ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.
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2012年2月5日日曜日

2012/02/05 の収穫:Manuel Göttsching/Ashraいろいろ,ディーリアス『生命と愛の詩』,Popol Vuh『ヘルツォーク映画サントラ集』,メシアン『トゥーランガリーラ交響曲』ケント・ナガノ,リゲティ『グラン・マカブル』,マーラー選集クレンペラー,フォーレ弦とピアノの室内楽集

2012/02/05 の収穫:聴物篇

  • Manuel Göttsching "Inventions for Electric Guitar", Belle Antique BELLE-101785, 1975, 2010
  • Ashra "Correlations", Belle Antique BELLE-121913, 1979, 2012
  • Ashra "Belle Alliance Plus", Arcàngelo ARC-7194/5, 1980, 2008
  • @shra "vol. 2", Arcàngelo ARC-5003, 2002
  • Manuel Göttsching "Live at Mt. Fuji", musicmine IDCQ-1001, 2007
  • Popol Vuh "The Werner Herzog Soundtracks", SPV 693723704388, 2010
  • Delius "Poem of Life and Love, Ilmerin Suite etc", David Lloyd-Jones / Royal Scottish Orch, Dutton Epoch CDLX-7264, 2011
  • Messiaen "Turangalîla Symphonie", Pierre-Laurent Aimard, Dominique Kim, Kent Nagano / BPO, ワーナーミュージック・ジャパン (Teldec) WPCS-21206, 2004
  • Ligeti "Le Grand Macabre", Ehlert, Claycomb, Hellekant, Nes, Ragin, Clark, Cole, Suart, White, Olsen, Salonen / PO, CS SRCR-2403/4, 1999
  • Mahler "Symphonies Nos 2, 4, 7, 9, Le Chant de la Terre, Lieder", Schwarzkopf, Ludwig, Wunderlich, Klemperer / PO, NPO, EMI 50999 0833652 2 1, 2011
  • Fauré "Complete Chamber Music for Strings and Piano", R. Capuçon, G. Capuçon, Quatuor Ébène, Angelich, Dalberto, Caussé, Virgin Classics 5099907087523, 2010

2011年5月22日日曜日

2011/05/21 の収穫:ハイフェッツ「ヴァイオリン小品集」,ルー・リード『無 限大の幻覚』,テンシュテットのマーラー全集, Nadja 『ナムレス』

2011/05/21 の収穫:聴物篇

  • va "Jascha Heifetz: Violin Showpieces recorded 1946-1970", BMG ファンハウス BVCC-37129/32, 2002
  • Lou Reed "Metal Machine Music", Buddha 74465 99752 2, 1975, 2000
  • Nadja "Numbness", Happy Prince HPPR-009, 2009
  • Mahler "Complete Symphonies", Tennstedt / LPO, EMI 50999 0 94493 2 9, 2011

ハイフェッツが弾いたヴィターリのシャコンヌ,どうも上記国内企画コンピ盤しかないらしい. 4 枚組で ¥6,000 である orz.

とりあえず持ってないと恥ずかしい "Metal Machine Music" というわけだが,もうこの 2ch 盤しか残ってなかった.

テンシュテットのマーラー全集,以前買った 1998 年のコンピは 11 枚組で『大地の歌』が欠けているという不思議仕様だったんだが,その後 12 枚組のヤツには入ってたらしいんだが,そっちには手を出さず.で,タワーのメルマガでまた出たらしいということは知ってたんだが,実際に店頭で見てみると,なんと 16 枚組に増えてる. 5, 6, 7 番のライヴがおまけで入ってるというステキ仕様.まぁ,また買っちゃいましたけどね.

たまたま Youtube で見掛けて一発で気に入ってしまった Nadja なんだが,店頭にはこの日本オンリー編集盤しかなく,ちょっと迷ったがとりあえず入手.これがまたエラくカッチョエエ.

