ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2008年5月21日水曜日

R.O.D -the TV- #07 薮の中

「木の葉を隠すなら薮の中だな」 © マギー・ムイ.チェスタトンのパクりか (笑).

R.O.D -the TV- (J.C.Staff) 地上波放映分二十話のうち,ストーリーが動き出すまでの部分に限定したとき,壮大な大花火だった第一話を除くと, ねねね と三姉妹が絡むとテレテレな日常篇,アニタが前面に出てくると学園もの,みたいな役割分担が出来てるような先入観がある.読子に替わって三姉妹が担当する分が本来の R.O.D 的な部分なんじゃないかと思うが,そんな中でいちばん印象的だと思える回がコレ.ちなみにイチオシはマギー・ムイ (笑).

本編はサスペンス.俳優の街.というか吹き溜まり.テーマは喪失感.ま〜,こういうサイコ・サスペンスは好きですが (笑).カット割りとかカメラ・ワークとかの演出もそれっぽくて佳い.マギーが (ミシェールの) 返り血の件を押さなかったのは何故か.警察署から叩き出されたアニタの前に呈示されたメッセージ「Jon Smith got his forest Burned down. That's why he planted new trees. A lot, whole lot and a lot more...」,ジョン・スミスのスペルが Jon Smith[偽ミシェールが窓辺で読んでるメッセージでは John Smiths となっている.拘置所でマギーのポケットに入っていたのは Jhon Smith となっている.眞物ミシェールが手にしているメッセージでは John Smith となっている.それぞれ違う訳ね.律儀にスペルを替えているのか (笑).] になっているのは意味があるのか. Burned の先頭が大文字になっているのは何故か,過去分詞が burnt じゃなくて burned なのは何故か[コンプリヘンシヴでもランダム・ハウスでもどちらの用法でも正しいとしているが.]というのは気になるが,ミステリではなくサスペンスなんでしょんがない.『高まりし思考の書』,元ジェントルマンと呼ばれた男で出来た本.ジョーカーが読仙社に渡す.ところで,偽ミシェールの最後はどうなったんだろ? ウィッグだけしか残されてないけど.

どうでもエエが, OP 今聴くと,ドラムスがへちょいな〜.ミックスが表に出てる分だけ目立つ.ベースはそこそこステキなんだけど.ブラス・セクションのフィル・インはカッチョエエんだけどな.

0 件のコメント:

コメントを投稿