大島さんのページから SqueakFest 05 でのアラン・ケイの講演レポート.
曰く「強力なアイディアを同定して、それが実世界で何をできるかを考えなくてはならない
」.肝心なのは「原理」であって,それがなければ,「子供は楽しくやって、ちょっと音楽っぽいことをやっているつもりにもなるが、実際には何もしていない」,「実際にはアニメーションを作って、物語を作っているだけであることが多い」,仰るとおりであるが,おれのは「物語」ですらない (笑).笑い事じゃない.
「TVは何を想像するべきか強制するのが良くないところである」,というか,単位時間内に注入される視覚情報量がデカ過ぎて,意識しないと他に気が回らないようになる. FM 放送レベルの音質でも,絵が付いて動くとそちらに気を取られ,そこそこの音でも気にならないようになるのはそのせい.その膨大な情報が,まるで拷問のように流れ込んでくるから,それを追うだけで精いっぱい.そんな状態で長時間の視聴なんてできるわきゃねぇから「バカになる」とか言われるのだ.だが,テレビを見てバカになるのは,元々がその程度のレベルだった,というオチになるはず.
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