今まではモバイル機としてか使っていなかったわけで,それなら C1 である必要はまったくない.第一候補だった Loox S73A や Vaio U (PCG-U3), Libretto L5 (080TNLN 無線爛なし) の方がずっと賢い選択だったはずである (本体のみなら最高で 15 万,下手すると 13 万弱で手に入る).なんと言っても, Libretto のキーボードは打ちやすい.必須アクセサリを加味すると,格差はもっと拡大する.というわけで,これまでの結果で満足してしまったら,「敗け」である.なので,とりあえず, ギガポ (Giga Pocket) 5.0 を試してみた.本室のアンテナ端子は塞がっていて,分配器もないので,寝室 (別名本置き場) でセッティング.
予約は web 経由で,クリック一発の猿仕様.まず,スタンバイ・チェックで適当に一本 1 時間標準モード (4Mbps (720*480)) で.パスワードを設定しない専用ユーザを作ってログインしてスタンバイに落としてから起こしてみると,パスワード・ダイアログが表示され,パスワード不要でもリターン・キー叩かないと先へ進まない.ほんまにこれで録画できるんかと心配になりつつ,『吾輩は猫である』を読みながら待機.スタンバイ時から録画開始の 5 分前ぐらいハードディスクがきゅい〜んと立ち上がる.液晶を起こしてみるとダイアログが表示されている.ふむぅと確認しつつ放置していると,しばらくするうちにハードディスクのアクセスランプが,やる気なさげに点滅し始める.お,これは書き込み中だな,しめしめと思いつつ,どうせ録画中はなにもできん (マニュアルには録画に失敗する場合があると何度も記述してある),うだうだしている間に闇に落ちそうになるが,しばらくしてアクセス音が切れ,しょか〜んという感じでスタンバイ・モードに戻っている.時計を見ると 1 時間経過で,終わったらしい.起こしてファイルを開いてみると,ちゃんと録画されていた.というわけで.スタンバイ録画機能自体は問題なし.容量は 1.8GB 程度.
ついで,安倍吉俊 (C) な『灰羽連盟』を高画質モード (8Mbps (720*480)) で試し録り.なんだかんだ言いながら,けっきょくこれは別室の 20 インチで同時に鑑賞.オープニングのミドル・ワルツには歌詞がないことを確認.へぇ.容量は,終了を 30 分延長したので,なんとかいうサッカー・アニメまで録ってしまい,けっきょく 1 時間強で 3.6GB 程になった.音の方はいずれも MPEG1 Audio Layer2, 256kbps, 16 bit, 48kHz.*1
で,画質だが,うーん,期待していたよりも佳くないように思えるが,それって要求のし過ぎか.それとも,大きな画面 (20 インチ〜 100 インチ) で観ると,また違うのか.記録レート自体は上位機種とも違いはないようだし,差があるのは,チューナ,エンコーダ (でもノート系の最上位機種 vaio GRX シリーズ に載ってるのと同じ) とデコーダ (ノート系はみなソフトウェア) だ.これって,やっぱ大きいですか? あと心配なのが,ポトリの A/V in だと,ビットレートが最高で最大 8Mbps 平均 6MB (720*480)) だという点か.音の方は TV 録画時に同様.
しかし, ギガポ (Giga Pocket) 5.0 をくる〜そ〜なモバイル・マシンに積むなんてことを考えるメーカはあるだろうが,実際にそれをやっちゃったばかりか商品化しちまうようなメーカって,「ふつう」ぢゃないと思える.広大ジャズ研出身者で言うところのガイ*チである.
とりあえず,録画できることだけは確認.あとは DVD-R に焼いてみてから,ということになる.なので,明後日発売予定の PCGA-DVRW1 または相当品待ち.
*1: 後記:その後 mpeg4 になるのかな, Clié 用に変換するアプリもあるので試してみた.ま,そこそこですな.でもメモステの容量が小さ過ぎるんでたいして入らんけど.ギガポのライブラリ機能はトラブルに弱いので閉口.使いもんにならん.まぁ, RD-X3 と MTV3000W がある現在は持っていても無駄なので C1MZX は手放した.
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