本日の収穫:観物 (DVD)
- Tarsem Singh "The Cell", パイオニア LDC, PIBF-1369, 2000
『馬の輪切り』が印象深い例の映画. 2 枚組で,メイキング,削除されたシーン (監督自身の解説付き),マルチアングルの特殊効果解説など,おまけがなかなか面白い.映画自体は劇場版『攻殻機動隊』のラスト,素子と人形使いの交感シーンみたいなもんである.監督のターセムは『ヴィジュアル・モンスター』とか呼ばれてるそうだが, MTV 出身ということで判るような気もする.ゴドレイ & クリームとかビョークの一連のクリップとか,とかくインパクトは凄いからねぇ.精神世界探訪ということで「脳の知識」とかも収められているが観難い.オリヴァー・サックスのインタビューでも入れておいてくれれば…… (笑)
主人公キャサリンの脳内探索シーンは,なんか妙にホドロフスキの『ホーリー・マウンテン』に似てるような気がする.エグさもそっくり.『フルメタル・ジャケット』,『メン・イン・ブラック』で怪演を披露していたヴィンセント・ドノフリオがここでも爆発.なんでも劇場上映の際は R-15 の指定を受けたそうだが,神経がチリチリ焦げそうな例のシーンのせいか.
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