- 鴉 -Karas- 第弐話 火炎輪 DVD / ノエイン DVD 1
- ノエイン OP CDS b / ノエイン ED CDS
- 銀色の髪のアギト
「また,わたしたちはハルカを見捨てることになるの?」 © アイ・アマミク・ハセベ. 「ハルカは死んだんだ」 © コサギ. 「返せよ.ハルカを返せよ」 © 後藤ユウ.
書き難い〜〜〜〜.
ところで (と余談から始める).いかにパラレル・ワールドとはいえ,某困ったちゃんが支配する独裁国家みたいに近隣から拉致ってくるなんて道理を弁えないことするから,その影響が出て来た.ポインタの始末とかしてないから当然だわな.拉致されたハルカが白土三平描くところのカムイ顔になるのは判るとして,リアル函館の面々も,みなインスマンス顔ならぬラクリマ相貌に変じている.内田涼子さんなんか,加えて体型小型化.本来ならパッセージングが消えたハルカに届いた時点でエラーになるはずだが,量子的現象発生にも関わらずリアル函館システムは最低限上記にとどめて,なんとか例外を捕捉して対処しているもよう.ご立派.
- 内田さんの年齢は 26.
- 雪恵先生は寸胴スタイル.
- 竜騎兵参謀格のコサギ,カラスの処分に乗り出す.ゲシュタルト崩壊 -> 量子分解と進むらしい (笑).
- 竜騎兵指揮官クイナ,シャングリラと密通,というかノエインを通じてシャングリラに移住? ノエインが指摘するクイナの呪われた過去,呪われた未来とは? それとも単に勧誘の誘い文句か.
- フクロウはやっぱイサミっぽい.
- トルク発動.1) ハルカが感情的に昂ったとき.他にあったっけ (笑).
- リアル函館の五年後に起こったデコヒーレンス状態の発生が荒廃の原因. decoherency っつ〜のはソフト屋にとってはキャッシュ内と主記憶内でのデータの不一致,平たくいえば dirty の状態を指す言葉なんだが,こちらは外部からの影響 (観測するだけでも) で量子が波の性質を失って古典的な物質になる状態のことですかね.箱の中の猫は生きてるか死んでるか判らんが箱を開けたらどっちかに決まるというわけ.これを「複数の状態から、ある1つの状態を選択する」という環境誘起型の「超選択」と呼んで佳いのかどうか門外漢にはさっぱり判らんが,この「超選択」は superselection または einselection と言うそうである.「ein」を選択するという方が気になる (笑).
- ユウは自力でラクリマに飛んで,カラスに収斂したのか! 処理の確認を怠るとは,ダメぢゃんコサギ.カラス (+ユウの一部) 復活.処理中のアマミクの手からハルカを奪還,リアル函館に下る.
第一話でも出て来た合掌飛行物体は,シャングリラの空陸両用の戦闘機.合掌してる (笑) にも関わらず禍々しい印象を与えるのは,表情もさることながら姿体のアンバランスさというか異様さというか.阿修羅王みたいに三面六臂っつ〜か,足も六本? なんだが,興福寺のソレじゃなくて萩尾望都が描くところの弥勒なんだよな〜.
再構築したフクロウが巨大化してまるで (復活が早すぎた) 巨神兵みたいな姿になってシャングリラ弥勒機と闘うシーンは,エヴァのそれっぽく頭足類の戦闘みたいでグロくてステキ.オノマトペるとぬるぬるぬとぬとぬめぬめにちゃにちゃ.
やはり「ラクリマのハルカはやっぱ失われた存在」らしい.アマミクさんの言葉によれば,それもどうも尋常な失われた方じゃなかったようで,人柱というか人身御供というか「全員一致で殺され」たような印象を受ける.一部の当事者にとっては神的存在というかすでに神域に入ったようなものなので,あくまで対象物質として捉えようとする立場とは,そりゃ相容れんわな.ただ,ラクリマのハルカ≢函館ハルカであり,生きている以上は総体としては函館ハルカ⊃ラクリマのハルカという関係なので,その分だけ函館ハルカは地上的.しかしながら,函館の方でも函館ハルカは現状は失われた存在.ただ,あんま時間が経ってないせいか,ユウ以外はあまり熱心に探している訳ではない.
「おれが存在する限り,ハルカを護る」 © カラス. 「まだ,おれたちの世界は終わらせないぜ」 © フクロウ.
いやぁ,「ほんまに UHF 系なの?」的に面白い.面白いんだが書き難い〜〜〜〜.
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