2008年9月28日日曜日

2008/09/27 の収穫: カラヤン「マーラー録音集成」,オイロディスクのポップ さん再発 4 セット,ジョリヴェ『赤道協奏曲』新録,テリー・ライリー『鍵盤 習作』その他

2008/09/27 の収穫:聴物篇

  • Mahler "Symphonien, Lieder", Mathis, Ludwig, Kollo. Karajan / BPO, ユニバーサル ミュージック (DG) UCCG-9758/64, 2008, Herbert Von Karajan - Mahler
  • Verdi "Rigoletto", Weikl, Popp, Aragall, Tákács, Rootering, Gardelli, コロムビアミュージックエンタテインメント (Eurodisc Denon) COCQ-84501/2, 2008
  • Donizetti "L'Elisir d'amore", Popp, Dvorsky, Nesterenko, Weikl, Wallberg, コロムビアミュージックエンタテインメント (Eurodisc Denon) COCQ-84503/4, 2008
  • Donizetti "Don Pasquale", Popp, Araiza, Weikl, Nesterenko, Wallberg, コロムビアミュージックエンタテインメント (Eurodisc Denon) COCQ-84505/6, 2008
  • Flotow "Martha", Popp, Soffel, Jerusalem, Ridderbuschm Nimsgern, Wallberg, コロムビアミュージックエンタテインメント (Eurodisc Denon) COCQ-84507/8, 2008
  • Jolivet, Ravel, Debussy "Piano Concerto", "Gaspard de la nuit", "L'isle joyruse", Gallet, Darlington / Duisburger Philharmoniker, Acousence ACO-CD 20808, 2008
  • Terry Riley "Keyboard Studies" 1-2, "Tread on the trail", Ottaviucci, Stradivarius STR 33793, 2006

オイロディスク (BMG/RCA) の再発は コロムビア | オペラ名盤選 2008/09/24発売.このシリーズ (オイロディスク) でのポップさん参加作品は他にプッチーニ『修道女アンジェリカ』,グルック『オルフェオとエウリディーチェ』,ウェーバー『三人のピント』,フンパーディンク『ヘンゼルとグレーテル』があった.今回の再発シリーズ,対訳どころかブックレットそのものがない. CD-Extra 仕様で ROM のデータ領域に PDF が入ってる.デッカでそ〜ゆ〜のがあったな.ジョリヴェの赤道協奏曲新録は T 屋さんから教えてもらってたもの. CD としては二種めかな.アントルモンのアナログ入れると三種め? カラヤンのマーラー録音集成は今んとこ国内盤しかないもよう.集成だから九番はもちろん二種類入っている.七枚組で単価 2,000 円だからあんま安価くない.

2007年9月2日日曜日

2007/09/01 の収穫:バーンスタイン『少年鼓手』にポップさん

2007/09/01 の収穫:観物篇

from “Des Knaben Wunderhorn”と“The Little Drummer Boy” - LuciaPoppファン の ホームページ - 楽天ブログ(Blog)

  • Mahler "The Little Drummer Boy", An Essay on Gustav Mahler Baker, Ludwig, Mathis, Popp, Groenroos, Bernstein / VPO, IPO, LPO, DG 00440 073 4350, 2007

1985 年のマーラー生誕 125 周年にちなむ BBC のテレビ番組.

2007年8月20日月曜日

2007/08/18 の収穫:ポップさんの『売られた花嫁』,『子どもの魔法の角笛』

調べた限りではいちばん安価かった HMV から.

2007/08/18 の収穫:観物篇

  • Smetana "Die Verkaufte Braut", Popp, Jerusalem, Ridderbusch, Zednik, Šramek, Jahn, Fink, Slania, Adam Fischer / Wiener Staatsoper, DG 00440 073 4360, 2007
  • Mahler "Lieder", Hampson, Popp, Groenroos, Bernstein / VPO, IPO, DG 00440 073 4167, 2007

アダム・フィッシャーって,あの ハイドンの全集 録った人だったのね.コチシュとバルトークの協奏曲等を録音した イヴァンは弟 なんだそうである.

2006年7月3日月曜日

『涼宮ハルヒの憂鬱』に今度はマーラー

#14 「涼宮ハルヒの憂鬱 VI」,あらま,最終回だったでしたか. CM カット後の 14’53" 〜 19’15" ぐらいに掛けて,今度はマーラーの第八番第一楽章っつ〜か第一部の「来れ,創造主たる精霊よ (Veni, creator spiritus, montes tuorum visita.)」の二回目っすね.だいたい 4 分ちょいだから尺も合う.ま,こりゃショルティとテンシュテットがあるから買わなくてもエエや.ショスタコからマーラーって,なんか時代を逆行しとるな.何か深い意味でもあるんだろか.

