ぐる式 (貳) より引っ越し作業中.未完.

2007年12月24日月曜日

ef – a tale of memories. #12 love - coda. dream

  • ef - a tale of memories. DVD 1 (long version)
  • ひぐらしのく頃に 実写版

「うれし恥ずかし Boy's Love ですか」 © 羽山ミズキ.

最終回.まだまだ引っ張る千尋ー麻生篇. OP は初めての日本語バージョン.日本語で ok. My Woman fron To-K-Yo.最後のセンテンスから頭へ戻る.絵もあちこち変わってるな.なるほど,本編,とくに千尋ー麻生篇と合致している……わけですか.とくに印象的な,みやこー景ー千尋と続く粉砕シルエット少女では,それぞれ破砕されることなく救い主が現れる.その後の緊縛鎖少女では鎖もろとも破砕されていたのが,今回は鎖だけ砕け散る.なるほど〜.というわけで,本編を見なくても結末が判るようになっている親切仕様.

しまった,辞書引きをサボってたら,先にやられてもた.「幸せな(ユーフォリック)場所(フィールド)」だそうである. euphoric は,そういや『Speed Grapher』でも 出て来てた 語だが,幸福感,多幸症,病的快感の意味.本来は心理学用語で,感情の病的高揚状態で,非現実的幸福感を持つ,とされている.不吉だ (笑).まぁ,一度廃棄された日記メモ書きを回収しようなんざ無謀の極みであるわけだが.どうでもエエが,火村が千尋のタイム・リミットの件に関して「忘れてしまうんじゃない,脳に記憶されないんだ」みたいなことを言ってたが,え〜と,それだと早晩読み返して再度留めておくことができる量を超えてしまうんじゃないかと思うんだけど,その場合どうなるんだろ.取捨選択して空き容量に収まるサイズに何とか入れ込むんだろうか.何か特殊な圧縮技術でもあるんだろうか.どういう方法にせよ,シナプス連合が形成されないわけだから,とってもとっても非効率的なんだろうな〜.

後半は雨宮優子のモノローグから始まる結尾部.新世界交響楽が鳴っているであろう音羽駅に降り立つ火村夕.ここって廃線じゃなかったっけ.時空が歪みましたか (笑).この二人,四方が (無理矢理) 丸く収まったのを確認したみたいだが,それはともかく,いったい何しに出て来るんだろう.火村は千尋の保護者的側面があるけど,雨宮の方は何かもう似非宗教家みたいで,何か役に立ってますか.第二期で活躍するんですか (笑).

とてつもなくステレンキョウな設定にリリカルな音楽,シャフト一流の小技の効いた画面群,いや〜,突拍子もなくて,なかなか佳かったんじゃないかと.少なくとも, OP は CDS を買うぐらいお気に入りな訳で. ED はヘタクソでどれも聴くに耐えんかったけどな (笑).なんでかな,『月詠 -Moon Phase-』は名曲揃いだったのに.

麻生の小説

そこは,僕のお気に入りの場所だった.静かで人の来ない無人駅は,一人で本を読むのに最適だった.
 だけど—
 今日は先客がいた.
 それは— 四十五秒未満の邂逅だった.

実際は頭の一字落ちなし.

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