ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2000年10月9日月曜日

●シアター松田:ムトゥ踊るマハラジャ, 親指ウォーズ, ウテナ

  1. ムトゥ踊るマハラジャ
  2. The Thumb Wars
  3. 少女革命ウテナ,テレビ版第一話

 The Thumb Wars は,親指人形 (のようなもの) で The Star Wars のパロディ版をやるという大馬鹿もの (誉め言葉).あたしゃ Star Wars なんて観たことないので,細かい所は判らないのだが,基本的にバカ路線で大笑い.アメリカ人の考えるこたぁ,まったく.\(^O^)/

 ウテナは,オヤヂには辛い絵だが,これ匂う匂う,高取英の匂いがぷんぷん. J. A. シーザーが音楽やってるというのは伊達ではない.しかし,シーザーの音楽が全国のお茶の間に流れたのだろうか. \(^O^)/ そんなら, Magma の音楽が流れても,もうダイジョブだね.もう,クリスチャン・ヴァンダーが音楽書いた『トリスタンとイゾルデ』放映してもエエんでないかぃ? しかし,なんだねぇ,女性の男装って,古びないんだね〜.

 スーパースター・ラジニ・カーント & ミーナのコンビによる『ムトゥ踊るマハラジャ』は,延々 3 時間の長丁場. 3 時間というと,『薔薇の騎士』全曲休憩なしと同じくらい.でも,おもろい (で,インドでは太めが基本?).基本的にフィガロ + 貴種流離譚 + 禅譲 + 水戸黄門 / 木枯紋二郎の超娯楽大作.しかし,インドの小室哲哉,インドのスピルバーグはねぇだろ,ヤンキーなんてインド行ったらメロメロぢゃねぇか > リチャード・T・コンロイ, "インド展の憂鬱".マサラのパワー (チベットの密教芸術の凄まじいパワーを見よ) に比べたら,西欧文明とその尻にくっついてる隷属国なんて,屁の河童でしかない.なんてたって,アガルタを隠し持つ謎の国だからね〜.ミーナが 9 種の古典舞踊の訓練を積んでいるのには納得.さすがにピタリと決まる.途中,「マハーバーラタ」が出て来ていたの気付きました?

 音的には,以前,ホルガー・シューカイが『ペルジアン・ラブ』のヒットを飛ばしていたので,それを聴いていれば違和感はない.ただ,ビートはもっと単純になってるな.

 しかし,空気が違うね.始めの方のモブシーンで自転車の大群が出てくるのにはびっくり.そういや,大昔,シンガポールでインド映画 (だったと思う) のテレビ放映を観たが,あれも凄かったよな.なんつーか,世界が違うんだよな〜.

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