ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.
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2014年6月21日土曜日

2014/06/21 の収穫:近藤譲『線の音楽』(復刻版), パウロ・コエーリョ『アルケミスト』, vvvvook

2014/06/21 の収穫:讀物篇

  • 近藤譲 "線の音楽", アルテスパブリッシング, 1979, 2014, ISBN978-4-86559-101-9
  • パウロ・コエーリョ "アルケミスト", 夢を旅した少年, 山川紘矢, 山川亜希子 訳, 角川文庫, 1997, 2014, ISBN978-4-04-275001-7, (Paulo Coelho "O Alquimista", 1988)
  • 伊東実, 星卓哉 "vvvvook", プロトタイピングのためのビジュアルプログラミング入門, BNN, 2014, ISBN978-4-86100-800-9

復刻版『線の音楽』,文句を書きます.なんで,版面こんな異様なサイズなんですか? とくに天側のスペースなさすぎです.朝日出版社の恵比寿低迷,ちゃんとスペースが取ってあって,天x小口にはほとんど正方形のスペースがありますが,どして,こんなことになっちゃってんの?

でも,ほんとは復刻してくれてありがとう〜ッ!>『線の音楽』.

パウロ・コエーリョ『アルケミスト』,期待はずれ.まぁアレだ,1988年版『かもめのジョナサン』っスかね.で,この訳どうなの? ときおり主語が不明になるんだけど.川添愛『白と黒のとびら』の方がマシだと思うね.

2007年9月23日日曜日

Baccano! #07 すべてはアドウェナ・アウィス号の船上からはじまる に Tabula Smaragdina Hermetis

  • Baccano! DVD 1
  • Baccano! OP CDS / Baccano! ED CDS / Baccano! OST

いきなりモロにヘルメス的な言辞が出て来てびっくりである (笑).

タブラ・ズマラグディナ

「一なるものの奇蹟を成し遂げるにあたっては,下にあるものは上にあるものに似ており,上にあるものは下にあるものに似ている」 © ヒューイ・ラフォレット. 「そして万物は一なるものの思想によって一なるものから得られたように,万物は順応によってこの一なるものから生まれた」 © グレット・アヴァーロ.

この二人が↑の引用を何語で語っていたかは不明だが (笑),ラテン語だとすれば以下のとおり.

"Verum, sine mendacio, certum, et verissimum: Quod est inferius est sicut quod est superius," © Huey Laforet.

"et quod est superius est sicut quod est inferius, ad perpetranda miracula rei unius." © Gred Avaro.

[ The Latin Text of Secretum Secretorum (Tabula Smaragdina Hermetis) より ]

こりゃモロにヘルメス主義の古典[アントワーヌ・フェーヴル "エゾテリスム思想", 西洋隠秘学の系譜, 田中義廣 訳, 白水社 文庫クセジュ, 1995, ISBN4-560-05763-X, p. 17., (Antoine Faivre "L'ésotérisme", 1992)]『エメラルド板 (Emerald Tablet / Tabula Smaragdina)』の冒頭四行である.シモンズのネルヴァル論でも引用されていて,訳文は「ピタゴラス以後の神秘主義者たちの中心的秘儀,ヘルメス神の<エメラルド碑>が「事物は下界であると同じように,天上界でも同じである」という言葉」[アーサー・シモンズ "[完訳] 象徴主義の文学運動", 山形和美 訳, 平凡社ライブラリー, 2006, ISBN4-582-76569-6, p. 94., (Arthur Symons "The Symbolist Movement in Literature", 1899)]となっている.エーコの『フーコーの振り子』の訳本では最初に出て来たときは漢字で「翠玉板(タブラ・ズマラグディナ)[ウンベルト・エーコ "フーコーの振り子", 上巻, 藤村昌昭 訳, 文藝春秋, 1993, ISBN4-16-313780-7, p. 421.]」と表記されている.この本には他にも数カ所言及がある[以下,和訳本 ウンベルト・エーコ "フーコーの振り子", 下巻, 藤村昌昭 訳, 文藝春秋, 1993, ISBN4-16-313790-4 と英訳本 (Umberto Eco "Foucault's Pendulum", William Weaver tr., Picador , 1989, 1990, ISBN0-330-31497-1) から.

  1. 下にあるものは上にある,そう,あのセフィロトの木と同じなのです., p. 101., (What lies beneath and what lies above. It is the Tree of the Sefirot. p. 378.)
  2. 錬金術師の聖書とも言われる『タブラ・ズマラグディナ』., p. 139., (the Tabula smaragdina, the bible of the alchemists. p. 400.)
  3. なぜなら,『タブラ・ズマラグディナ』の教えのように,上にあるものは下にあるものと類質同像だからである., p. 226., (because, as the Tabula Smaragdina tells us, what is above is isomorphic to what is below. p. 449.)
  4. 要するに,地球空洞説というのは,何千年も続くヘルメス的直感,『下にあるものは上にあるものと同じ!』を具現しているのです., p. 334., (The hollow-earth theory gives new life to the age-old heremetic intuition, namely, that what lies beneath is equal to what lies above! p. 514.)
].