2005年7月24日日曜日

本日の収穫:ディーリアス,マーラー,ライリー,ライヒ,グラス,ブライアー ズ,ケージ

カードが満杯になってるので新宿タワーへ.というヌルい心構えで出掛けたのが敗因かも. 12 セット, 32 枚 (泣).シュヴァルツコップさまの『エルフェンリート』探したんだけど,ないよ,どうなってんの.デッカさん, "An meine Freunde" 廃盤ってぇのはマズいでしょ.

新宿タワー 9F の奥,現代音楽と古楽が隣り合ってるコーナー内にいわゆるカンタベリー左派とかも置いてあるのは承知してたが,今日始めて,その裏側にジャーマン・プログレもまとめて置いてあるのに気付いた (笑). Popol Vuh 新譜とか置いてあるし,クラウス・シュルツェがほとんどシュトックハウゼン化してたりして.いつぞやのフェルティヴァルかなんかなのか, GuruGuru とかのライヴ DVD まであったよ (笑).

本日の収穫:聴物篇

  • Delius "The Complete Works for Violin and Piano", Jones, Miller, Meridian CDE84298/9-2, 1994
  • Delius, Grieg, Grainger "Free Spirits", Bridge Quartet, Meridian CDE84401, 2001
  • Mahler "Sämtliche Sinfonien", Bertini, Körner RSO, etc, 東芝 EMI - Eastworld TOCE-11671-81, 2005
  • John Cage "Sonatas and Interludes for Prepared Piano", 高橋悠治, コロムビアミュージックエンタテインメント COCO-70757, 2004
  • Terry Riley "Reed Streams / L'infonie In C (Mantra)", organ of Corti 2, 1970, 1996
  • Terry Riley, Steffen Schleiermacher "Keyboard Studies, Hommage à RILEY - REICHlish verGLASSt", Schleiermacher, Gengelbach, Dabringhaus und Grimm, MDG 613 1135-2, 2002
  • Terry Riley, etc "Cantos Desiertos,", etc Hawley, McFadden, Naxos 8.559146, 2003
  • Steve Reich "Drumming", Ictus, Synergy Vocals, Cyprès CYP5608, 2002
  • Steve Reich "Works 1965-1995", Nonesuch 79451-2, 1997
  • Steve Reich and Musicians "Live 1977", from the Kitchen Archives No. 2 Orange Mountain Music OMM0018, 2005
  • Philip Glass "Etude for Piano" vol. 1 no. 1-10, Orange Mountain Music OMM0009, 2002
  • Gavin Bryars "The Sinking of the Titanic", "Jesus' Blood Never Failed Me Yet", Virgin EG CDVE 938, 1998

Bridge Quartet の弦楽四重奏曲集,ディーリアスの分には唯一の出版曲の他に, 1988 年の未出版の曲から第三,第四の二楽章を収録している珍しいもの.二枚組のヴァイオリンとピアノの曲集は「コンプリート」と銘打っているだけあって,『伝説』と『ロマンス』も同時収録.他におまけ三曲.

ベルティーニも物故していたとは知らんかった.むろんこの四番はポップさんが歌っているヤツである.『大地の歌』を含め十一曲,十一枚組.第十番はアダージョのみ.ただ,これもアレだ,曲が CD にまたがって収録されている.東芝系は平気でこういうことをやるのには恐れ入る.

ギャヴィン・ブライアーズの『タイタニックの沈没』と『イエスの血は〜』はオブスキュア・レーベルの復刻盤.まぁクレプスキュールのはいつまで経っても見付からんからな〜.でも,オブスキュア,マスターが行方不明とか聞いてたんだけど,実は在ったの? 盤起こしだったりして (笑).

高橋悠治の『ソナタとインタールード』,なんと税込 \1,050 というお値打ち価格.まぁ,売れんだろうけどな〜 (笑).

