ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2007年1月1日月曜日

ダニエル・シャルル『ジョン・ケージ』

  • ダニエル・シャルル "ジョン・ケージ", 叢書 言語の政治 #3, 岩佐鉄男 訳, 水声社 (書肆 風の薔薇, 白馬書房), 1987, ISBN4-89176-209-8, (Daniel Charles "Gloses sur John Cage", 1978)

小鳥たちのために』の共著者による 23 の論文集.目次が巻末にあるんでアレだが,四部構成.第三部の「対角線」と題された哲学的考察はとりあえず戯言だとして棚上げ.第四部「パースペクティヴ」もそれに準ずるが,コンパクトな「ジョン・ケージ」と「龍安寺註解」は面白いので除く.第一部「アプローチ」は並みで第二部「作品紹介」が, 1948 年のソナタとインタールードから 1973 年の「エトセトラ」までしかカバーしてないという難点はあるが,いちばん面白い.ヘチョい読者で済みません. ポール・グリフィス "ジョン・ケージの音楽", 堀内宏公 訳, 青土社, 2003, ISBN4-7917-6050-6, (Paul Griffiths "Cage", 1981) の方がオモロかったッス.

第四部第二十章の「ユートピア的実践」の末尾にある例として上げられた音楽のリスト.

  • John Cage "Sonatas and Interludes"
  • John Cage "4’33""
  • John Cage "Variations IV"
  • La Monte Young "13 I 73 5:35-6:14:03 PM NYC"
  • La Monte Young "Drift Study 14 VII 73 9:27:27-10:06:41 PM NYC"
  • Steve Reich "It's gonna rain"
  • Steve Reich "Piano Phase"
  • Terry Riley "in C"
  • Terry Riley "ボビノ座のゴーデック姉妹"
  • ペルランパンパン・フォーク "ガブリエル・ワルツ"
  • アラ・ラカ "ルパーク・ターラ" (タブラ・ソロ)

テリー・ライリーの『ゴーデック姉妹』って,例によって即興だったんだろうか.

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