ピエール・リファールがこのテキストから見出したものが以下の八つの要素[フェーヴル "ibid", p. 27.]

  1. 著者の非個人性
  2. 俗人とイニシエ (秘義参入者) の対立
  3. 微細なもの
  4. コレスポンダンス
  5. 隠秘学
  6. 隠秘芸術
  7. イニシエーション

アントワーヌ・フェーヴルが認めたのは以下の五つ[フェーヴル "ibid", p. 27.].欠けているのは相対的要素の「和協の実践」のみ.

  1. 基本要素
    1. コレスポンダンス
    2. 生きている自然
    3. 想像力と媒体
    4. 変成の体験
  2. 相対的要素
    1. 伝授

ゾシモスとシュネジオス

さらに,マイザー・アヴァーロ (Maiza Avaro) が比すべきと称せられている「シュネジオスやゾシモス」は Synesius に Zosimos の二人. Zosimos は紀元三世紀もしくは四世紀初頭,ギリシアのパナボリスの人で現在二十八巻の著作が残存している.幻視的錬金術を発展させた. Synesius は四世紀のの人でゾシモスの後継者の一人.この二人に加えて,オリュンピオドロス,アレクサンドリアのステパノスらが,惑星と金属を結びつける共感という観念を基本とするヘルメス主義的占星術の延長として発展して来た錬金術を展開させて,哲学的様相を加えて啓示された学として創り替えた[フェーヴル "ibid", p. 38.]

1711 年

今回のお話は 1711 年のドウェナ・ウィス号での 出来事 であるとされている.このとき,デイリー・デイズ新聞社副社長のギュスターヴはどうだったか知らんが,クロードの方はすでに生まれている["1707 Birth of Claude-Louis de Saint-Germain, if he was really born.", Umberto Eco "Foucault's Pendulum", William Weaver tr., Picador , 1989, 1990, ISBN0-330-31497-1, p. 421.].なお,ジョスリン・ゴドウィンによればエゾテリスム=ピュタゴラス主義・プラトン主義・ヘルメス学の浮沈は紀元後に限ればおおよそ七つの流行期があったそうである[ジョスリン・ゴドウィン "音楽のエゾテリスム", フランス「1750-1950」秘教的音楽の系譜, 高尾謙史 訳, 工作舎, 2001, ISBN4-87502-355-3, p. 10., (Joscelyn Godwin "L'ésotérisme musical en France 1750-1950", 1991)]

  1. キリスト紀元最初の数世紀におけるアレクサンドリアの新プラトン主義
  2. 十世紀から十二世紀にかけてのイスラム世界の新プラトン主義
  3. 十二世紀のシャルトル学派
  4. フィレンツェにおけるマルシリオ・フィチーノのプラトン・アカデミー (創設は一四五〇年頃)
  5. 十六世紀末から十七世紀中葉にかけての薔薇十字運動の影響下にあった時代
  6. 一八〇〇年前後のロマン主義の初期
  7. 十九世紀末から一九一四年までの時代 (もちろん第一次大戦が木っ端微塵にしちまったのである)

先に出たゾシモスとシュネジオスは 1 の時期. 1711 年は上記の 5 と 6 との狭間の時期である.この時期のイタリア系は北アメリカ大陸では少数派だったはずである.と言っても,名前からすりゃ,伊仏英東欧とごっちゃみたいだな.この年,シャフツベリー卿が『モラリスト』たちでユニテを説いている.最後の錬金術師ニュートンも健在である.『光学』の初版刊行は 1704 年だが,その原稿は十年前の 1694 年にはほぼ完成していた.錬金術文献の整理として 1680 年から書き始めた『化学索引』は 1690 年頃まで続けられた. 1696 年にロンドン造幣局監事に任命されてから 1727 年に没するまでは錬金術に没頭していた.

2006年12月20日水曜日

2006/12/19 の収穫:土方正志『ユージン・スミス 楽園へのあゆみ』,シャルル 『ジョン・ケージ』,ゴドウィン『音楽のエゾテリスム』,ライヒ『木片音楽』

ユージン・スミス本が教文館 6F ナルニア国.シャルル,ゴドウィン,ライヒがヤマハ銀座.