あとはミニマル系ばっか.グラスの旧作は全然見付からんかった.ライヒの『作品集』は 22 曲入りで十枚組.ライヒ自身のアンサンブルの他,ティルソン・トーマスが振ったヤツ,クロノス・クァルテット,パット・メセニー, Bang on a Can などの演奏が含まれている.試聴して面白かったのは「Live 1977」,『作品集』には未収録の『振り子の音楽』が入ってて,これはもうギャグの領域.あと,『ヴァイオリン・フェイズ』,『木片の音楽』も『作品集』には未収録.もろ被りの Ictus の『ドラミング』だが,これ,カッチョエエ〜.パルスから Pierre Moerlen's Gong 系のロック・ビートが生まれてくる〜.ブックレットには四か国語による解説の他,頭八パターンの楽譜も記載されている. Ictus が 2000 年 8 月から手掛けているという "Drumming" の "Dance-Proof version" による写真も使われている. Cyprès レーベルの CD は津田理子さんの ヒナステラのピアノ作品集, Ictus の "in C" に続き三枚目だが,丁寧な仕事してるよな〜.ナクソスのライリー他のヤツは「アメリカン・クラシックス」シリーズの一枚で,ギターとフルートのデュオ.ミニマル系じゃなくて「アメリカン・ノスタルジック」みたいなヤツらしい.パリッシュ的なのかもね.

2005年4月7日木曜日

本日の収穫:ポップさん,ボニーさん,ディーリアス,プログラマの数学

お呼出しが掛かって上野へ.昼食後に上野駅から恩賜公園〜京成上野方面へ桜を見ながらぶらぶらと.暖かい日射し…… っていうか暑いよ (笑).その後は例によって石丸〜書泉ブックタワー.石丸のソフト三号店はジャズ & クラシック専門に変身してた.なぜか 1F 隅にアナログが置いてある.クラシックはオルフェオしかなかったが『ジャミレ』を見付けてしまった (笑).

本日の収穫:聴物 (アナログ)

  • Bizet "Djamileh", Popp, Bonisolli, Lafont, Gardelli / Münchner Rundfunkorchester, Orfeo S174881A, 1988

CD は Orfeo C 174 881 A, 1988, としてすでにリリースされている.別に重量盤とかそんなんじゃない極くふつうの LP なので値段も安価い..

本日の収穫:聴物 (コンパクト・ディスク)

  • Lucia Popp "Schubert, Schoenberg, Strauss, Dvořák, Mahler, Brahms", Popp, Gage, Persons, (BBC Legends) IMG BBCL-4148-2, 2002
  • Barbara Bonney "Fairest Isle", Bonney, Heringman, Phantasm, Hogwood, Decca 466 132-2, 2001
  • Mahler "Des Knaben Wunderhorn", Bonney, Goerne, Fulgoni, Winbergh, Chailly / RCO, Decca 467 348-2, 2002
  • Delius "A Village Romeo and Juliet, etc", Dowling, Sharp, Ritchie, Soames, Bond, Dyer, Beecham / RPO, Naxos Historical 8.110982/3, 2004
  • Delius "Sea Drift, etc", Burgess, Terfel, Hicox, etc, Chandos CHAN 9214, 1993, 2001

ポップさんの BBC ライヴはシューベルトやモーツァルト,ドヴォルザーク,マーラー,シュトラウスを歌った BBCL 2405-2 に続く (たぶん) 二枚目.1980 年 8 月と 1983 年 8 月,エディンバラ音楽祭でのライヴ.シュトラウスの「三つのオフィーリアの歌」とシェーンベルクの「四つの歌」は 1991 年に BMG に「ユーゲントシュティール時代の歌曲集」として録音している. 1980 年の方にはドヴォルザーク『民謡調で』も披露している. CD-R も入れれば,これで四番目の音源か.ボニーさんのリュート歌曲集は April 1, 2001 に買ってたんだが,不注意で売っ払ってしまったので買い直し.「子どもの不思議な角笛」は 来日ライヴ でも披露していた「天上の生活」が入っているので.ヒコックス & ターフェルの『海流 その他』はダブりだった orz.ジャケットに騙された.誰か買ってくれませんか? (笑) ナクソスの SP 復刻『村のロメオとジュリエット』は 1948 年の録音で EMI から CMS 7 64386 2 として 1992 年にリリースされていたものだが,トランスファーしたエンジニアは別の人なので新たに起こした音源.おまけは『高い丘の歌』,『イルメリン』前聰曲,『ハッサン』からお馴染みの二曲と『コアンガ』の終景.最後のは 1951 年の録音で,ダットン・ラボから CDLX 7011 としてリリースされている 1934 年の録音とは異なる.もしかしらたアナログで Odyssey Y33284 として出ていたヤツかも知れない.

