ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2014年6月27日金曜日

2014/06/27の収穫:バナナラマ『Wow!』,藤枝守『遊星の民話』,ラッヘンマン,アペルギス,フランチェスコーニ(all Kairos)

2014/06/27 の収穫:聴物篇

【期間限定】コジマ録音 創立40周年 記念セール開催! 一律20%オフ!! - TOWER RECORDS ONLINE

  • Bananarama "Wow!", edsel Rhino EDSG-8032, 1987, 2013
  • 藤枝守 "Planetary Floklore", 高橋アキ, ALM ALCD-34, 1983
  • Helmut Lachenmann "NUN", Nun/Notturno, Gaby Pas-Van Riet, Michael Svoboda, Andreas Lindenbaum, Neue Vocalisten Stuttgart, Jonathan Nott / WDR Sinfonieorchester Köln, Hans Zender / Klangforum Wien, Kairos 0012142KAI, 2001
  • Luca Francesconi "Etymo", Etymo/Da Capo/A fuoco/Animus, Barbara Hannigan, Pablo Márquez, Benny Sluchin, IRCAM, Susanna Mälkki / Ensemble intercontemporain, Kairos 0012712KAI, 2008
  • Georges Aperghis "Teeter-totter", Countretemps/SEESAW/Parlando/Teeter-totter, Donatienne Michel-Dansac, Uli Fussenegger, Emilio Pomárico / Sylvain Cambreling / Klangforum Wien, Kairos 0013222KAI, 2012

以下,wikipediaからの引用.その場で何故か検索することなく,完全なジャケ買いというか博打だったんだが,もしかして当たりだった?

Georges Aperghis

彼の作品は、ヴィンコ・グロボカールと同様にしばしば非常に派手で自己顕示が強いが、暴力性がより低く、より演奏し易い。

Luca Francesconi

「電子オルガンの伴奏屋からプロのジャズピアニストに転向し、ジャズのフュージョン化に疑問を感じてクラシックの音楽の勉強を一からやり直した」あとで、前衛音楽への道に入った。

アゴン・アクスティカ・インフォマティカ・ムジカを創設し、テクノロジーと音楽との関係を探索。その努力は声楽とエレクトロニクスを使った作品「エティモ」に顕著である。

セリエルという楽語で表現するのを避けているが、彼の音楽も全ての素材がさまざまな比率の中で蠢く正嫡の現代音楽である。ヴァイオリンソロのための「デュオロン」では、冒頭に提示した音数と休符数の比率が徐々に楽曲を侵食する。しかし、クラシック音楽以外の音楽に詳しかったためか、彼の音楽は時として現代音楽のおとなしさを打破するほどの苛烈なパワーとスピードに満ちており、これは現在の作風にもいえることである。近年は視覚的要素を伴う大作の発表が多い。

Helmut Friedrich Lachenmann

1970年代末期以降は、用いる特殊奏法は徐々に模倣や学習がしやすいタイプへ傾斜したが、リズムポリフォニーや音域置換などをフル活用して、密度を高める方針を採ったため決して聞き飽きることはない。「塵」にいたってはベートーヴェンの第9の異化を伴うためドイツ国内のタブーに触れてしまい、南西ドイツ放送交響楽団から演奏拒否されたことがある。

日本人と再婚したころから東洋文化への傾倒が顕著となり、日本の「間」に影響を受けた時間構成が近年の特徴になっている。

Das Mädchen mit den Schwefelhölzern

全編が彼の作曲語法であるさまざまな楽器の特殊奏法を駆使した噪音で埋め尽くされている。寒さで凍える手を擦る表現として会場内に配置された合唱団が紙やすりを擦ったり、後半マッチを擦る場面では摩擦音を思わせる音響が様々な楽器音によって奏でられたあと、それまで吹雪などの場面的な音響(作曲者曰く「生楽器によるミュジーク・コンクレート」)を表現していたものが、「ごちそうを見る」などの幻影的な表現としての音響に切り替わる。また唯一舞台に上る登場人物である主人公の少女は舌打ちで『きよしこの夜』のアリアを演奏するといった奇抜な音響が駆使される。最後に少女が昇天していく場面では、日本の雅楽の楽器である笙が用いられる。初演を含む多くの公演では宮田まゆみが演奏を担当した。

ラッヘンマンの作歴全体から見れば、このオペラは今までの彼の作風に無い新しい表現を目指した最前衛の作品というわけではなく、それまでの彼の過去の作曲技法の集大成という事ができる。全一幕で演奏時間は2時間、四管編成の管弦楽で、エレキギターなどの特殊な編入楽器も含む。日本で現在2種類(KAIROSレーベルのドイツ世界初演の録音および、ECMレーベルの日本初演の録音)のCDが発売されているほか、海外ではシュトゥットガルト初演のCD、SWRのバーデン・バーデンのCDもある。ECMから発売された「東京稿」は、オペラの中核とみなされていた「...二つの感情...」の器楽部分が完全に書き換えられており、より静寂を強調した構造になっている。このヴァージョンでは楽譜は発売されていない。

『マッチ売りの少女』はなかったんで,密林でポチりました.

0 件のコメント:

コメントを投稿