に載せられた弥生さんはまるでボロ雑巾.今までは単にヒステリックなだけっだような印象の和子が,何かいろんな表情を見せるのが意外.
やっと非おっさん軍団銭湯シリーズの DVD CM が出て来たが,音楽はおそらく村松健のペンによるピアノだけ.なのはエエんだが,このピアノの音,かなりヘボくないか? 公立高校の音楽室ボックスに置いてありそうなホンキートンクになりかかったみたいなピアノの音に聴こえる (笑).
「見たことがないものへの恐怖の少なさは,ときとしてその人を救うのだろうか」 © 九鳳院竜士.一聴,ちょっと佳い台詞なのだが,恐怖の形容詞は「多少」か? 「大小」じゃないのか.
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