本日の収穫:讀物

  • 結城浩 "プログラマの数学", ソフトバンク, 2005, ISBN4-7973-2973-4

『プログラマの数学』.こういう分野の本って他にあったっけ? 今まではリュー『離散数学入門』ぐらいしか知らんかった.これを読んで頭に入れておけば 萩谷昌已, "関数プログラミング", 日本評論社, 1998., ISBN4-535-60817-2, も佳く判る? (笑)

2005年4月6日水曜日

Mahler "Symphony No. 4"

  • Mahler Symphony No. 4 in G, M. Price, Horenstein / LPO, EMI (classics for pleasure) 7243 5 74882 2 8, 1971, 2001

Mahler #4

なぜか絵が見える音源がいくつかある.例えば,カルメン・マキ & OZ のセカンドとサードを聴くと,右のような絵が見える.ただし,周囲に木はなく背景は空だけで家はもっとこじんまりしており,小さな丘の上に建っている.人の姿はどこにも見えない.色彩ももっと淡い.だが,雰囲気的にはまさにコレだ.サイズは CD ブックレットのサイズか,せいぜい EP 盤ぐらいの大きさ程度.これがシャレた額に収まって白っぽい壁に掛かっている.この絵は 1985/07/13 に公開された グループ・タック 制作の『銀河鉄道の夜』の後半部「新世界交響楽 (Simfonio la Nova Mondo)」の終わりの方で出てくるんだが,公開時にこの絵を見たときはかなりびっくりした.全景は こんな 感じ.最近はあまりないけど,真冬のクソ寒いときの風呂に入る直前に似たようなのが見えるときもあった.

で,この曲.これの場合はマキ & オズほど具体的な絵ではなくて,むしろ動画っぽく,具体的にどんな絵と指摘するのは難しいんだが,イメージとしてはアーサー・ランサムの『ツバメの谷』とか『ツバメ号の伝書バト』あたりの,カンバーランド丘陵地帯の森の中という感じだ.もちろん行ったことなどないし,見たことすらない.絵が見えるといっても,アバドやカラヤン,クレンペラーにテンシュテット,ベルティーニにショルティにワルターなどいろいろ聴いたことはあるけど,この曲の場合他の演奏ではダメで,ホーレンシュタインとプライスが組んだこの音源でないと出てこない.この辺,いったいどういったシナプス連合ができちゃったんだろう (笑).最初に聴いたのはアナログで小学生の頃.アーサー・ランサムにハマったのは中学生の頃.最後にアナログ聴いてからどのぐらい時間が経っているのかは知らんが,少なくとも 15 年は過ぎているだろう.それがいきなり蘇った.人間の記憶ってどうなっとんのかね〜?

もう一つはショスタコーヴィチの第五交響曲終楽章中間部の弦の息の長い旋律.これも同じくランサムだが『シロクマ号となぞの鳥』でのヘブリディース諸島の高原地帯.初体験はストコフスキー / NSSO だが,こちらはストコフスキーに限らないというのがヘン.

教訓:こういう曲は BGM には向きません.

2005年3月29日火曜日

昨日の収穫:ポップさん,ディーリアス,マーラー

ジャンルごとに別フロアってのは散財予防にエエかも知れんと思えども,タマ数が多いんで詰まるところ予防にならん (笑).

昨日の収穫:聴物

  • Schubert "Rosamunde & Die Zauberharfe", Popp, Vaughan, Tower Records (BMG, RCA) TWCL-1009, 2004
  • "The Very Best of Lucia Popp", EMI 7243 5 85102 2 5, 2003
  • Delius "Koanga, The Song of the High Hills", Holmes, Lindsey, Estes, Groves / LSO, etc., EMI 7243 5 85142 2 3, 1974, 2003
  • Mahler Symphony No. 4 in G, M. Price, Horenstein / LPO, EMI (classics for pleasure) 7243 5 74882 2 8, 1971, 2001

シューベルトの『ロザムンデ』と『魔法の竪琴』各抜粋がお目当てだったが,と〜ぜんの如くそんだけでは済まなかった.二枚組のベスト盤は LuciaPoppファンさん のページで記述 (2004年04月20日2004年04月21日) を見付けて気にはなっていたヤツ.まぁベスト盤だしな〜とか思ってたが,ディスキーと同じように EMI 音源のコンピ盤.ディスキーの『ボエーム』みたいな珍しい曲は入ってない.以前の三枚組ベストがオペラ方面のみをフィーチャしてたのに対し,リート方面をカバーしているのが特色と言えば特色か.

