「ノワールはヨーロッパ千年の闇だと」 © パウロ．そりゃソルダは最古の職業ですんで．たぶん国家という枠組みができた頃からあるんでしょう．
あのさ，「契約書」っていったい何だったの．何で欲しがったの．というのが一つ．二つ，ちゃんと役割分担を考えてますか，ミレイユ．あんたばっかり楽してない？ 走り回ったり転んだり腕を負傷したり水中に潜ったりバンジー・ジャンプしたりしてようやくマフィオーソ二人を倒しただけでなく， 30m 以上の距離から不自由な右手でシルヴァーナの短剣を撃ち折るという驚異的な技を見せる霧香に「あんたみたいに下品な殺し」とは，虐待ですかヤッカミですか (笑)．
A パート，シルヴァーナの死の接吻，踊り場の外の草叢から覗いているのは霧香．シルヴァーナも気付いている．焦点がちゃんと移動する．
真下耕一の裏社会講座．封建貴族の領主から領地の管理を任された農地管理人．土地に根付かない貴族に替わって，彼らが地方の支配者となっていった．これがマフィア＝コーザ・ノストラの起源．
契約書の内容は不明． 1791 年 9 月 5 日，パレルモの貴族ベルナルド・メッシーナと農地管理人ミケーレ・グレオーネの署名入り．立会人としてソルダ．
- part A サブ・タイトル前
- 霧香ナレーション． "les soldats"． 0’20"．
- (※) イントッカービレちびシルヴァーナとちびミレイユが断崖で．ピアノのアルペジオ曲． 0’28"．
- part A サブ・タイトル後
- 山中の射撃訓練．右腕を負傷した霧香は左手で．どこも怪我してないミレイユは右手で〜イントッカービレと向かい合う回想含み，やっぱり気後れしているミレイユ． 第一話 以来久々の "romance" からラッサン部． 1’12"．
- シチリア行きの荷造りなのになぜか "corsican corridor"．一足お先にシルヴァーナ，パウロ，ドミニクス． 1’00"．
- ちびシルヴァーナとちびミレイユが断崖で花輪交換． "at ease"． 1’16"．
- (※) 断崖で「わたしには畏れはない」が「あんたはどうなの？」と迫るちびシルヴァーナ〜切り掛かるシルヴァーナ，花輪と前髪が少し切り落とされる〜過去にそういう経緯があった場所に戻って来たミレイユ， (こんなヘタレとツルんでて大丈夫なのかと) 心配そうな霧香〜霧香を先にホテルへ帰らせ，グレオーネ家 (？) の跡地を訪れるミレイユ． 第一話 B パートでの霧香の「わたしは誰？ わたしはノワール．それ以外は何も判らない」で使われていたタイトル不詳のシンセ曲． 1’32"．
- (※) 霧香「あれが，イントッカービレ」．アイ・キャッチ直前でやがやがやがやが やががやががやが． 0’08"．
- part B
- 五年前に父を刺したリベオの僧院でシルヴァーナ〜二手に分かれて乗り込む二人〜左手では狙いが定まらない霧香〜四阿に向かうミレイユ〜パウロ vs 霧香〜ドミニクスに追われて水道に逃げ込む霧香，転んだ拍子にどうにかなった左手ダメぽ，どうする〜右腕の包帯をほどいて拳銃を右手に固定し，水中撃ちでパウロを倒す〜ドミニクス vs 霧香〜尖塔を駆け登る霧香，追うドミニクス〜逆さバンジー！． "salva nos"． 4’06"．
- 右脚に巻き付けたロープから逆さ吊りになっている霧香〜四阿のミレイユ． "salva nos" のア・カペラ・コーラス．近くから． 0’19"．
- (※) シルヴァーナ「待っていた (遅ぇぞ)」〜ミレイユに銃口を向けられても怯むことなく父を刺した短剣を抜いてミレイユに切り掛かる〜手も足も出ないミレイユ〜霧香到着「ミレイユ！」． 第八話 で出て来たチープな音色による 4 + 2 の六拍子のオルガン曲． 0’50"．
- 落日〜「下品な殺し．あんたみたい」とはあんまりなミレイユ〜約束どおり契約書入手〜「どういうことなの」って，いったい何が目的で契約書を入手したんだよ．"sorrow"． 0’42"．
- 比率
- 11’53" / 20’40" = 57.5% (08’47")．
四分を超す "salva nos" 流しがある割りには，反含有率過去二番手を更新という意外な結果になった．サントラでも 4’28" なので，ほぼ丸々一曲流したわけだが，シルヴァーナ vs ミレイユといういちばんのクライマクスが背景に一音もなかったもんな．
次回はいよいよ第三の処女こと自称真のノワール万能殺人猫娘クロエが登場する．ミレイユと霧香のスーツ姿も拝めます．霧香のは学校の制服みたいに見えるが (笑)．ところで，逆さ吊りからどうやって復帰したんだろ．
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