ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2003年10月25日土曜日

死刑台のエレヴェーター

  • 【原作】ノエル・カレフ
  • 【監督】ルイ・マル
  • モーリス・ロネ,ジャンヌ・モロー,ジョルジュ・プージュリーほか
  • 〜 1957 年 フランス,ヌーベル・エディション・ド・フィルム制作〜

 音楽が Miles Davis なので録ってみた.もう半世紀近く前のモノクロ作品.いやぁ, Jeanne Moreau が強面でエエ感じ.声はともかく,目付きが凛としてる.花屋のノータリンのバイト娘ヴェロニク (Yori Bertin?) も無邪気なバカ娘でエエ感じ. Jeanne Moreau 演ずる武器商人カララの妻フロランスが, Maurice Ronet 演ずる愛人 Julian Tavernier と共謀して旦那の殺害を謀るが,アクシデントで Georges Poujouly & Yori Bertin? のティーンエイジャー・コンビが乱入というサスペンス.感覚はいかにもドライ.この Tavernier がまた間抜けで,へっぽこには描いてないんだけども,アクシデントに巻き込まれるのも自業自得なのが笑える.なんでも Louis Malle 監督 25 歳の処女作だそうな. Georges Poujouly は『禁じられた遊び』の男の子を演じていたそうで,「へぇ〜」.

 1957 年頃の Miles と言えば, Prestige から Columbia へ移る辺り.ここでは, Kenny Clarke のドラムス,フランス勢のベースとピアノ, Barney Wilen のテナーを従えて,ミュートが爆発.ダークな雰囲気でカッチョエエですなぁ.

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