確かビーチャムの抜粋盤があったディーリアスの『コアンガ』だが,グローヴズの全曲盤,いやぁ知りませんでした (笑).アナログと合わせれば一応ディーリアス全オペラが音として聴けることになった.

ホーレンシュタインのマーラー四番,ひょっこり見付かった (笑).

2001年5月12日土曜日

本日の収穫:会社物語いろいろ, ヒナステラ, マーラー, 斉藤由貴いろいろ

本日の収穫:聴物

  1. Ginastera "Piano Concertos No.1, 2", Marinis, Malaval, etc, Naxos 8.555283, 2001
  2. Mahler "Des Knaben Wunderhorn", Popp, Weikl, Davis, Lucky Ball LB0074, 2001
  3. The Special Series "斉藤由貴", キャニオン D32A0154, 1985
  4. 板倉文 "Original Soundtrack from Memories of You (会社物語)", Epic/Sony 28 8H-5054, 1988

 板倉文『会社物語サウンドトラック』,ようやく入手.演奏は Killing Time (清水一登, Ma*To,斉藤ネコ, Whacho,青山純,横山雅史,板倉文) のほか,石井 AQ,渋谷毅,川端民生,藤井信雄も参加.わははは,凄ぇメンツやん.で,待望の非邦楽版『日没』だが,イマイチであった…… ちょっとテンポ速すぎない?

本日の収穫:観物

  1. 市川準 "会社物語", パイオニア LDC SF047-1636, 1988
  2. 斉藤由貴 "微・少女", ポニー G68M0080, 1985?
  3. 斉藤由貴 "漂流姫", ポニー G88M0160, 1986?
  4. 斉藤由貴 "One > Two; Yuki's Tour", ポニーキャニオン PCLP-00035, 1990?

 日本のサン・ラと言われた (言われてない!) ハナ肇主演の『会社物語』,ずっと以前にレンタルで観たことがあっただけだったが,ようやく入手.クレージー・キャッツのメンバー総出演だが,タイトル曲が暗示するとおり切ない内容.イッセー尾形もアブナイ一人芝居を披露.木野花,飯島早苗,筒井真理子とか出てるんだけど,「青い鳥」や「第三舞台」の彼女たちなんかなぁ…… 木野花は準主役級なんで判るんだけど.実際に叩いてるかどうかは判らないけど,ハナ肇のドラミング・スタイル,スネアを主とした典型的なスウィング・スタイルでカッチョエエ.谷啓と桜井センリは実際に弾き & 吹いてるようだけど.

 『微・少女』は,思ったとおり北海道 (クレジットでは富良野市) ロケだが,別にハイジ路線を狙ったわけではないらしい.顔が丸い (笑).ストーリーはよう判らん.なお,『白い炎』では,ほんの少しライヴ映像が流れる.

 『漂流姫』は市川準が脚本 & 監督を担当.曰く

中央政府の斉藤由貴問題協議会は,本日,斉藤由貴に関する出版物,レコード,映像等の一切の発表を,中央政府の決定として,禁止することをあきらかにしました.

という状況下,香港 (推定) に逃亡した斉藤由貴とその周辺を描いたとおぼしき内容.逃亡した斉藤由貴を追いかけて,信者と殺人者がやってくるというわけなのである.わははははは.この状況設定だけで笑ってしまう,こりゃおもろい.冒頭いきなり.「斉藤由貴は〜,その存在そのものが〜危険であ〜る」なんてアジ演説が遠くから聴こえてくる.コンセプトは秋山道男.音楽ディレクターは長岡 (Kazu kun) 和弘.で,ジャケットにはクレジットのない音楽担当だが,花火のあとのご降臨シーンでもしやと思ったとおり 板倉文 であった.というわけで,なかなか佳くできてるのである.しかも,この設定下,斉藤由貴の台詞は最後の最後,(「あなたを観ることが,あなたを好きになることが,なぜ禁じられたか,その理由が判りますか?」という問いかけに対する答え) 「……はい……」だけなのである.ロケ地はたぶん香港.まぁ香港の路地裏のショットを出すだけで,もう匂うようにいろいろ伝わってくる.協力 AXIA ということで,宣伝シーンも出てくる (笑).ジャケットの画像,これ意味不明.どこにも出てこない.

 ライヴ盤,分売不可ゆえ.これで 3 枚目だ (笑).