2006/12/19 の収穫:讀物篇

  • 土方正志 "ユージン・スミス 楽園へのあゆみ", 偕成社, 2006, ISBN4-03-645030-1
  • ダニエル・シャルル "ジョン・ケージ", 叢書 言語の政治 #3, 岩佐鉄男 訳, 水声社 (書肆 風の薔薇, 白馬書房), 1987, ISBN4-89176-209-8, (Daniel Charles "Gloses sur John Cage", 1978)
  • ジョスリン・ゴドウィン "音楽のエゾテリスム", フランス「1750-1950」秘教的音楽の系譜, 高尾謙史 訳, 工作舎, 2001, ISBN4-87502-355-3, (Joscelyn Godwin "L'ésotérisme musical en France 1750-1950", 1991)
  • Steve Reich "Music for Pieces of Wood", (Playing score) Universal Edition, UE 16219 (ISBN3-7024-1899-7, ISMN M-008-04304-8), 1980

ユージン・スミス本,対象年齢が「小学中級から」とあるように子ども向けなんだが, p.33 に沼辺信一さんの『12 インチのギャラリー』, 美術出版社, 1993, ISBN4-568-50163-6 の p.153 で取り上げられている写真 "The Walk to Paradise Garden" がデン! と載っている.ディーリアス・ファンなら見逃しはならぬでしょ.思わず買ってしまった (笑).

生起した何かについての知しか与えてくれない,絵葉書一枚ほどの値打ちすらない固着化された録音でしか体験できないものにとっては,読むこともまた音楽.

『木片音楽』のスコアはバカでかい.計ってみたら 250 x 380mm もある. B4 より大きいではないか.

2006年11月14日火曜日

アントワーヌ・フェーヴル『エゾテリスム思想』

  • アントワーヌ・フェーヴル "エゾテリスム思想", 西洋隠秘学の系譜, 田中義廣 訳, 白水社 文庫クセジュ, 1995, ISBN4-560-05763-X, (Antoine Faivre "L'ésotérisme", 1992)

思わず別のところでガンガン 引用 しちゃったりしてるが,この本の対象はルネサンス以降なのでいわゆるデカルトの非合理的部分 (→種村季弘『怪物の解剖学』) にあるような「闇」を体系化しようとする試みを「エゾテリスム思想」と称するらしい.別の言い方だと,非合理的思考のヘテロクリットな現実化.十把一絡げに「オカルト思想」として胡散臭気に括ってしまっては「風呂の湯と一緒に中に入っている子どもも捨ててしまう恐れがある」.どうでもエエけど,面白いというかあまり見たことない比喩だな,これ.

基本要素は四つ. 1) 象徴的かつ現実的なコレスポンダンス, 2) 書物のように読み取らねばならない生きている自然, 3) グノーシス的想像力と媒体, 4) 変成体験.変容 (トランスフォーメイション) ではダメで,変身 (メタモルフォーズ) の意味をも伴った変成 (トランスミューテイション) じゃないとダメらしい.あと非必要条件の相対的要素として, 5) グノーシス獲得のためのコンコルダンスと 6) 伝授.あ〜,こりゃまんま『フーコーの振り子』に出て来ますな.

というわけで,ルネサンスから現代までの闇の思想史概観という体裁ではあるけれど,おなじみの名前がごろごろ.思想家を除外しても,ヒルデガルド・フォン・ビンゲン辺りから始まって,エーコは当然ながら,シリル・スコット,シュトックハウゼンまで.薔薇十字会員だったサティはもちろん,ノヴァーリス,リラダン,ヴァーグナー,ベックリン,モロー,スクリャービン,ストリンドベルイ,マッケン,イェーツ,シモンズ! 『音楽のエゾテリスム』の著者ジョスリン・ゴドウィンももちろん出て来る.索引がないのが惜しまれる (笑).訳注もしっかりしてます.

われらがパピュスに関するまとまった記述は 106 ページに

 幾人かの強力な人物がかなり異質で雑多な大衆を支配した.フランスではジェラール・アンコース博士 (別名パピュス 1865 -1916) が「オキュルティスムのバルザック」という異名——それほど多作であった——を得たが,本人はただの医師であり,研究者であり,実験家であると称していた.パピュスの『隠秘学基礎論』の刊行と彼の雑誌『イニシエーション』の創刊はともに 1888 年である.

とある程度.ディーリアスとパピュスの共著になるブックレット「解剖学」の刊行は 1894 年.

ディーリアスから離れて『フーコーの振り子』に接近すると,文庫クセジュから面白そうな本がいくつか出ている.

あとはコレ.

  • ヨーハン・V・アンドレーエ "化学の結婚", 付・薔薇十字基本文書 普及版 種村季弘 訳, 紀伊國屋書店, 1993, 2002, ISBN4-314-00931-4, (Ferdinand Maack "Chymische Hochzeit: Christian Rosenkreutz Anno 1459 nach der zu Straßburg bei Lazari Zetzners seel. Erben im Jahr 1616", 1913)

本編のほかに「薔薇十字の名声 (ファーマ・フラテルニタティス)」,「薔薇十字の信条告白 (コンフェッシオ・フラテルニタティス)」,「全世界の普遍的かつ総体的改革」,およそ 60 ページにわたる解説もあってお得.でも面白いかは…… ごにょごにょ.この ページ で紹介しているのは何かの間違いだと思うんだけど (笑).異端思想という点では『チーズとうじ虫』が最高に面白いが,これは粉挽屋のメノッキオが焚刑に処せられるというドラマが底にあるからな〜.

エーコからも離れてみると,「エゾテリックな言及が混じる見事な映画」として以下の四本が挙げられている. 1) キューブリック『2001 年宇宙の旅』 1968, 2) ジョン・ブアマン『エクスカリバー』 1981, 3) ラッセル・マルケイ『ハイランダー,悪魔の戦士』 1986, 4) ジョージ・ルーカス『スター・ウォーズ』 1977 とその続編,だそうで…….

2006年11月11日土曜日

Kanon #06 謎だらけの嬉遊曲 〜 divertimento 〜

「そう.もしかすると,ずっと祐一さんのこと待ってたのかも知れないわね」 © 水瀬秋子.好流性懸濁物摂食者ですか.獲物をねらって「ずっと」とあるんで,むしろ棘皮動物のねちっこさの方ですかね.

ふと入り込んだ路地,気が付くと五放射相称型のヤギの舘の中.『万延元年のラグビー』ならぬ『ピン・ボール in 北海道』.充満する非合理的思考のヘテロクリットな現実化.すなわち,象徴的かつ現実的なコレスポンダンス,書物のように読み取らねばならない生きている自然,グノーシス的想像力と媒体,変成体験,グノーシス獲得のためのコンコルダンスと伝授.一度入り込んだならば足抜け不可.「So I might as well stay here, wait, and look at the hill. It's so beautiful」.そうであれば,もはや酉つ九姐さんに一発キめてもらわねば.そこはそれ——.

たとえば哺乳類では,心臓が一回打つ間に消費するエネルギーは体重に関係なく,一キログラムあたり〇・七三八ジュールとなるし,一生の間の総エネルギー使用量は,十五億ジュールと一定になる.ちなみに,一五億ジュールとは,灯油に換算すれば四〇リットルを燃やしたエネルギーにあたる.

[ 本川達雄 "ゾウの時間 ネズミの時間", サイズの生物学, 中公新書, 1992, 2006, ISBN4-12-101087-6, p. 30 より ]

BGM はその昔クックさんからいただいた,アマデウスのニ長調 KV.136 (125a).やっぱディヴェルティメントの釈義その一はコレだな.その意味じゃ「謎だらけ」だとフラストレイション溜まって「気晴らし」にはなりませんが (笑).次と入れ替えて,それぞれ「謎だらけの遁走曲」「家出と仔猫の嬉遊曲」とすりゃ佳かったかも.

2006年11月5日日曜日

2006/11/04 の収穫:改訳新版『ウォーターシップ・ダウンのウサギたち』,山 口仲美『犬は「びよ」と鳴いていた』,フェーヴル『エゾテリスム思想』,本川 達雄『ゾウの時間 ネズミの時間』

船堀くまざわ書店.う〜,負けてしまった〜 orz.

2006/11/04 の収穫:讀物篇

  • リチャード・アダムズ "ウォーターシップ・ダウンのウサギたち", 上下巻, 神宮輝夫 訳, 評論社, 2006, ISBN4-566-01500-9, ISBN4-566-01501-7, (Richard Adams "Watership Down", 1972, Wikipedia)
  • アントワーヌ・フェーヴル "エゾテリスム思想", 西洋隠秘学の系譜, 田中義廣 訳, 白水社 文庫クセジュ, 1995, ISBN4-560-05763-X, (Antoine Faivre "L'ésotérisme", 1992)
  • 本川達雄 "ゾウの時間 ネズミの時間", サイズの生物学, 中公新書, 1992, 2006, ISBN4-12-101087-6, ()
  • 山口仲美 "犬は「びよ」と鳴いていた", 日本語は擬音語・擬態語が面白い, 光文社新書, 2002, 2005, ISBN4-334-03156-0

『ウォーターシップ・ダウン』の改訳新版,人 (兎) 名が変わってるのにはちと驚いた.ウーンドウォート → ウンドワートなど.ミルホーがミヨーになったようなもんか (笑).『ゾウの時間 ネズミの時間』は行方不明になってるんで二冊目.『犬は「びよ」と鳴いていた』,擬音語・擬態語をリズム構造に転用できないかと (笑).『音楽のエゾテリスム』を読むためには,そもそも「エゾテリスム」がなんであるか判ってないと読めない.だもんで簡潔な概説書.なんで今さら「エゾテリスム」かといえば,パピュスという名のせいである.若気の至りのディーリアスがこいつと付き合ったりしてなかったら,そんなオカルト方面は無視できたのに (笑).